英会話のおすすめの勉強法とは?初心者が上達できる方法を解説
本記事では、初心者でも英会話の勉強を無理なく続ける方法や、上達する勉強法について解説します。モチベーションを維持するコツにもふれていますので、参考にしてください。
■英会話の勉強が継続できる環境に整える
毎日英会話の勉強に割く時間を作る
すぐに英会話の勉強に取り組めるようにしておく
自分のレベルに合った学習を繰り返す
■上達する英会話の勉強法
英単語、文法、発音の基礎固めを行う
頭の中に英語回路を作る
シャドーイングをする
ディクテーションを取り入れる
英文日記を書く
日本のニュースを英語で視聴する
■初心者におすすめしない英会話の勉強法
英単語を書いて覚える
音声を聞き流すだけ
英語を和訳して理解しようとする
■英会話を勉強するモチベーションの保ち方
小さな目標を設定し、クリアしていく
学習の成果を可視化する
英会話スクールやオンライン英会話などを活用する
■毎日少しずつでも英語にふれて実践し続けるのが上達のコツ
英会話の勉強が継続できる環境に整える
まずは、継続的に勉強をするための環境の整え方をご紹介します。
毎日英会話の勉強に割く時間を作る
英会話の勉強は週末などにまとめて取り組むよりも、毎日少しずつ進めたほうが効果的です。英語を聞く・話すことを習慣化できると、徐々に聞き取れる・話せるようになっていきます。時間があるときに英会話の勉強を進めるのではなく、あらかじめ「この時間は英会話を勉強する」と決めておくことが大切です。
すぐに英会話の勉強に取り組めるようにしておく
例えば、スマートフォンのアプリや動画を活用すると、いつでもスマートフォンのみで英会話の勉強を進められます。辞書や参考書を持ち歩かなくて済むため、通勤中や職場での休憩時間などに勉強することも可能です。
自分のレベルに合った学習を繰り返す
すべてを完璧に理解できなくても問題ありませんが、8割前後は意味が理解できるレベルの教材を選ぶのが得策です。例えば、読み上げられている英語を自分でまねして発音できるかどうか、おおよその意味が理解できるかといった点を目安に教材のレベルを見極めるといいでしょう。
自分のレベルに合った勉強法が見つかったら、繰り返し学習することも大切です。意味が理解できている英語だとしても、一度聞いただけ・発音しただけでは記憶に残りません。英語が自然に口をついて出るようになるくらい、繰り返し学習する必要があります。
上達する英会話の勉強法
英単語、文法、発音の基礎固めを行う
また、発音の基本を押さえておくのも大切なポイントです。特に、日本語ではあまり意識されることのないRとLの違いや、日本語にはないTHの発音など、つまずきやすい部分を重点的に確認しておきます。間違った発音のまま繰り返し練習してしまわないよう、注意してください。
英語の発音が良くなる勉強法は?上達に結び付く方法を解説
頭の中に英語回路を作る
英会話はあくまでも「会話」のため、単語を1語ずつ和訳したり、日本語の語順に組み替えたりしている時間的余裕はありません。相手の話していることを瞬時に理解し、自分が言いたいことをその場で伝えるには、英語を英語のまま理解できるようになる必要があります。
英語と日本語は文法の語順が異なることから、日本語を介さず英語のまま理解する習慣を身に付けていきましょう。
シャドーイングをする
シャドーイングもリピーティングも、まずは発音に集中し、慣れてきたら英語の意味を理解する段階へと進めるのがポイントです。
英語のシャドーイングとは?上達に結び付く正しいやり方を解説
ディクテーションを取り入れる
また、日本語にはないリエゾン(単語と単語をつなげて発音すること)が把握できているか、単語と単語の区切りが聞き取れているかを確認する意味においても、ディクテーションは効果的な学習方法といえるでしょう。
英文日記を書く
英文を毎日書くことにより、頭の中で英語を組み立てるトレーニングをすることができます。「その日の出来事・状況の説明・感想」といったように構成を決めておくと、英文を組み立てることに集中しやすくなるためおすすめです。日々、新たに覚えた英語の表現やフレーズを意識して使うようにすると、アウトプットを通して記憶が定着しやすくなります。
日本のニュースを英語で視聴する
ニュースアプリや動画であれば、英語の音声を聞いた後にどれだけ聞き取れていたか英語の字幕で確認できる場合もあります。まずは英語の字幕を確認し、わからない単語を日本語版で確認していくと効率良く学習を進められるはずです。
初心者におすすめしない英会話の勉強法
次に挙げる勉強法は、初心者のうちは手をつけないほうが無難です。
英単語を書いて覚える
また、英単語を1語1語書いていく作業は時間がかかる割には、記憶に残す上で重要な反復練習がしづらい面があります。英会話を上達させることが目的であれば、英単語を書いて覚えるよりも音声を聞く(インプット)・声に出して読む(アウトプット)を繰り返すほうが効果的です。
その際、単語を1語ずつ単独で覚えるのではなく、英文や会話の中で使われている単語として覚えることにより、フレーズ単位で効率良く記憶していくことができます。
音声を聞き流すだけ
英語を聞き流す勉強法は、インプットに偏りやすいことも問題点として挙げられます。初心者のうちはシャドーイングやディクテーションを取り入れ、英語を発音するアウトプットをどんどん実践していくタイプの勉強法がおすすめです。インプットとアウトプットをバランス良く実践していくことが、英会話を上達させるポイントといえます。
英語を和訳して理解しようとする
英語を聞く・話す際には、英語を英語のまま理解する習慣を身に付けていくことが大切になります。例えば、catという単語を聞いて「ネコ」と日本語に訳して認識するのではなく、catという音声から瞬時にネコの姿を連想できるようにするイメージです。
英会話を勉強するモチベーションの保ち方
ここでは、挫折することなく勉強を続けるためのコツを見ていきましょう。
小さな目標を設定し、クリアしていく
手近な目標の一例として、「アプリの初心者コースを完了させる」「毎日1つ新しいフレーズを覚える」といったように、達成可能な目標を掲げることをおすすめします。小さな目標をクリアしたことが自信となり、より難度の高い目標へと向かうためのモチベーションを維持しやすくなるはずです。
学習の成果を可視化する
自分が思っていた以上に話せると感じたり、思わぬところで詰まってしまったりすることもあるかもしれません。こうした実体験を通じて、現状の学習状況が見える化されていくのです。
学習の成果が可視化されれば、これから強化していくべきポイントが見つけやすくなります。漠然と同じ練習を続けるよりも、勉強に取り組む目的が明確になるはずです。
自分の課題を確認した上で、課題を解決していく勉強法を試すことにより、長期間にわたってモチベーションを維持していくことができます。
英会話スクールやオンライン英会話などを活用する
また、ネイティブスピーカーの講師と定期的に英語で話せるため、学習成果を可視化しやすいのも、英会話スクールやオンライン英会話を活用するメリットのひとつです。
自分に合った英会話スクールはどれ?種類と選び方を解説
毎日少しずつでも英語にふれて実践し続けるのが上達のコツ
今回ご紹介したおすすめの勉強法やコツを参考に、自分に合った勉強法を見つけ、英会話をマスターしていきましょう。
オリコンでは、日本最大級の規模で調査を行い、オリコン顧客満足度ランキングを発表しています。スタッフやカリキュラム・教材、学習効果など、さまざまな視点のランキングを確認できますので、英会話スクールやオンライン英会話選びの参考にしてください。