「×」「÷」「+」「−」英語で言える?小数・分数の言い回しも紹介!

外国人の子どもが算数の勉強しているイメージ

 日本語で当たり前に話せることも、英語になると急に難しく感じることは多々ある。例えば、算数の式はどうだろうか。掛け算や割り算、分数など、基本的な計算式の読み方は意外に知らない人も多い。一度知れば様々な場面で使えるので、覚えておいて損はないだろう。

計算式の読み方

 まずは基本的な計算式の読み方から。この4つは必ず頭に入れておくようにしよう。

足す

plus

引く

minus

掛ける

times
multiplied by

割る

divided by

■足し算の表現
・One plus three equals four. / One plus three is four.
(1+3=4、1足す3は4。)

■引き算の表現
・Ten minus five equals five. / Ten minus five is five.
(10−5=5、10引く5は5。)

■掛け算の表現
multiplied byを使った場合
・Four multiplied by two equals eight. / Four multiplied by two is eight.
(4×2=8、4掛ける2は8。)

timesを使った場合
・Four times two equals eight. / Four times two is eight.
(4×2=8、4掛ける2は8。)

■割り算の表現
・Fifty divided by five equals ten. / Fifty divided by five is ten.
(50÷5=10、50割る5は10。)

 割り算の場合、必ずしも割り切れるとは限らない。割り切れない場合、日本語では、「余り」という言葉を使うが、英語では「with a remainder of」という表現を使って、下記の例のように表す。

・Ten divided by three equals three with a remainder of one.
(10÷3=3余り1、10割る3は3余り1。)

負の値の表現

 計算式には、次のように負の値を使ったものもある。
 −5+4=−1 これを英語で読んでみよう。

・Negative five plus four equals (is) negative one.
(マイナス5足す4はマイナス1。)

 日本語では「マイナス」と読むが、英語の計算式では引き算と混同しないよう、「negative」と表すことに注意しよう。

小数点の表現

 算数では小数点もよく出てくる。小数は「decimals」、小数点は「decimal point」と呼ばれる。また、小数の点の部分を「point」、小数点以下は一桁ずつ読むのが特徴だ。例を見てみよう。

・3.1415= Three point one four one five
・1.02= One point oh two

※1.02のように「0」を挟む場合、「oh」もしくは「zero」と表記する。

分数の表現

 分数になると、読み方が一変して混乱しがちになる。例えば、「3分の2 (2/3)」を英語読みすると、「two thirds」となるのだ。つまり、最初に分子を読み、その後分母を序数(first, second, thirds,…)で読む。日本の読みとは順序が全く逆な上に、序数まで出てくるので、慣れるまでには時間がかかるだろう。

 その他にも、「2分の1(1/2)」を「a half」と読んだり、「4分の1(1/4)」を「a quarter」と読んだりするなど、別の読み方もある。まずは基本をしっかり頭に入れておくと、混乱せずに済むはずだ。
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