2016年06月10日 07時50分
ビジネスに役立つ【英語知識】 時差ボケを上手に伝える表現
時差ボケを相手に理解してもらう際に役立つ「英語表現」を解説
アジア圏以外の国や地域に出張すると時差ボケに見舞われることがある。出張慣れしていてもさすがに初日はつらいものだ。時差ボケで眠たくなるのは仕方のないこと。無理をして体調を崩すのもよくない。自己管理のためにも、時差ボケをしていることは周りに上手に伝えるといいだろう。
ここでは、時差ボケを理由に挙げて、いつも通りではないことをきちんと伝えておくための表現を紹介する。
<<例文>>
As you may know, it’s three o’clock in the morning in Japan. Since I just arrived, my body thinks it’s three am.
<<訳>>ご存知の通り、日本では今朝の3時です。私はちょうど到着したばかりで、体は3時だと思っています。
「jet lag」(時差ボケ)と言わずに、時差ボケを伝えるには、日本が今何時なのかを伝えたり、体内時計(internal clock, biological clock)を話題にしたりすることもある。
<<例文>>
Well, I arrived this morning and my body is still trying to recover from jet lag.
<<訳>>今朝到着して、体が時差ボケから回復しようとしているところです。
「recover from jet lag」(時差ボケから回復する)はよく使う表現。主語を「my body」(私の体)ではなく、「私」にして「I’m still half recovering from jet lag.」(まだ時差ボケから回復しているところです)といった言い方もできる。
<<例文>>
Please excuse me. I’m still suffering from jet lag, so, I have to leave now. Thank you for the dinner tonight. They dishes were amazing.
<<訳>>失礼をさせていただきます。まだ時差ボケが治っていないので、もう帰らなければなりません。きょうはディナーにお誘いいただきありがとうございました。どれも素晴らしい料理ばかりでした。
「Please excuse me. I have to leave now.」は中座するときによく使う。ここに「suffer from jet lag」(時差ボケする)を添える。出張でやってきた自分のためにディナーを設定してくれていたとしたら、それに対するお礼の言葉も忘れずに添えたい。
時差ボケをしていると、体調が万全ではないため、うっかりミスを招きやすいばかりでなく、居眠りをしてしまうこともありうる。ビジネスがメインであれば、時差ボケを伝えながらも、なるべく早く回復できるよう自己管理もしっかりすべきだろう。
(記事/柏野裕美)
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