コミュニケーションを楽しむ! 屋台や市場で値引き交渉に挑戦
海外旅行先で屋台や市場を覗いてみたい! 〜世間話から値引き交渉まで〜
旅行先の現地の雰囲気を感じられて、ローカルの人たちと仲良くなれるのがマーケット(market)や、屋台(a stand, a stall)の魅力のひとつです。海外旅行中に訪れるなら、中心地にある大きなマーケットがおススメ。彩り豊かな景色に包まれ、異国情緒溢れる雰囲気に浸れること間違いなし!
〜マーケットでの値引き英会話〜
「Excuse me, where can I find a fresh fruit? 」
(すみません、新鮮な果物はどこにありますか?)
Shopkeeper「I have tons of fruits. You can buy in here! What’s kinda fruit you want?You gonna love our fruits!」
(果物ならここでもたくさん売っているから、買っていってよ! どんなフルーツが欲しいのかな? 絶対気に入るよ!)
「Yeah, you must be right, umm…, looks great. I’m looking for something local. Do you have any recommendation?」
(そうですね…、確かにおいしそう。なにかこの土地ならではのものを探しているのですが、おススメはありますか?)
Shopkeeper「Of course! You can try this. Everybody in here loves this」
(もちろん! これを試してみてごらん。ここの人はみんなこれが大好きなんだよ!)
「Nice, but looks expensive. I just wanna have this a little bit」
(いいですね、でもちょっと高いなー。少しだけ欲しいんです)
「So, how about this price?」
(じゃあ、この値段ではどうかな?)
「Give me a little bit more break on the price, please? How about I’ll give you a specialty from Japan.」
(もうちょっと安くならないですか? 日本からのスペシャルな贈り物をあげるので)
「Wow, that’s looks amazing! OK, I’ll give you better deal!」
(こりゃすごい! もっと安くしてあげよう!)
今回も使える英会話がたくさん詰まっております。なにかを探しているときにいつでも使える “where can I find a〜?”(〜はどこにありますか?)と前回ご紹介した“I’m looking for 〜”(〜を探しています)はセットで覚えてください。
また、相手に何かを勧めるときに使う“You gonna love〜”(〜を絶対気に入るよ)も、ぜひ覚えておいてほしい英会話フレーズです。特に日本特有の文化に対して、外国の方々はとても興味を示してくれるので、なにかを勧めるときにはこちらの英会話フレーズも添えてみてくださいね。
そして“I just wanna have this a little bit”。この英会話フレーズは多くのものをオファーされたときに、“そんなにいらないのでちょっとだけ”という意味があり、マーケットでもホームパーティなどでも使えます。あれもこれも持たされて、クリスマスツリーのようだといわれないように覚えておいてください。
“Give me a little bit more break on the price, please?”は、“ファイナルコール!もうひと声!”といった感じの攻める値引き英会話フレーズです。“Give me a break on the price”「もうちょっとおまけして」だけでも使えます。
ちなみに、英会話例のなかで最後にでた「日本からのスペシャルな贈り物」ってどんなものが効果的だと思いますか? 実はVol.003の「One more Tip」でも紹介した“折り鶴”なんです。日本人が当たり前にできる折り紙って、外国の人から見れば本当にマジックのように見えるんです。
海外での値引き交渉の際には、ぜひ折り紙を忍ばせて、奥の一手として出してみてください。これがあれば英会話だけでは殺伐としがちな交渉事でも、笑顔が広がりますよ♪
〜One More Tip〜
開放的になる海外で現地の人と仲良くなるのは、とっても楽しいですよね。でも女性の場合、現地の男性に対して、“仲良くなる”のと“狙われている”のはキチンと見分けなければいけません。
特にひたすら褒めちぎってきたり、やたらとボディタッチが激しい人には要注意! 相手に悪いなんて、思う必要なし! こちらへの敬意がないようだと感じたら、すぐに毅然とした態度を取りましょう(ヘラヘラ笑っているのは一番よくない!)。ですが…。やっぱり楽しい雰囲気は壊したくないですよね。そんなときに冗談っぽくも毅然とNoの意思表示ができる英会話フレーズがこちら。
キレイだ、ステキだ、美しい!の褒め言葉の羅列には、“Thank you! I know that, everybody says that!”(ありがとう。知ってる! みんなそういうし)と“I know!”(ハイハイ、知ってる 知ってる)で乗り切りましょう。そこで相手が鼻白んだら、あなたは“狙われていた”ということです!
編集プロダクションverbライター。 元NIKITA編集部スタッフ。上智大学英文科卒。国際恋愛派のコラムニスト。ezweb,yahooケータイ公式サイト「セクシー英会話術」を運営。