TOEICスコアレベルの目安を解説!点数別の英語力と評価基準

TOEICスコアレベルの目安を解説!点数別の英語力と評価基準

TOEIC(Test of English for International Communication)は、英語力を測るための標準的な試験のひとつです。主に、ビジネスシーンにおける実践的な英語能力を測定することを目的としているため、多くの企業や教育機関で英語力の評価基準として採用されています。

しかし、TOEICのスコアがどのように決まるのか、スコアを伸ばすために何をすれば良いのかを理解しているわけではないかもしれません。

本記事では、リスニングとリーディングの英語力を測るTOEIC Listening & Reading Test(TOEIC L&R)のスコアの仕組みやスコア別の英語レベルの目安、そして効果的な勉強法やスコアアップのコツについて解説します。
MCA達成&成功コーチング 代表 福田美智江

監修者MCA達成&成功コーチング 代表 福田美智江

17歳まで海外で生活。小学校はポルトガル語教育、中学校は日本語教育、高校は英語教育を受ける。15年間英会話教室を主宰した後、2012年にMCAを設立。「MCA達成&成功コーチング」では、「世界に通用する才能を育てる」活動を行っている。

mokuji目次

  1. TOEICテストの仕組みとは?
  2. TOEICスコアと英語レベルの目安【点数一覧表】
    1. 初級レベル(TOEICスコア10点〜215点)
    2. 基礎レベル(TOEICスコア220点〜465点)
    3. 中級レベル(TOEICスコア470点〜725点)
    4. 上級レベル(TOEICスコア730点〜855点)
    5. 最上級レベル(TOEICスコア860点〜990点満点)
  3. 就職や転職で評価されるTOEICスコアの基準は何点から?
  4. TOEICスコアを効率的に上げるための勉強法とコツ
  5. 効率的な勉強法を継続して、TOEICでハイスコアを目指そう

TOEICテストの仕組みとは?

TOEIC Listening & Reading Test(TOEIC L&R)は、リスニングとリーディングの2つのセクションで構成されています。

各セクションは495点満点で、合計990点満点です。実はTOEICに0点はありません。リーディングの最低点が5点、リスニングの最低点が5点と定められているため、1問も正解していなくても、10点は取ることができます。

また、各セクションの点数は、単純に1問5点として加算される仕組みではないことがわかっています。ただし、スコアは5点刻みで評価され、総合スコアも5の倍数で表されます。つまり、751点というような、5の倍数ではないスコアは存在しません。

なお、各問題の配点はその問題の難度に応じて調整されています。例えば、多くの受験者にとって難しいと判断された問題は、正解した場合のスコアが高くなります。

これにより、試験の公平性が保たれ、異なる試験回でも受験者の実力が正確に反映される仕組みになっているのです。

TOEICスコアと英語レベルの目安【点数一覧表】

TOEICスコアと英語レベルの目安【点数一覧表】

TOEICスコアは、受験者の英語力を5つのレベルに分けて評価しています。TOEICスコアの英語レベルを理解することで、自分の英語力がどの位置にあるかを把握し、目標とするレベルに向けて適切な対策を立てることが可能です。

以下の一覧表に各レベルのスコア目安と具体的な英語力をまとめました。

区分

スコア目安

具体的な英語レベル

E:初級レベル

10点〜215点

英語でコミュニケーションができるまでに至っていない

D:基礎レベル

220点〜465点

通常会話で最低限のコミュニケーションができる

C:中級レベル

470点〜725点

日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる

B:上級レベル

730点〜855点

どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている

A:最上級レベル

860点以上

ノンネイティブとして十分なコミュニケーションができる

初級レベル(TOEICスコア10点〜215点)

TOEICスコア10点〜215点は、英語の基礎的な知識はあるものの、英語でのコミュニケーションができるまでに至っていない段階です。基本的な英単語やフレーズは理解できても、複雑な文章や会話には対応できません。

このレベルでは、TOEIC対策よりも英語の基礎固めを優先しましょう。中学校で習う単語や文法からやり直し、英語学習の習慣を身に付けることが大切です。

基礎レベル(TOEICスコア220点〜465点)

TOEICスコア220点〜465点は、ゆっくり話してもらったり、繰り返しや言い換えをしてもらえれば簡単な会話を理解できる段階です。

身近な話題であれば応答も可能ですが、語彙・文法・構文ともに不十分な部分が残ります。ビジネスの場面で英語を使いこなすことは難しいでしょう。

高校英語の復習が効果的な段階といえます。苦手な文法や覚えきれていない単語を徹底的に復習してください。あわせてTOEICの出題形式を事前に把握しておくことも重要です。

中級レベル(TOEICスコア470点〜725点)

TOEICスコア470点〜725点は、通常会話であれば要点を理解し応答にも支障がない段階です。日常生活のニーズを満たし、限定された範囲内であれば業務上のコミュニケーションも可能になります。公開テストの平均スコア615点もこのレベルに該当します。

このレベルでは、TOEICならではの頻出単語を押さえることが重要です。公式問題を繰り返し解き、TOEICの音声や英文に慣れていきましょう。

一般的に600点を越えるレベルから履歴書に記載するとアピールになるとされています。さらに上を目指すなら、ビジネス関連の記事を読んだり、プレゼンテーションの音声を聞いたりして実践的なスキルを磨きましょう。

上級レベル(TOEICスコア730点〜855点)

TOEICスコア730点〜855点は、通常会話を完全に理解でき応答も速い段階です。話題が特定分野にわたっても対応できる力を持ち、業務上も大きな支障はありません。多くの企業が海外駐在員に求める最低ラインがこのレベルとされています。

ここからさらにスコアを伸ばすには、パートごとの解答テクニックも必要です。TOEIC特化の参考書を活用し、苦手パートを重点的に対策しましょう。

最上級レベル(TOEICスコア860点〜990点満点)

TOEICスコア860点以上は、ネイティブスピーカーと同等のコミュニケーション能力を持ち、あらゆるビジネスシーンに対応できる段階です。高度な専門書を読んで理解でき、専門外の分野の話題に対しても十分な理解とふさわしい表現ができます。

このレベルに達したら、英語の聞く力・読む力は十分です。スピーキングやライティングの学習にシフトし、より実務で使える総合的な英語力を身に付けていきましょう。

就職や転職で評価されるTOEICスコアの基準は何点から?

就職や転職で評価されるTOEICスコアの基準は何点から?

就職活動で英語力をアピールするなら、まずは600点以上を目指しましょう。企業が新入社員に期待する平均スコアは550点程度とされており、一般的に600点を超えれば履歴書に記載して差し支えないレベルといえます。

中途採用や海外部門への配属、外資系企業への転職では、700点から800点以上が求められる傾向にあります。企業が海外部門の社員に期待する平均スコアは690点といわれ、英語を使う仕事を希望するならより高い目標設定が必要です。

また、業界によっても求められるスコアは異なります。

IIBCが公表している企業・団体向けIPテストの業種別データによれば、たとえばマスメディア業界のTOEIC L&Rの平均スコアは約639点と比較的高く、日常的に英語情報に触れる機会が多い業界であることから、就職・転職時には600点後半以上を目標にすると評価されやすい傾向があります。

また建設業界のTOEIC L&R平均スコアは約479点で、英語使用頻度は限定的な職種が多いものの、海外案件や技術職を志望する場合は600点以上を目指すことで差別化につながるでしょう。

このように、業界や職種によって求められるTOEICスコアの水準は異なるため、志望先に応じた現実的かつ戦略的な目標設定が重要です。

※参考:TOEIC® Program DATA AND ANALYSIS 2025

TOEICスコアを効率的に上げるための勉強法とコツ

TOEICスコアを効率的に上げるための勉強法とコツ

リスニング力の強化には、シャドーイングやディクテーションが効果的です。

ネイティブの発音やスピードに慣れるため、英語のニュースやポッドキャストを毎日聞く習慣をつけましょう。加えて、1.2〜1.5倍速で聞く速聴を取り入れると、効果を実感しやすくなります。

リーディング対策では、単語帳やアプリを活用して語彙力を高めることが重要です。また、文法・語彙問題だけのPart5など、点数の取りやすいパートから集中的に攻略していく戦略もおすすめといえます。

公式問題集や模試を繰り返し解き、本番の形式や時間配分に慣れておくことがスコアアップの近道です。特にリーディングでは時間内に解ききれるかがカギとなるため、ペース配分の練習を欠かさずおこないましょう。

関連記事:就活で有利なTOEICの点数は?いつまでに受けるべきかも徹底解説

効率的な勉強法を継続して、TOEICでハイスコアを目指そう

TOEICでハイスコアを目指すためには、まず現在の自分の英語力を把握し、それに応じた具体的な目標スコアを設定することが大切です。

また、リスニングとリーディング、それぞれのセクションの形式や問題の種類を理解し、それにもとづいた効果的な学習計画を立てます。

さらに、模擬試験を活用したり、TOEIC対策に精通した講師やコーチのサポートを受けたりすれば、自分の弱点を把握し、学習方法を改善することが可能です。

TOEICでハイスコアを獲得するためには、計画的な学習と日々の努力がカギとなります。自分に合った勉強法を見つけて継続することで、目標としているスコアに近づくことができるでしょう。

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MCA達成&成功コーチング 代表 福田美智江

監修者MCA達成&成功コーチング 代表 福田美智江

17歳まで海外で生活。小学校はポルトガル語教育、中学校は日本語教育、高校は英語教育を受ける。15年間英会話教室を主宰した後、2012年にMCAを設立。「MCA達成&成功コーチング」では、「世界に通用する才能を育てる」活動を行っている。

小学生〜社会人に「英会話コーチング」、リーダーに傾愛力®(人を理解し、サポートする力、そして、人を元気にする力を持っていること)講座やセッション、

保育園・幼稚園・学校・教育委員会に研修を行なう。小学校のPTA会長歴あり。3人の子どもを持つ母親。5冊の著書がある。2025年に「社会文化功労賞」受賞。

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