2016年01月13日 08時00分

英会話で本当に重要なことは? 「ある事」をしないのが大事!!

“わからないことはすぐに聞き直すこと”が英会話で重要なポイントになる [拡大する]

“わからないことはすぐに聞き直すこと”が英会話で重要なポイントになる

 日本語に大阪弁や九州弁があるように、英語にも地域によって話されるアクセントや癖、表現の違いはある。TOEICの試験にも米語、英語、オーストラリア、ニュージーランド、カナダなど、異なるアクセントが使われるので、聞き取りやすさに違いを感じる人も多いだろう。

 同じ日本語を話していても、お互いに普段使う表現に差があると聞き直さないと意味がわからないことがある。使う機会の少ない英語ならなおさらだ。

 日本語であれば、すぐに聞き返すだろうが、英語になるとついつい会話の流れを止めてはいけないと思ってしまい、わかったふりをしてしまいがち。その場の空気を大切にすることも大事だが、会話は理解しないといけない。わからなかったことは素直に聞き直そう。それこそが上達につながることも多々あるからだ。

■聞き直す時に使える表現 

 聞き直す表現もシチュエーションによって様々。使いわけられるように、以下の表現は覚えておくと便利だ。

What do you mean by…?
<和訳>…というのはどういう意味ですか?

Sorry, I didn't quite understand. Could you give me more details?
<和訳>すみません。よく理解できませんでした。もう少し詳しく話していただけませんか?

I could not hear you very well. Could you repeat what you said just now?
<和訳>あなたの言ったことがよく聞こえませんでした。今、言ったことを繰り返していただけませんか?

Sorry, I could not follow the details. Would you clarify your points?
<和訳>すみません。詳細が理解できませんでした。言いたいことの要点を明確にしていただけますか?

How will this relate to what you said earlier?
<和訳>これと先ほどあなたが言っていたこととはどんな関係があるのでしょうか?

Please speak slowly.
<和訳>もっとゆっくり話してください。

■さらに、わからない状況が続いたら…

 聞き直さないといけない時は、2度聞いてもわからないことは珍しくない。“Excuse me, can you repeat that?”(和訳:すみませんが、今いったことを繰り返してくれますか?)とお願いして、繰り返して言ってもらったにもかかわらず、聞き取れなかったり、よく理解できなかったりする場合は、“I’m sorry. I don’t quite understand.”(ごめんなさい。よく理解できません。)と言ってもいい。

 英語が母国語ではない日本人にとって、「きょうはなぜか英語が聞き取りにくい」という日があってもおかしくない。何度聞いても理解できない時は、次のように伝えることもできる。

Sorry, but my English is not that good. Please bear with me.
<和訳>すみません、私の英語力はさほどよくありません。辛抱強くおつきあいください。

I’m sorry, I read and write well, but, my verbal skills could be better.
<和訳>すみません。読み書きはできるのですが、会話のスキルは要改善なのです。

といった形で伝えることもスマートな会話の仕方といえるだろう。

 会話をスムーズに運ぶことも大切だが、きちんと理解することはもっと大切。ビジネスで大事なポイントを逃さないよう、聞き取れなかった時のとっさの表現は身につけておきたい。

(記事/柏野裕美)

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