2015年09月04日 08時30分
1日5分で役立つ英語勉強法! 音読で英語力アップする“5つのコツ”
1日5分の音読で英語力がアップする勉強法!
英文を音読することで、英語力が上がるといった話をよく聞くが、実際どのような効果があり、どのような方法で行えばいいのだろうか。今回は、音読の効果やおすすめの方法、音読で英語力がアップする5つのコツなどを紹介する。
■音読の効果
【1】発音(スピーキング)の練習になる
繰り返し音読をすることで、発音に自信がもてるようになり、スムーズに英語の発音ができるようになる。
【2】リスニング強化になる
正しく発音しながら音読をすることで、リスニング強化につながる。
【3】イディオムや単語を暗記できる
音読をすることで、イディオムや前置詞などを暗記できる。会話をしたり、英文を書くときに自然に英語の表現が出てくるようになる。
例えば、「仕事に応募する」の英文を考えるときに、「apply for a job」とapply の次にはforだと自然に覚えるイメージだ。また、イディオムに限らず、「I play the piano」のように楽器には基本的に"the"がつくことや、「go to school」のように“the”がつかないなど冠詞に関しても同様に有効だ。
■音読のタイミングと1回の時間
音読は就寝前に3〜5分程度を行うことを日課にするのがおすすめ。脳は、寝ている間に記憶を整理すると言われているため、就寝前に音読をすることで定着する効果が期待できる。それ以外にも、出勤前や入浴前など毎日自分が続けやすい時間帯を決めておくのもいいだろう。
■音読におすすめの本
・大学受験生
音声CD付きの教科書を活用する。発音を確認できるので正確な発音が身につく。
・TOEICなどの資格試験を受ける人
自分が受験するTOEICなどの資格試験の過去問題を使用する。
・ビジネスパーソン
目的別に選ぶとよい。例えば、時事問題に精通したい場合は、BBCやCNN、Newsweekなどの記事を音読する。
どの教材を使う場合でも、毎日違う英文ではなく、3〜5分で読み終わる英文を2週間から1ヶ月繰り返し音読するのが大事。同じ英文だからこそ、自然にイディオムなどが頭にはいる。
■音読で英語力アップする5つのコツ
【1】目的・目標を決める
大学に合格するため、TOEICのスコアアップのためなど、目的や目標をあらかじめ設定することで、継続化につながる。
【2】大きな声で読む
誰かに聞かせているつもりで、相手に伝わるようにはっきりと読む。それにより、自信をもって話すことができるようになり、自分の音読を聞いてリスニング強化にもつながる。
【3】正しい発音を意識する
正しい発音は発音機能のついたオンライン辞書でチェックする。CDがあれば利用する。自分の発音が正しいかどうかを確認するためには、iPhoneのSiriなどを使う方法がおおすすめだ。音声認識を英語に切り替えてSiriに話しかけてその英語がきちんと認識されれば正しい発音だということになる。
【4】区切りを考える
長い英文は意味の区切りを考えながら音読する。
【5】英語上級者相手に音読する
英語が得意な人の前で音読する。区切り方や抑揚のつけ方、発音などを直してもらえば、さらなるレベルアップが狙える。
音読には、さまざまな方法がある。自分にあったやり方で飽きずに続けることができれば、英語力アップにきっとつながる。
【文/寺本亜紀】
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