英語の質問で会話を盛り上げよう！シーン別に使える質問例を紹介

　ある程度英会話ができるようになっても、「何を話したらいいかわからない」、「なかなか会話が続かない…」と悩む人も多いのではないでしょうか。そういったときは、質問を活用するのがおすすめです。

　さまざまな質問を投げかけることで相手を知ることができ、自分から質問すれば、英語が苦手でも会話が続きやすいというメリットがあります。

　また、質問は事前に準備ができる点もメリットです。相槌を打ったり、相手の返答を掘り下げたりすることで、会話を盛り上げましょう。今回は、英語で会話をするときに使える質問の例を、シーン別にご紹介します。

目次
■挨拶で使える英語の質問例
■初対面で使える英語の質問例
■趣味や好きなことを聞く質問例
■相手の意見を聞く質問例
■聞き取れない・わからないときの質
■ビジネス上の雑談で使える質問例
■会話の最中で使いたい質問例
■英語の会話で選ぶべきではない話
■質問を活用して英語での会話を楽しもう！

挨拶で使える英語の質問例

　初対面の人でも友人や知人でも、挨拶は基本です。「Hi」や「Hello」などの挨拶に続いて、相手を気遣うような質問ができれば、スムーズに会話に入ることができ、相手との距離も縮まるでしょう。

　まずは、挨拶の際に使える英語の質問例をご紹介します。

How are you doing?
（調子はどうですか？）

How have you been?
（どう過ごしていましたか？）

How's everything going?
（ご機嫌いかがですか？）

初対面で使える英語の質問例

　初対面の人とは、お互いに自己紹介をしますが、その際に相手について質問することで会話が弾みます。ただし、あまり踏み込みすぎると失礼になる可能性があるため、どこから来たのか、どのような仕事をしているかなど、ライトな質問に絞りましょう。

　ここでは、初対面で使える英語の質問例をご紹介します。

May I ask where you are from?
（どこ出身なのか聞いてもいいですか？）

Where do you live?
（どこに住んでいますか）

What kind of work do you do?
（どのような仕事をしているのですか）

Is this your first time in Japan?
（日本は初めてですか？）

Could you tell me what is your country like?
（あなたの国がどのようなところか教えてもらえますか？）

趣味や好きなことを聞く質問例

　相手の趣味や興味があること、好きなことについて質問すれば、英語の会話が盛り上がるはずです。自分との共通点を見つけるためにも、どんどん質問しましょう。

　ここでは、英語で趣味や好きなことを聞く質問例をご紹介します。

What are your hobbies?
（趣味は何ですか？）

What are you currently reading?
（最近どのようなものを読んでいますか？）

What do you like to do when you have free time?
（暇な時間があったら何をするのが好きですか？）

Do you have any hidden talents?
（何か隠れた才能を持っていますか？）

What kinds of things are you into lately?
（最近はまっていることはありますか？）

相手の意見を聞く質問例

　英語で会話をしていて、自分の考えに対し、相手の意見や返答が欲しい場面もあるでしょう。そういったときに使える質問例をご紹介します。

＜会話の途中で使いたい質問例＞

What do you think about this?
（これについてどう思いますか？）

Do you agree with my opinion?
（私の意見に賛成しますか？）

Do you have any ideas about this issue?
（この件について何かアイディアはありますか？）

What do you think we should do if ... ?
（もし〜ならどうしますか？）

What do you want to do?
（あなたはどうしたいですか？）

聞き取れない・わからないときの質問例

　会話中に英語が聞き取れなかった場合、そのままにすると後から辻褄が合わなくなったり、相手に「話を聞いていないのでは？」と不信感を持たれたりするかもしれません。あまりに聞き返すのは失礼になるかもしれませんが、聞き取れなかったりわからなかったりする場合に、どのように聞くべきか覚えておくといいでしょう。

　ここでは、聞き取れない・わからないときの質問例をご紹介します。

Could you speak more slowly?
（もう少しゆっくり話してもらえますか？）

I beg your pardon?
（もう一度言ってもらえませんか？）

I'm sorry I missed it, so would you say that again?
（すみませんが聞き取れなかったのでもう一度言ってもらえませんか？）

What do you mean by ... ?
（〜とはどういう意味ですか）

ビジネス上の雑談で使える質問例

　欧米では、ビジネスで本題に入る前に、スモールトークでコミュニケーションを図ることがよくあります。ただし、あまりプライベートなことを聞くと失礼と思われることがあるため、当たり障りのない話題を用意しておく必要があるでしょう。

　ここでは、ビジネス上の雑談で使える質問例をご紹介します。

How was your weekend?
（週末はどうでしたか？）

How was the weather in ... when you left?
（出発するとき〜の天気はどうでしたか？）

Did you hear about ... ?
（〜について聞きましたか？）

How did you get into this line of work?
（この仕事に就いたきっかけは何ですか？）

How long have you been with ABC Company?
（ABC社で働いて何年になりますか？）

会話の最中で使いたい質問例

　英語で質問をして相手が答えてくれても、ただあいづちを打つだけでは会話が広がりません。その話題を掘り下げるための質問もいくつか覚えておくといいでしょう。

　ここでは、会話の最中に使いたい質問例をご紹介します。

What do you mean?
（それはどういうことですか？）

How come?
（どうしてですか？）

How was it?
（どうでしたか？）

What did you think about it?
（それについてどう思いましたか？）

Did it surprise you?
（驚きましたか？）

英語の会話で選ぶべきではない話題

　英語で会話をする上で、よほど親しい相手でなければ選ぶべきではない話題があります。日本では何とも思われなくても、英語圏の文化では「プライベートすぎる」、「個人情報を探っているのか？」と思われることもあるため、注意が必要です。
　
　ここでは、英語で会話する上で、特に親しくならないうちはふれるべきでない話題をまとめました。

＜英語での会話でふれるべきでない話題＞
・年齢
・宗教
・政治
・容姿や体型
・収入
・学歴
・ジェンダー
・結婚や交際

　特に見た目については、「スタイルがいいですね」、「目の色がきれいですね」などと、褒めるつもりで話題に出すこともあるでしょう。しかし、本人にとってはコンプレックスの可能性もあり、初対面ではふれるべきではないとされています。

　このほか、日本人がよく選びがちな話題に「血液型」があります。血液型占いは日本以外ではあまり一般的ではなく、自分の血液型を知らない外国人も多いため、個人的すぎる話題として敬遠される可能性があるので注意してください。宗教や文化によっては、「占い」もタブー視されることがあるため、避けたほうが無難です。

質問を活用して英語での会話を楽しもう！

　英語がある程度できるようになり、会話を楽しみたくても「何を話したらいいかわからない…」と悩む人は多いようです。そういったときは、投げかけるだけで会話が弾むため、ある程度質問を用意しておくといいでしょう。

　ただし、英語圏では、親しくないうちは避けるべき話題もありますから注意が必要です。相手に配慮しながら、英語での会話を楽しんでください。

　より英会話を楽しみたいというときは、英会話スクールを利用するのも手段のひとつです。オリコンでは、日本最大級の規模で調査を行い、「英会話スクール　オリコン顧客満足度ランキング」を発表しています。スタッフやカリキュラム・教材、学習効果など、さまざまな視点のランキングを確認できますので、英会話スクール選びの参考にしてください。

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