2015年09月12日 10時40分

中学レベルの「英語」本当にわかる? 「Go」と「Come」の正しい使い方

間違えやすい「Go」と「Come」の“正しい使い方”とは? [拡大する]

間違えやすい「Go」と「Come」の“正しい使い方”とは?

 中学で英語を勉強した多くの人が、goとcomeの意味について、「go=行く」「come=来る」と認識しているのではないだろうか。もちろん間違いではないのだが、この認識にとらわれていると、思わぬ落とし穴に落ちてしまう事がある。それが「〜へ行く」という表現だ。今回は、実は間違えやすい「Go」と「Come」の使い方について解説していく。

■「行く」でも「Come」
 例えば、パーティーに誘われた時、「パーティーに行く」と伝えるためには、「I’m going」ではなく、「I’m coming」を使わなければならない。

 理由は、「go」には「(主語から離れた場所へ)行く」という意味があり、「I’m going」と伝えてしまうと、「この場所から別の所へ行く」、つまり「もう行かないといけない」といった別れの言葉になってしまう。

 一方、「come」には「主語に近づく、主語に向かっていく動き」の意味があるため、「I’m coming」と伝えることで、「パーティーに近づく」、つまり、「パーティーへ行く」という意味になる。

■「家に帰る」はどっち?
 では、「今から家に帰る」という場合はどうなるのか? これも先ほどと同様に、家(主語)に向かっていくので、「I’m coming home」が正しい言い回しとなる。

 日本人的には、どこかへ行く事を伝えるのに「come」を使用する事に対して、違和感があるかもしれない。だが、「go」と「come」は、使い方次第で全く反対の意味になってしまうこともある。使い方をよく理解して、少しずつ慣らしていくといいだろう。

<記事/kotanglish(日本ワーキング・ホリデー協会)>

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