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TOEIC“神授業”講師によるリスニング上達法 beenは「ビーン」じゃなくて「ビン」か「ベン」

【関正生先生(7)】TOEIC人気講師が教えるスコアアップのコツ

 簡単な英単語がどのように発音されるかを理解できるだけで、意外とTOEICに限らず英語のリスニングは上手くなる。講座や書籍、スマートフォンアプリなど、さまざまなところでTOEICテストの指南をする英語講師歴20年の関正生先生に、リスニングが上達する方法を伺った。2014年に発売された『世界一わかりやすいTOEICテストの授業 Part1−4 リスニング』(KADOKAWA)から、具体例をあげて紐解く。

Vol.7:TOEIC“神授業”講師によるリスニング上達法 beenは「ビーン」じゃなくて「ビン」か「ベン」

―――著書の冒頭から解説されている「弱形」とは?
  • 『世界一わかりやすいTOEICテストの授業 Part1−4 リスニング』(KADOKAWA)

    『世界一わかりやすいTOEICテストの授業 Part1−4 リスニング』(KADOKAWA)

関正生先生(以下、関先生) 「弱形(じゃけい)」は「普段の発音」すなわち、ネイティブが普通に発音する音と捉えてください。代表的な例をあげると、ofを「オブ」と覚えてしまいがちですが、実際にネイティブは「ァヴ」「ァ」「ォ」「ヴ」と発音します。ofが含まれる文章を読みながら聞き取ろうとしても聞き取れないのは、初めから「オブ」とは発音していないからです。

 カタカナ読みで覚えてしまっている、中学校1年生レベルの単語に「弱形」はたくさんあります。本では一覧にして紹介していますが、theirとかfromとか、知ってる単語ばかりです。

 TOEICテストのリスニングセクション Part1では、【be being + 過去分詞】と【have been + 過去分詞】はよく出ます。文字で見れば区別できても、聞き分けにくいのがbeingとbeenです。

 beenは「ビーン」と習うことがよくありますが、ネイティブは「ビン」か「ベン」と発音します。beingも「ビーイング」ではなく「ビーィン」と覚えておくと聞き取りやすくなります。

 「弱形」はリスニングの“最強の武器”。制することができれば、リスニング力は格段にあがるはずです。
―――単語は単体で覚えても、使う時は前後に他の単語がくるので、確かにofだから「オブ」を聞き取れないとダメだと思ってしまっていると、聞き取れなくなってしまいますね。

関先生 例えば、ダンボールが積み重ねられている写真を見て、4つの選択肢から<Boxes are piled up in a warehouse.(倉庫に箱が積み重なっている)>という文を選ぶ。この時のpiled upは、「パイルドアップ」ではなく、「パイルダップ」と発音されます。

 そもそも発音されていないから聞こえないのであって、聞こえるはずなのに聞こえないわけではありません。【be piled up】というフレーズを知っていても、聞き取れなければ、リスニングテストのスコアにはつながらない。リスニングが苦手だという人は、まず「弱形」をマスターすることに集中してみてはいかがでしょうか。
  • 英語講師歴20年の関正生先生

【プロフィール】
関 正生(せき・まさお)
スタディサプリ講師。慶應義塾大学文学部(英米文学専攻)卒業。TOEICはほぼ全ての公開テストを受験し、問題分析や傾向変化を研究。990点満点を取得しつづけている。2016年からの新形式問題でも満点取得済み。
著書『世界一わかりやすいTOEICテストの授業』(KADOKAWA)などの「世界一わかりやすい」シリーズはベストセラーとなり、多くの世代の学習者に読み継がれている。
過去教鞭をとった予備校では、250人教室満席、朝6時からの整理券配布、立ち見講座、1日6講座全席満席なども。
【Information】
■スタディサプリ:https://studysapuri.jp/course/teachers/sekimasao/(外部リンク)
■twitter:@sekimasao(外部リンク)

(文:柏野裕美)
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