英語会議で使えるフレーズ集!会議の場面別・状況別に解説

英語会議で使えるフレーズ集!会議の場面別・状況別に解説

英語会議ではどのように話せばいいのか、相手に失礼のないように振る舞えるか、不安になる人も多いかもしれません。しかし、適切なフレーズを覚え、しっかり準備することで、誰でも自信を持って英語の会議に参加できるようになります。
また、英語会議では、積極的な発言を求められるなど、日本の会議とは異なる点が多くあります。円滑な会議運営には、文化的な違いやコミュニケーションスタイルの違いを理解することが不可欠です。

本記事では、英語会議で役立つフレーズを、場面別・状況別に解説。初めての英語会議でも、自信を持って発言できるようになります。具体的なフレーズや実践的なアドバイスを通じて、英語会議スキルを向上させてください。

mokuji目次

  1. 英語での会議の準備でしておくべきこと
    1. 会議のアジェンダを作成する
    2. 会議に必要な資料を準備する
    3. 会議で使う基本フレーズを確認しておく
  2. 英語で会議を開始するときに使えるフレーズ
    1. 会議の挨拶と目的を伝えるとき
    2. スモールトークをするとき
    3. 自己紹介をするとき
    4. 会議の目的とアジェンダの説明をするとき
  3. 英語での会議で発言するときに使えるフレーズ
    1. 会議で自分の意見を述べるとき
    2. 賛成・反対意見を述べるとき
    3. 会議で質問をするとき
    4. 問題の指摘と解決策を提案するとき
    5. 会議で合意を求めるとき
  4. 英語での会議を締めくくるときのフレーズ
  5. 英語での会議の状況別、使えるフレーズ
    1. 聞き手に反応を求めるとき
    2. 質問に答えるとき
    3. 次の議題に進めるとき
    4. 意見を述べたいとき
    5. 賛否を問われたとき
    6. 話に割って入るとき
    7. 質問をしたいとき
    8. 不明点・疑問点を確認したいとき
    9. 発言が聞き取れなかったとき
  6. 英語のオンライン会議で使えるフレーズ
    1. オンライン会議で画面を共有するとき
    2. あいづちを打つとき
    3. オンライン会議を終えるとき
    4. 機器のトラブルが起きたとき
  7. 英語での会議をうまく進めるコツ
    1. ジェスチャーを交える
    2. 聞き取れないときはすぐに聞き返す
    3. 英語に不慣れであることを伝える
  8. 継続的な練習で、英語会議の不安を克服しよう

英語での会議の準備でしておくべきこと

英語での会議に臨む際には、事前の準備が重要です。しっかりと準備を行うことで、会議中に自信を持って発言できるだけでなく、進行がスムーズになります。それにより、会議の参加者と効果的にコミュニケーションを図ることができるでしょう。

会議のアジェンダを作成する

まずは、英語での会議のアジェンダの作成から始めましょう。アジェンダを作成すると、会議の目的や進行の流れが明確になり、参加者全員がスムーズに議論を進められるようになります。アジェンダには、下記のような項目を含めてください。

<会議のアジェンダに含める項目>
・会議の開始時刻と終了時刻
・各議題の時間配分
・各議題の担当者
・会議の目標

会議に必要な資料を準備する

英語での会議で使用するプレゼンテーション資料やレポート、データシートなど、議論に必要な情報を事前に用意しておきます。それらの資料が整っていると会議の進行がスムーズになり、参加者全員が議論に集中することが可能です。

会議で使う基本フレーズを確認しておく

英語での会議で頻繁に使われるフレーズや表現を事前に覚えておくと、自信を持って発言できるようになります。
次の段落より紹介するフレーズを、まえもって何度も練習しておくのがおすすめです。

英語で会議を開始するときに使えるフレーズ

英語で会議を開始するときに使えるフレーズ

英語での会議は、最初の印象が大切になります。また、会議開始時のスモールトークは、参加者同士の緊張をほぐし、良好な関係を築くための貴重な時間です。会議をスムーズに進行することで、会議全体の雰囲気をやわらげ、円滑なコミュニケーションを促進します。

会議の挨拶と目的を伝えるとき

会議を始めるときは、挨拶と目的を伝えます。これにより、参加者全員が会議のテーマと目的を理解し、スムーズに議論を開始することが可能です。

Good morning / afternoon, everyone. Thank you for joining today's meeting.
「皆さん、おはようございます/こんにちは。今日の会議に参加していただきありがとうございます」

The purpose of today's meeting is to discuss our quarterly sales performance.
「今日の会議の目的は、四半期の売上実績について話し合うことです」

スモールトークをするとき

英語での会議開始時のスモールトークは、参加者同士の緊張をほぐし、リラックスした雰囲気を作るのに役立ちます。次のようなフレーズを使ってみてはいかがでしょうか。

How was your weekend?
「週末はどう過ごしましたか?」

Did you catch the game last night?
「昨夜の試合を見ましたか?」

自己紹介をするとき

英語での会議の開始時は、参加者全員が自己紹介を行うことで、初対面の人たちと信頼関係を築くことが大切です。また、自己紹介を通じてお互いの役割や背景を理解すれば、会議の進行がスムーズになります。

Hello, my name is [your name], and I am a [your position] at [your company]. I have been with the company for [X] years.
「こんにちは、私は[あなたの名前]です。[あなたの会社]で[あなたの役職]を務めています。会社には[X]年在籍しています」

会議の目的とアジェンダの説明をするとき

その場の雰囲気がほぐれたら、今回の会議の目的とアジェンダを明確に伝えます。そうすることで参加者全員が会議の方向性を理解し、効率的に進行できるでしょう。

Good morning, everyone. Let's get started. Today, we will be discussing the quarterly sales figures and planning our strategy for the next quarter.
「皆さん、おはようございます。それでは会議を始めましょう。今日は四半期の売上高について話し合い、次の四半期の戦略を計画します」

英語での会議で発言するときに使えるフレーズ

英語での会議で発言するときに使えるフレーズ

英語で会議中に発言することは、自分の意見を参加者に共有し、議論に積極的に参加するための重要なスキルです。ここでは、英語での会議中に発言するときに使えるフレーズを紹介します。これらのフレーズを使って、会議での発言をより効果的に行いましょう。

会議で自分の意見を述べるとき

英語での会議では、自分の意見を述べることがとても重要です。明確かつ自信を持って意見を伝えることで、会議の進行を円滑にし、ほかの参加者と有意義な議論を行うことができます。ここでは、自分の意見を述べる際に役立つフレーズを紹介します。

I think that [your opinion] because [reason].
「[理由]なので、私は[あなたの意見]だと思います」

The reason I think this is because [reason].
「私がこう思う理由は、[理由]です」

賛成・反対意見を述べるとき

英語での会議で賛成や反対の意見を述べるときは、具体的な理由を添えることが大切です。これにより、ほかの参加者に自分の立場を明確に伝えられます。
また、自分の意見を述べる際には、丁寧な表現を心掛けることで、建設的な議論を促進することができます。

I agree with you because [specific reason].
「[具体的な理由]なので、あなたに賛成です」

I respect your opinion, however, I believe that [specific reason].
「あなたの意見を尊重しますが、私は[具体的な理由]だと考えます」

会議で質問をするとき

会議の議論を円滑に進行させるには、適切なタイミングで質問をすることが欠かせません。質問を通じて議論を深めると理解が深まり、会議の成果を高めることができます。

Could you explain further?
「もう少し詳しく説明していただけますか?」

What do you mean by…?
「〜とはどういう意味ですか?」

Could you clarify that?
「それについて詳しく説明していただけますか?」

What are your thoughts on…?
「〜についてどう思いますか?」

問題の指摘と解決策を提案するとき

会議で問題点が浮き彫りになったときは、その場で適切に対応しましょう。問題を指摘し解決策を提案することで、チーム全体の進捗を後押しし、より良い結果を導くことができます。ここでは、問題点を指摘する方法と具体的な解決策を提案するためのフレーズを紹介します。

There seems to be a problem with [specific aspect].
「[具体的な側面]に問題があるようです」

We need to address this issue by….
「この問題は〜で解決する必要があります」

To address this issue, I suggest [solution].
「この問題に対処するために、[解決策]を提案します」

会議で合意を求めるとき

会議で参加者の合意を得ることは重要です。参加者全員が同意して次のステップに進むためには、合意を確認しなければなりません。これにより、全員が同じ方向に向かって行動でき、プロジェクトの進行を円滑に進められます。

Can we all agree to move forward with this plan?
「この計画で進めることに全員同意できますか?」

Are there any concerns or reservations about this proposal?
「この提案について懸念や保留事項はありますか?」

英語での会議を締めくくるときのフレーズ

英語での会議を締めくくるときのフレーズ

会議の最後には、議論された内容を整理し、次のステップを明確にしましょう。会議を効果的に締めくくることで、参加者全員が同じ方向を向き、今後のアクションプランを共有することができます。ここでは、会議のまとめと次のステップを確認するためのフレーズを紹介します。

In conclusion, our key decisions are [key decisions].
「結論として、私たちの主要な決定事項は[主要な決定事項]です」

The next steps are….
「次のステップは〜です」

Thank you for your contributions today.
「本日はご協力ありがとうございました」

See you at the next meeting.
「次回の会議でお会いしましょう」

英語での会議の状況別、使えるフレーズ

英語での会議の状況別、使えるフレーズ

英語での会議ではさまざまな状況に応じた適切なフレーズを使いこなすことが求められます。聞き手に反応を求める場面や質問に答える場面など、それぞれの状況に応じたフレーズを覚えておけば、コミュニケーションがスムーズになるでしょう。ここでは、場面別に使える具体的なフレーズを紹介します。

聞き手に反応を求めるとき

聞き手に反応を求めることで、会議に参加している全員の意見や考えを引き出し、より活発な議論を促進します。また、会議の参加者全員がそれぞれの意見を共有することで多様な視点が得られ、より良い意思決定が可能です。

What do you think?
「どう思いますか?」

Any comments?
「何かコメントはありますか?」

質問に答えるとき

質問に答える際には、よりわかりやすい返答をすることがポイントです。質問者の理解を深めることで、会議全体をスムーズに進められます。

That's a great question. The answer is….
「良い質問ですね。答えは〜です」

To answer your question, the main reason we chose this approach is due to….
「ご質問にお答えしますと、私たちがこのアプローチを選んだ主な理由は〜です」

次の議題に進めるとき

会議で次の議題に進む際には、現在の議題を締めくくり、新しい議題に焦点を移すためのフレーズが役立ちます。会議の進行がスムーズになり、全員が次のトピックに集中できるようになるでしょう。

Let's move on to the next topic.
「次の議題に進みましょう」

Now that we've covered this point, we can proceed to the next topic.
「この点をカバーしたので、次のトピックに進めましょう」

To summarize, we've decided on the following actions. Moving forward, let's discuss….
「まとめると、次のアクションを決定しました。今後については〜を議論しましょう」

意見を述べたいとき

会議で自分の意見を述べることで会議に積極的に参加し、議論を深めることが可能です。また、ほかの参加者にも影響を与え、新たな視点やアイディアを引き出すきっかけとなります。

I'd like to add….
「〜を付け加えたいと思います」

I believe that [your opinion].
「私は[あなたの意見]だと思います」

賛否を問われたとき

会議で賛成や反対の意見を述べるときには、具体的な理由を添えることが大切です。それにより、ほかの参加者に自分の立場を明確に伝えることができます。また、理由を示すことで議論がより建設的になり、相手の理解を深める助けにもなります。

I think it's a great idea.
「それはすばらしいアイディアだと思います」

I support this decision.
「この決定を支持します」

I'm not in favor of this idea.
「このアイディアには賛成できません」

Ihave some reservations about this proposal.
「この提案にはいくつか懸念があります」

話に割って入るとき

会議中に話に割って入る際には、円滑な議論のためにも、より丁寧な表現を心掛けましょう。相手に対する敬意を示すことで、自分の発言が受け入れられやすくなり、全体のコミュニケーションが円滑になります。

Excuse me, may I add something?
「すみません、付け加えてもよろしいですか?」

Sorry to interrupt, but may I say something?
「話の途中で申し訳ありませんが、少しよろしいですか?」

質問をしたいとき

会議の議論を円滑に進行させるには、適切なタイミングで質問をすることが重要です。質問をすることで議論を深め、参加者全員の理解を促進し、会議の成果を高めることができます。

Can I ask a question?
「質問してもよろしいですか?」

I have a question about….
「〜について質問があります」

What do you mean by…?
「〜とはどういう意味ですか?」

不明点・疑問点を確認したいとき

会議での不明点や疑問点は、すぐに確認することが大切です。これにより、誤解を防ぎ、議論をより正確に進めることができます。

I'm not sure I understand. Could you explain?
「よくわからなかったので、説明していただけますか?」

Just to make sure I understand correctly, you're saying that….
「確認のためにお聞きしますが、あなたがおっしゃっているのは〜ということですか。」

発言が聞き取れなかったとき

会議中に発言が聞き取れなかったときは、相手に再度説明をお願いしましょう。正確な理解を得ることで、重要な情報を見落とすことがなくなります。

I'm sorry, could you repeat that?
「すみません、もう一度言っていただけますか?」

Could you speak a bit louder, please?
「もう少し大きな声で話していただけますか?」

英語のオンライン会議で使えるフレーズ

英語のオンライン会議で使えるフレーズ

オンライン会議は、対面の会議とは異なる特有の難しさがあります。技術的な問題やタイムラグ、非言語コミュニケーションの制約といったさまざまな課題を乗り越え、効果的にコミュニケーションを図るには、英語のオンライン会議に特化したフレーズを覚えておくことが重要です。

オンライン会議で画面を共有するとき

オンライン会議では、資料やデータを画面上で共有することが欠かせません。画面共有を円滑に行うためのフレーズは、オンライン会議ではよく使うので覚えておきましょう。

I'll share my screen now.
「今から画面を共有します」

Can everyone see my screen?
「皆さん、私の画面が見えますか?」

あいづちを打つとき

オンライン会議では、アイコンタクトや体の動き、表情などが制限されるため、あいづちが重要な役割を果たします。相手の話に適切なタイミングであいづちを打つことで、議論をスムーズに進めることができます。

I see.
「なるほど」

Exactly.
「そのとおりです」

That's interesting.
「それは興味深いですね」

オンライン会議を終えるとき

オンライン会議の終了時には、参加者全員に感謝の意を表し、会議の終わりを明確に伝えることが大切です。これにより、参加者全員が会議の終了を理解し、次にとるべきステップやタスクをスムーズに進められます。

Thank you everyone for your time. Let's conclude the meeting.
「皆さん、お時間をありがとうございました。会議を終了しましょう」

We'll wrap it up here. Thank you all for your participation.
「ここで終わりにします。ご参加いただきありがとうございました」

機器のトラブルが起きたとき

オンライン会議中に機器のトラブルが発生したときは、迅速に現状を説明しましょう。会議の中断を最小限に抑え、会議の進行を円滑に保つことができます。

Sorry, I seem to be having some technical issues.
「すみません、技術的な問題があるようです」

It seems my internet connection is unstable. Could you please continue without me for a moment?
「インターネット接続が不安定なようです。少しのあいだ、私抜きで続けていただけますか?」

英語での会議をうまく進めるコツ

英語での会議をうまく進めるコツ

英語での会議を効果的に進めるためには、いくつかのコツを押さえておくことが不可欠です。準備やコミュニケーションの工夫、適切なタイミングでの発言など、さまざまな要素が会議の成功に影響します。
最後に、英語会議をうまく進めるための具体的なコツを見ていきましょう。

ジェスチャーを交える

英語での会議では、ジェスチャーを使うと、言葉の意味を強調したり理解を助けたりすることができます。特にオンライン会議では、視覚的なヒントが重要です。

聞き取れないときはすぐに聞き返す

会議中に聞き取れないことがあったときは、正直に伝えることで、誤解を防ぐことができます。そのときは、次のような表現を使ってみましょう。

Could you repeat that, please?
「もう一度言っていただけますか?」

I'm sorry, I didn't catch that.
「すみません、聞き取れませんでした」

英語に不慣れであることを伝える

会議を実りあるものにするためには、英語での会議に不慣れなことを素直に伝えるのもひとつの方法です。自分の状況を伝えることで、相手も配慮してくれる可能性が高くなります。下記のような表現を参考にしてみてください。

I'm still learning English, so please bear with me.
「まだ英語を学んでいるので、ご容赦ください」

Could you explain that in simpler terms? I'm not very confident in my English.
「もっと簡単な言葉で説明していただけますか?英語にあまり自信がありません」

継続的な練習で、英語会議の不安を克服しよう

英語での会議を成功させるには、事前の準備と適切なフレーズの習得が欠かせません。慣れないうちは緊張するかもしれませんが、継続的な練習と経験を積むことで英語でのコミュニケーションスキルは徐々に向上し、より効果的な会議ができるようになります。
本記事で紹介した英語のフレーズや表現例、コツを参考に、自信を持って英語会議に臨みましょう。

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