2015年10月05日 08時20分

仕事で役立つ【実践英語】 時を表す前置詞「during」の使い方

様々ある“時を表す前置詞”のなかで今回は「during」について解説する [拡大する]

様々ある“時を表す前置詞”のなかで今回は「during」について解説する

 時を表す単語につける前置詞には、ある時点がはっきりしている時に使う「at」、ある期間の間を示す「in」、日にちや曜日の前につける「on」が代表的だ。実際の日常会話やビジネスシーンでは、予定についての会話をすることが多く、同じく時を表す前置詞の「for」や「during」なども用いられる。前回は「for」について触れたが、今回は「during」について解説する。

■duringを使うとき
 「during」を使うのは、行為やイベントがある期間中に行われるとき。「in the week of〜」と言いたいところだが、「in」ではなく「during」を使うことを覚えておきたい。

<<例文>>
I would like to set up some interviews during the first week of September.
<<訳>>9月の最初の週にインタビューをいくつか設定したいと思います。

「during」の使用例
・during your lunch break (あなたの昼食時間中に)
・during the night (夜中に)
・during your visit (あなたが訪問している期間中に)
・during my service at XYZ company (XYZ社に勤務していた間)

 このほか、何曜日から何曜日まで、何月から何月までという特定の期間を指す場合の表現として「from 〜 through 〜」がある。

<<例文>>
I will be out of the office from Monday through Thursday next week.
<<訳>>来週の月曜日から木曜日までの終日、不在にしております。

<<例文>>
Please let me know your schedule from August through October.
<<訳>>8月から10月のあなたの予定を教えてください。

 ここで注意すべき点は、through 〜を使う場合、指定されている曜日や月など期間の終わりまで含むこと。例えば、2000年から2015年と言った場合、2015年12月31日23時59分59秒までを含む。

 ちなみに、日本語で「月曜日から木曜日まで」と言うときに、「木曜日の何時まで不在なのか、何時からであればコンタクトがとれるのか」と聞き返されることがある。曖昧にならないように、あらかじめ「月曜日から木曜日まで不在にしており、金曜日に戻ります」というのが好ましい。

 このように、「in」「on」「at」という代表的な前置詞以外の、時や期間をあらわす表現のニュアンスを覚えておきたい。

(記事/柏野裕美)

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