2016年06月20日 07時40分

欧米ならではの「ウエディング事情」とは? 結婚式で使える英語表現も紹介

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日本でもぜひ取り入れたい! 欧米ならではの“ウエディング事情”とは?

 6月といえば「ジューンブライド(June Bride)」。結婚式を思い浮かべる人も多いだろう。日本の結婚式には、欧米から伝わった様々な風習が取り入れられているが、実はまだ浸透していないものもある。今回は、結婚式に使える英語表現とともに紹介していきたい。

■欧米の結婚式では“ご祝儀”は渡さない

 日本では、結婚式当日にご祝儀を渡すのが一般的。だが、欧米では、ご祝儀の代わりにギフトを贈る「ウエディングレジストリ(Wedding Registry)」もしくは「ウエディングリスト(Wedding List)」を利用することが多い。
 
 これは、新郎新婦が欲しい物をリストアップして「ウィッシュリスト(wish list)」にし、デパートやショップなどに登録、その際のオンラインサービスのアドレスを招待状に記載するというもの。親族や友人たちは、その中からお祝いの品を選んで贈るシステムだ。

 すでに購入済の物にはチェックが入るので、お祝いの品が被ることはなく、プレゼントする側にとっては何を贈ればいいのか悩む必要のない便利なサービスだ。贈り物以外に、新婚旅行にかかる費用を現金で支援してもらうウィッシュリストも登場している。

■結婚式で使える英語表現

 続いて、結婚式で使える英語表現を紹介する。新婦は英語で「bride」、新郎は「groom」、新郎新婦のことは「the bride and groom」という。日本語では“新郎新婦”と、新郎が先にくるが、英語では必ず新婦が先にくる。

 また、日本では、結婚式のことを「wedding party」と呼ぶことも少なくないが、海外では“結婚式を盛り上げてくれる仲間”を指すことが多い。

 例えば、海外の映画でよく見られる花嫁付添人(bridesmaid)や花婿付添人(groomsman)のことを、「wedding party」と呼ぶ。挙式を表す場合は「wedding ceremony」または「marriage ceremony」を使いたい。ちなみに、結婚披露宴は「wedding reception」もしくは「wedding celebration」となる。ウェルカムボードや招待状に記載する際は、くれぐれも間違えないようにしよう。

<ウェルカムボードの英語のメッセージ例>

ウェルカムボードは、結婚式の必須アイテムとなりつつある。ゲストが目にするものなので、英語を使う場合はわかりやすい表現にしたい。そこで、メッセージの例をいくつか紹介しよう。

・Welcome to the wedding of ○○ & ○○. June 20, 2016
(○○と○○の結婚式へようこそ)

・Welcome to our beginning ○○ & ○○. June 20, 2016 
(○○と○○の新たな門出にようこそ)

※○○には、新婦、新郎の順で名前を入れて、最後に結婚式の日付を入れる

・Thank you for joining us on the most important day of our lives.
(私たちの人生で最も大切な日にお越しいただきありがとうございます)

・Happily ever after.
(末永く幸せに暮らします)

 ちなみに、最後の「Happily ever after」は、西洋のおとぎ話の結び言葉「And they lived happily ever after.(ふたりはいつまでも幸せに暮らしましたとさ)」で有名だ。

 結婚式に関しては、国によって様々なスタイルがあるが、このように素敵な言葉や習慣であれば、取り入れてみるのもいいかもしれない。

【文/寺本亜紀】

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