English Style PRODUCT BY オリコン顧客満足度

スタディサプリ人気講師に聞く、TOEICで「忘れる」or「聞き逃す」、どちらのリスクが大きい?

【関正生先生(9)】TOEIC人気講師が教えるスコアアップのコツ

 「TOEIC Listening & Reading Test」は、リスニング(聞く)とリーディング(読む)の2つの“英語力”を測定する。リスニングセクションは、約45分間、会話やナレーションを聞いて100問の設問に解答していく。4つのパートに分かれていて、Part 1からPart 4にかけて難しくなる。今回は、Part 3(会話問題)の解き方のコツを、英語講師歴20年の関正生先生に聞いた。

Vol.9:TOEICで「忘れる」or「聞き逃す」、どちらのリスクが大きい?

―――リスニングの Part 3は問題が長くなります。1つのセンテンスに対して設問が3つ。うまく解くコツはありますか?

関正生先生(以下、関先生) よく話題になるのは、問題文を聞きながら、設問に目を通すか通さないかです。これは人によりけりですが、試験会場の雰囲気では聞きながら解いていく人が多いようです。ページをめくる音が明らかに早い。

 聞きながら解く人は問題文に集中できるのかなと思いますが、「聞いたことを忘れてしまうから」という彼らなりのロジックがあるようです。

 「忘れるリスク」と「聞き逃すリスク」を考えたら、僕は聞き逃すリスクのほうがこわいので、しっかり聞くことに集中します。この選択は強制することでもないし、人それぞれだと思います。

―――「聞いたそばから忘れてしまう」のを防ぐ方法はありますか?

関先生 忘れないためのコツは「当事者意識」を持つことです。「アナウンスは自分に向けられていると思え」ということです。例えばミーティングの話が出たら、自分のミーティングだと思って聞く。「金曜日の1時からミーティング」っていわれたら「飯の後じゃん」って思う感覚。「金曜の夜」っていわれたら「行きたくない」って思う。こういう気持ちが記憶に残る。これが当事者意識です。
  • 【関正生先生(9)】TOEIC人気講師が教えるスコアアップのコツ

 フライトのアナウンスも自分のフライトだと思えばいい。 忘れるわけにいかないので真剣に聞く。結局、TOEICテストで聞いたことを忘れてしまうのは「当事者意識」がないからです。つまり、 助手席に乗っていると道を覚えないのと同じです。

 ちなみにもう1つ細かいテクニックを言うと、当事者意識を持つためには、背景知識を知っておくこともカギになります。つまり飛行機に乗ったことがない人が飛行機のアナウンスに当事者意識を持つのは難しい。大学生がビジネスの商談や引退パーティの流れや作法を理解するのは無理がある。ただ、問題集を活用して、ある程度の数をこなしながら、自分が経験したことに落とし込めばなんとかなるものです。

 テスト本番で当事者意識を持って取り組めばリスニングも30点40点スコアは上がるはず

 「当事者意識」に加え、もう1つ大事なのは「イメージング」です。英語が流れてきたらそれを頭の中で情景などをビジュアライズする。2週間ぐらい練習したらできるようになります。言葉は忘れても映像は忘れにくい。4コマ漫画ぐらいに話の展開を4つの絵で描けるようになればしめたものです。

 例えば、テーブルの上に資料がおかれている様子とか、たくさん人が集まって満席だとか、状況を頭の中で可視化できれば、自ずと選ぶべき答えがわかるようになります。

 聞くことに集中することができるのは、「当事者意識」と「イメージング」を使えばこそなんですね。
  • スタディサプリ講師、関正生氏

【プロフィール】
関 正生(せき・まさお)
スタディサプリ講師。慶應義塾大学文学部(英米文学専攻)卒業。TOEICはほぼ全ての公開テストを受験し、問題分析や傾向変化を研究。990点満点を取得しつづけている。2016年からの新形式問題でも満点取得済み。
著書『世界一わかりやすいTOEICテストの授業』(KADOKAWA)などの「世界一わかりやすい」シリーズはベストセラーとなり、多くの世代の学習者に読み継がれている。
過去教鞭をとった予備校では、250人教室満席、朝6時からの整理券配布、立ち見講座、1日6講座全席満席なども。
【Information】
■スタディサプリ:https://studysapuri.jp/course/teachers/sekimasao/(外部リンク)
■twitter:@sekimasao(外部リンク)

(文:柏野裕美)
オリコン日本顧客満足度ランキングの調査方法について

■禁無断複写転載
オリコン顧客満足度ランキングの著作権その他の権利は、株式会社oricon MEに帰属していますので、無断で番組でのご使用、Webサイト(PC、モバイル、ブログ等)や雑誌等で掲載するといった行為は固く禁じております。