就活で有利なTOEICの点数は?いつまでに受けるべきかも徹底解説

TOEICスコアは就活に影響する?スコアの目安とアピール方法を解説

TOEICスコアは就職活動において、英語力を証明する指標として広く利用されています。多くの企業が採用基準としてTOEICスコアを重視しているため、現在のTOEICスコアをどのように効果的にアピールするかが就職活動の成否に大きく影響します。

本記事では、TOEICスコアが就職活動に与える影響企業が求めるスコアの目安、そしてTOEICスコアを効果的にアピールする方法について解説します。
MCA達成&成功コーチング 代表 福田美智江

監修者MCA達成&成功コーチング 代表 福田美智江

17歳まで海外で生活。小学校はポルトガル語教育、中学校は日本語教育、高校は英語教育を受ける。15年間英会話教室を主宰した後、2012年にMCAを設立。「MCA達成&成功コーチング」では、「世界に通用する才能を育てる」活動を行っている。

mokuji目次

  1. TOEICは就活で有利になる?企業が評価する理由
    1. 書類選考時の評価
    2. 面接時の評価
  2. 就活で評価されるTOEICの点数は何点から?
    1. 履歴書に書ける最低ラインは600点
    2. 就活で有利になるのは730点以上
    3. 外資系・グローバル企業を目指すなら800点以上
  3. 就活で使えるTOEICの種類と受験時期
    1. IPテストは就活で使える?公開テストとの違い
    2. いつまでにスコアを取得すべきか
  4. 就活におけるTOEICスコアの効果的なアピール方法
    1. 履歴書・エントリーシートへの書き方
    2. ガクチカや自己PRにつなげるコツ
  5. TOEICスコアが低い・持っていない場合の対処法
  6. TOEICスコアを上手にアピールして、就活を成功させよう

TOEICは就活で有利になる?企業が評価する理由

TOEICは就活で有利になる?企業が評価する理由

企業の約70%が採用時にTOEICスコアを要件や参考として活用しています。グローバル化が進むビジネス環境において、英語力を客観的に証明できるTOEICは就活における武器となるでしょう。

参考:一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会|データでみるTOEIC Tests

企業が英語力の高い人材を求める傾向は年々強まっており、今後のビジネスパーソンに重要なスキルとして「英語」を挙げる企業は80%以上にのぼります。

人気企業では応募者を絞り込む「足切り」の基準としてTOEICスコアが用いられるケースもあるため、早めのスコア取得が重要です。

では、具体的にどのような場面でTOEICスコアが評価されるのでしょうか。

書類選考時の評価

書類選考では、履歴書やエントリーシートに記載されたTOEICスコアが、応募者の英語力を客観的に示す指標になります。

英語力を重視する企業は、書類選考の段階でTOEICスコアを確認し、スコアが基準に達しているかどうかを評価します。これにより、英語力のある候補者を効率的に選別することが可能です。

面接時の評価

面接の場でも、TOEICスコアが重要な評価基準です。高いスコアを持っていることを積極的にアピールすることで、面接官に自分の英語力の高さを示すことができるでしょう。

場合によっては、面接時に英語での質疑応答を求められることもあり、これによってTOEICスコアだけでなく、実際の英語でのコミュニケーション能力が評価されます。

就活で評価されるTOEICの点数は何点から?

就活で評価されるTOEICの点数は何点から?

就活でTOEICスコアをアピールするためには、最低でも600点が必要とされています。このラインを下回ると、履歴書に記載しても強みとして評価されにくいでしょう。

以下の表では、スコア帯ごとの履歴書への記載目安と企業からの評価をまとめました。ただし、これはあくまで一般的な評価軸であり、業界や個別の企業によって求められる水準は異なります。
就活におけるTOEICスコア別評価表

スコア帯

履歴書への記載・評価の目安

英語力・業務でのレベル感

900〜990点

大いにアピールできる
履歴書に記載することで周囲と差別化でき、大きな武器になります。

ネイティブレベル
ネイティブに近い英語力を持ち、専門的な職種や通訳など高度な英語力が求められる業務に対応可能です。

800〜895点

堂々と記載できる
外資系企業やグローバル企業への就職・転職でも評価されます。

実務レベル(上級)
仕事で英語を使いこなせるレベルです。外資系企業や商社、海外部門などで求められる水準です。

700〜795点

かなりアピールできる
「英語が得意」と言って差し支えない水準です。

実務レベル(中級)
どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地があります。日系大手や英語を使う職種で求められる目安(730点〜)です。

600〜695点

アピールができる
就活における標準的なアピールラインです。

基礎レベル(業務活用可)
基礎力は十分に備わっており、ある程度の英語力を身に付けています。多くの企業が求める基本的なレベル(600点〜)です。

500〜595点

書いてもよいがプラス評価とは限らない
履歴書に書いても構いませんが、強いアピールにはなりにくい点数です。

基礎レベル(学習中)
中学英語の基礎がしっかり備わっているレベルです。新入社員に期待する平均スコアに近い水準です。

400〜495点

記載を控えることが推奨される
プラス評価になりにくいため、記載を控えた方がいいでしょう。

基礎レベル(未完成)
中学生英語レベルが備わっている段階です。最低限のコミュニケーションができるレベルです。

400点未満

記載しない
英語力の低さを露呈してしまう可能性があるため、記載しない方が良いでしょう。

入門レベル
英語の基礎がまだ十分にできていない段階です。

履歴書に書ける最低ラインは600点

就活において履歴書に記載できる最低ラインは一般的に600点程度からとされています。このスコアがあれば、基礎的な英語力が備わっていることを証明できるでしょう。

600点未満であっても、英語学習に取り組んでいる姿勢を示すために記載したほうが良いケースもあります。空欄のままにするよりも、学習意欲をアピールできる可能性があるためです。

ただし、人気業界では新入社員の平均スコアが600点を超えている傾向があります。ライバルと差をつけるためには、600点を超える努力が必要になるでしょう。

就活で有利になるのは730点以上

730点以上はIIBCの公式レベル評価で上から2番目の「レベルB」に該当し、「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている」水準とされています。

英語力中級クラスとみなされ、英語での基本的な事務作業に加え、自身の専門分野に関する資料であれば問題なく読み書きができます。

このスコアがあれば、実務での英語対応が可能と判断されやすくなり、大手企業や英語を使う職種でも評価される傾向があります。商社や製造業など海外との取引がある業界でもアピール材料となるでしょう。

外資系・グローバル企業を目指すなら800点以上

外資系企業やグローバル企業では、800点以上が求められる傾向にあります。選考時の足切り基準として設定されるケースもあります。

たとえば楽天では、内定者に対して入社前にTOEIC800点の取得を求めています。英語を社内公用語とする企業では、このレベルが標準的な基準となっているのです。

参考:Rakuten|新卒採用 ビジネス職

800点以上になると、ネイティブに近いレベルでのコミュニケーションが可能となり、ビジネス文書の理解や海外クライアントとの交渉にも対応できる英語力があると評価されます。

就活で使えるTOEICの種類と受験時期

就活で使えるTOEICの種類と受験時期

TOEICにはListening & Reading(L&R)、Speaking & Writing(S&W)、Bridgeなど複数の種類があります。就活で一般的に求められるのは「TOEIC L&R」であり、履歴書に記載するスコアもこのテストが基本です。

スコアを就活に活用するためには、エントリーシート提出の2〜3ヶ月前までに受験を済ませておく必要があります。結果が届くまでに約1ヶ月かかるため、余裕を持ったスケジュールで準備を進めましょう。

早めに対策を始めることで、複数回の受験も可能となり、より高いスコアを目指せます。

IPテストは就活で使える?公開テストとの違い

TOEIC IPテストは大学や企業が団体で実施する試験で、公開テストよりも安い受験料で受けられます。ただし、問題は過去問を再利用したものであり、公式認定証が発行されません。

就活では、スコアの信頼性を証明するために公式認定証の提出を求められることがあります。そのため、基本的には公開テストを受けておくのが無難でしょう。

企業によってはIPテストのスコアでも可とする場合がありますが、証明書の提出に備えて公開テストを受験しておくことをおすすめします。

いつまでにスコアを取得すべきか

TOEICの結果は受験日から約1ヶ月後に届きます。たとえば3月のエントリー開始に間に合わせるためには、遅くとも1月までに受験を終えておく必要があるでしょう。

目標スコアに届かないリスクを考えると、複数回受験できる余裕を持った計画が重要です。大学生の場合、3年生のうちから準備を始め、2回以上受験できるスケジュールを組むとよいでしょう。

インターンシップや自己分析と並行してTOEIC対策を進めることで、就活本番に向けた準備を効率的に進められます。

就活におけるTOEICスコアの効果的なアピール方法

就活におけるTOEICスコアの効果的なアピール方法

就職活動でTOEICスコアを効果的にアピールするには、履歴書・エントリーシートなどに記載する内容と、面接時のアプローチの2つの場面で異なる戦略が必要です。具体的な方法について、詳しく見ていきましょう。

履歴書・エントリーシートへの書き方

履歴書やエントリーシートにTOEICスコアを記載する際は、正しい形式で明記することが重要です。資格欄には正式名称・スコア・取得年月を記載しましょう。

・履歴書(資格欄)への記載例
TOEIC L&R 730点取得(2025年10月)

なお、前述したとおり記載するスコアの目安は600点以上です。600点未満の場合は記載を控えるか、「現在学習中」と補足する方法もあります。またIPテストのスコアを記載したい場合は、企業側が受け入れ可能か事前に確認しておきましょう。

ガクチカや自己PRにつなげるコツ

TOEICスコアをガクチカ(学生時代に力を入れたこと)や自己PRに活用する際は、スコアアップまでのプロセスを具体的に伝えましょう。

目標設定から計画実行、結果に至るまでの流れや期間を示すことで、勤勉さや課題解決能力をアピールできます。

重要なのは、TOEIC受検をゴールとせず、入社後の活躍につなげる手段として位置づけることです。「英語力を活かして御社の海外事業に貢献したい」といったストーリー構成が効果的でしょう。

また、英語学習を通じて得た異文化理解や視野の広がりを絡めることで、グローバル人材としてのポテンシャルもあわせてアピールすることもできます。

・ガクチカの例
TOEIC730点を目標に設定し、苦手だったリスニング強化のため毎日2時間の学習を半年間継続しました。模試で弱点を分析し、学習方法を改善するサイクルを繰り返した結果、目標スコアを達成できました。

この経験で身に付けた課題解決力を御社でも発揮したいです。

・自己PRの例
TOEIC730点を取得し、大学のゼミでは海外の論文を読み解きながら研究を進めました。英語学習を通じて異なる文化や価値観に触れたことで、多角的な視点で物事を捉える力が身に付いたと感じています。

この経験を活かし、御社のグローバル展開に貢献したいと考えています。

TOEICスコアが低い・持っていない場合の対処法

TOEICスコアが低い・持っていない場合の対処法

TOEICスコアが低い、または持っていなくても就活は可能です。すべての企業が英語力を重視しているわけではありません。国内事業中心の企業やインフラ系の業界では、英語力よりも他のスキルが評価される傾向にあります。

経理や法務といった専門職では、英語よりも専門知識の方が武器になるでしょう。

スコアがなくても、留学経験や外国人との交流経験があれば「英語でのコミュニケーションに抵抗がない」ことをアピールできます。

また、英語学習を通じて日本語や日本文化の独自性を再認識したエピソードがあれば、グローバル社会で活躍できる人材としてアピールできるでしょう。

TOEICスコアを上手にアピールして、就活を成功させよう

TOEICスコアは就職活動で英語力を示す指標として、多くの企業が採用基準として重視しています。

就職活動の際、効果的にTOEICスコアをアピールするには、履歴書やエントリーシートなどに具体的な数値を記載し、面接では英語力を業務でどのように活用したのか、具体例を示すことが重要です。

また、英語でのプレゼンテーションやレポートを準備して、実際の英語力をアピールするのもいいでしょう。

就職活動では、多くの競争相手がいる中で自分を効果的にアピールすることが成功のカギとなります。TOEICスコアを含めた英語力をアピールすることで、希望する企業への内定を勝ち取ることが可能です。

継続的な努力と戦略的なアピールを取り入れて、就職活動に臨むことをおすすめします。

>>TOEIC初心者がまずやることとは?勉強法や成果を出す方法を解説

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MCA達成&成功コーチング 代表 福田美智江

監修者MCA達成&成功コーチング 代表 福田美智江

17歳まで海外で生活。小学校はポルトガル語教育、中学校は日本語教育、高校は英語教育を受ける。15年間英会話教室を主宰した後、2012年にMCAを設立。「MCA達成&成功コーチング」では、「世界に通用する才能を育てる」活動を行っている。

小学生〜社会人に「英会話コーチング」、リーダーに傾愛力®(人を理解し、サポートする力、そして、人を元気にする力を持っていること)講座やセッション、保育園・幼稚園・学校・教育委員会に研修を行なう。小学校のPTA会長歴あり。3人の子どもを持つ母親。5冊の著書がある。2025年に「社会文化功労賞」受賞。

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