2015年07月11日 10時10分

中学生レベルの【英語】somethingとanythingの意味の違いとは?

中学レベルの「英語」今でもわかる? (C)oricon ME inc. [拡大する]

中学レベルの「英語」今でもわかる? (C)oricon ME inc.

 中学英語で習った「Something」と「Anything」。どちらも「なにか」という意味を持つが、これらの言葉に込められたニュアンスには大きな違いがあることをご存じだろうか。英語には直訳だけでなく、その単語が持つ微妙なニュアンスの違いもあるので、下記に実例を挙げて解説していこう。

 一般的に、「Something」は「具体的に例は挙げられないが、自分が欲しいもののイメージがある」時に使われる。一方、「Anything」は「なんでもいい」「どんなものでも」というニュアンスで使用される。

■Somethingの場合

A「Get me something to eat.」(なにか食べる物を持ってきてよ)
B「What do you want?」(なにがいい?)
A「Uhm… Something warm.」(んー、何か温かいものがいい)

 この場合、Aは「Something」を使って食べ物を要求しているが、具体的に「温かいものが欲しい」というイメージも持っている。もし、Aに冷たい食べ物を出せば、不機嫌になってしまうだろう。

■Anythingの場合

A「Get me anything to eat.」(なにか食べる物を持ってきてよ)
B「What do you want?」(なにがいい?)
A「I said anything.」(なんでもいいってば)

 このように「Anything」を使って食べの物を要求する場合、Aは「本当になんでもいい」という意味を込めて注文をしている。変に注文を聞き返すと、逆に相手を不愉快にさせてしまうこともあるので注意が必要だ。無意識に使っていると、思わぬ場面で問題が発生してしまうこともあるので、ニュアンスの違いには気を配るようにするべきだ。

<記事/kotanglish(日本ワーキング・ホリデー協会)>

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