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【関正生先生(2)】TOEIC人気講師が教えるスコアアップのコツ

【関正生先生(2)】TOEIC人気講師が教えるスコアアップのコツ

 「Listening(聞く)」「Reading(読む)」の2つの英語力を測定する「TOEIC Listening&Reading」テスト。知識や教養としての英語ではなく、オフィスや日常生活で英語によるコミュニケーション能力を幅広く測定できる。近年では、約4割の企業がTOEICのスコアを「昇進・昇格の要件にしている」「将来要件にしたいと考えている」とし、ビジネス、就職活動などの場で取得スコアがが重要視されている。(国際ビジネスコミュニケーション協会調べ)

 社員にTOEIC受験を義務付ける企業もあり、英語が苦手な人には気が重いことも…。TOEIC教本を多数出版している関正生先生に、英語初心者がTOEICテストを受ける心構えを聞いた。

Vol.2:「英語習得の壁は高い」と腹をくくって取り組もう

 TOEICテストを受験する人は、スコアアップを目標にしていると思う。でも学習を続けても、なかなか英語力が身についていることを実感するのは難しい。TOEICテストの指南をする講師歴20年の関正生先生が考える、英語嫌いでも続けられる勉強法とは。
  • 具体的な目標を決めることが英語習得の近道

―――TOEICを含め英語を習得しようという熱意はあっても冷めてしまう。何が原因だと思いますか?

関正生先生(以下、関先生) まず、英語をマスターするのは「しんどいこと」だと理解して、腹をくくることが大事です。英語の習得は、楽譜を読めない人が楽器を上手に弾けるようになるぐらいの労力が必要ですから。

 その気持ちが時々なくなってしまうから、1ヶ月そこらで挫折して「俺はダメなんだ」とか「やり方を変えてみよう」と思ったり、年齢のせいにしてみたりする人が多いんだと思います。

 2ヶ月、3ヶ月続ければ、必ずリターンは得られますから、「英語習得の壁は高い」とはじめから理解して腹をくくって取り組む。

 「日常会話ぐらいは話せるようになりたい」と言う人にも同じことが言えます。楽器をマスターするのと同じで、今日明日でできることではありません。 大げさですが、想像しやすい例を挙げると、年末の格闘技の番組を見ながら「あのリングに立つぐらい強くなる」というほどの覚悟に似ているかもしれません。

 英語が好きな人は、「moneyは数えられない名詞」だとか、「最近はTOEICでmural(壁画)が出る」とか、ある意味、闇雲に覚えることすらも楽しめる。これは英語嫌いには無理。英語が好きになれないからこそ、腹をくくるんです。

―――目標設定の仕方が大切なんですね。

関先生 目標を具体的に決める。ただし、「グローバル化に向けて」と言いたがる人もいますが、時代背景を入れると曖昧になります。

 つまりTOEICテストで800点を取って、自分はそれで何をしたいのか。ここまで決めないと路頭に迷う。どこまで頑張るのか、それを達成したら何をしたいのかを具体的に決める必要があります。

 そうすることで「英語を勉強する」と一言で言っても、自分に必要なことと、そうではないことが見えてきます。
  • スタディサプリ講師・関正生

【プロフィール】
関 正生(せき・まさお)
スタディサプリ講師。慶應義塾大学文学部(英米文学専攻)卒業。TOEICはほぼ全ての公開テストを受験し、問題分析や傾向変化を研究。990点満点を取得しつづけている。2016年からの新形式問題でも満点取得済み。
著書『世界一わかりやすいTOEICテストの授業』(KADOKAWA)などの「世界一わかりやすい」シリーズはベストセラーとなり、多くの世代の学習者に読み継がれている。
過去教鞭をとった予備校では、250人教室満席、朝6時からの整理券配布、立ち見講座、1日6講座全席満席なども。
【Information】
■スタディサプリ:https://studysapuri.jp/course/teachers/sekimasao/(外部リンク)
■twitter:@sekimasao(外部リンク)

(文:柏野裕美)
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