英語の聞き流しは効果がある?リスニング力を高める正しい勉強法
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本記事では、聞き流しがリスニング力向上につながる理由と、効果が出ない原因を整理し、正しい実践方法を解説します。
通勤や家事の合間を活かして効率よく学びたい初級〜中級の英語学習者にとって、学習の無駄を減らし成果を実感できるヒントが得られる内容です。
目次
英語の聞き流しは効果がある?「聞いてるだけ」学習の真偽
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英語の聞き流し学習は、正しい方法でおこなえば一定の効果がありますが、誤った方法では時間を無駄にしてしまいます。効果が出るかどうかの分かれ目は、「聞いている内容を理解できているかどうか」と「自分の優位感覚に合った学習法か」にあります。
人には視覚・聴覚・体感覚など、情報を処理しやすい「優位感覚」があり、聴覚優位の人は聞き流し学習と相性が良い傾向があります。一方で、視覚や体感覚が優位な人は映像や動作を組み合わせた学習が効果的です。
ここでは、英語の聞き流し学習がどのような条件で効果を発揮するのか、また逆にどのような場合に意味がないのかをくわしく見ていきましょう。
正しい方法で行えば「英語脳づくり」に効果がある
私たちが母国語を身につけたプロセスを思い出してみてください。赤ちゃんは1〜2年かけて周囲の日本語をただ聞き続け、十分なインプットを経て初めて言葉を発するようになります。
英語の聞き流しも同様に、大量の音声に触れることで脳が英語を「言語」として認識しやすくなるのです
通勤時間やちょっとした休憩時間など、すきま時間を活用して英語に触れる機会を増やせるのも大きな利点でしょう。英語の音に耳が慣れることで、リスニング力の向上につながります。
継続的に英語学習をおこなえるため、長期的な英語力アップが期待できます。
理解できない英語をただ聞き流すだけでは意味がない
自分が理解できない難易度の英語を聞き続けても、リスニング力は向上しません。何を言っているのか分からない状態では、英語環境にいるような感覚になり、勉強をした気にさせてしまいます。
しかし実際には英語能力は向上していないため、注意が必要です。
英語の聞き流し学習のメリット・デメリット
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聞き流し学習を始める前に、メリットとデメリットをしっかり把握しておくことが大切です。
メリット | デメリット |
すきま時間の活用 | 集中力の低下 |
英語のリズムへの慣れ | 成果の実感が遅い |
【メリット】すきま時間を活用して英語のリズムに慣れる
英語の聞き流しを続けることで、英語独特の音や音声変化、リズムやイントネーションに耳が慣れていきます。
英語特有の発音パターンや抑揚を繰り返し聞くことで、脳がそれらを認識しやすくなり、リスニング力アップに役立つでしょう。
【デメリット】「聞いているだけ」で学習した気になりやすい
聞き流しているだけで英語学習をした気になってしまい、実際のスキルアップにつながっていないケースも少なくありません。
こうした聞き流しを多くおこなってしまうと、集中して英語音声を聴かなければいけない時にうまく集中できなくなることもあります。
受け身の学習だけでは、英語力向上に直接影響しないのです。
英語の聞き流しが「効果なし」になってしまう主な原因
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多くの人が聞き流しで挫折したり、効果を実感できなかったりする背景には、具体的な原因が存在します。
自分の学習方法を見直し、適切な対策を立てることで、聞き流し学習の効果を高めることができるのです。
基礎的な単語力や文法知識が不足している
特に英語学習初心者の場合、英語の音声を聞いても理解できない部分が多くあります。まずは中学英語レベルの単語や文法など、英語の基礎体力を身に付けておくことが重要です。
基礎をしっかり固めることが、聞き流しの効果を得る前提条件となります。
自分のレベルに合っていない教材を選んでいる
たとえば初心者の方が背伸びをしてCNNニュースや専門的なトピックを聞き流したとしても、英語学習効果はあまり期待できません。
内容の8割程度が理解できるような、ストレスなく聞き取れる英語音声を選ぶ必要があります。難しすぎる内容では理解が追いつかず、脳が情報を処理できないため、ただの雑音にしかならないのです。
自分のレベルに合った教材を見つけることが大切でしょう。
英語リスニングの聞き流し効果を最大化する3つの勉強法
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これから解説する3つの勉強法を実践することで、聞き流し学習の効果を最大化できるでしょう。
どれも日常生活に取り入れやすい方法ですので、自分のライフスタイルに合わせて活用してみてください。
理解度8割以上の教材・コンテンツを選ぶ
知っている単語が多く、文脈が追えるレベルの英語音声を選びましょう。理想的な状態は、出てくる単語はほぼ理解でき内容も分かるけれど、いくつか知らない単語や新しいフレーズが出てくる程度です。
初心者の方には、しっかり日本語の解説がついている教材がおすすめです。
中級者以上の方には、TEDのプレゼンテーションが適しています。発表者が聞き取りやすい英語を使う傾向にあるため、英語学習者向けの教材として活用できるでしょう。
聞き方の工夫として、易しい英語を倍速や3倍速で聞く「速聴」もおすすめです。速いスピードでしばらく聞いた後に通常速度に戻すと、驚くほど聞き取りやすく感じられます。
こうした変化を実感できると学習のモチベーション維持にもつながるでしょう。
英語ニュースやYouTubeでシャドーイングを行う
シャドーイングとは、お手本となる英語音声をシャドー(影)のように追いかけていく勉強法です。
YouTubeやニュースアプリなど、手軽に手に入る音声素材を活用しましょう。聞き流している音声と同じ教材を使って意識的にリスニングをおこなうことで、より効果的な学習ができます。
口を動かして発音することで、リスニング力だけでなくスピーキング力も同時に鍛えられるのです。
運転中や家事の合間に「流し聞き」を習慣化する
運転中や家事をおこなっている時、ジョギング中など、ほかの作業をしながらでも英語音声を聞くことができます。
こうした「ながら聞き」を毎日のルーティンにすることで、長期間の継続と圧倒的な学習量を確保できます。忙しい日常の中でも学習時間を確保でき、英語に触れることが日常の一部となることで、リスニング力が着実に向上していくでしょう。
冒頭でお伝えしたとおり、人にはそれぞれ優位感覚があり、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
聴覚優位の人は音声のみの聞き流しで十分効果を得られますが、視覚優位の人は英語字幕付きの動画を活用する、体感覚優位の人はジョギングや散歩中に聞くなど、五感を組み合わせた学習法を取り入れてみてください。
英語の聞き流しでインプットしたらアウトプットも行おう
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聞き流しは受け身の学習なので、英語力向上に直接は影響しないことが多いです。
英語学習では、能動的に自分からアクションを起こす学習が必要不可欠です。オンライン英会話などを活用して、実際に話す練習をおこないましょう。聞き流しで得た知識を実践の場で使うことで、より深い理解につながります。
インプットとアウトプットのバランスが良い学習サイクルを作ることで、効率的に英語力を向上させることができるでしょう。
日常に英語を取り入れてリスニング力を高めよう
また、オンライン英会話を活用することで、英語の聞き流し学習で得た知識を実践でき、効果を高めることができます。英語の聞き流し学習とオンライン英会話を組み合わせた学習法を取り入れて、効率的に英語力を向上させましょう。
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