2015年06月06日 10時10分
「航空券」購入の“マル秘”テク!? 知って得する“賢い”買い方
知って得する「航空券」の賢い買い方
ネットの普及で海外旅行のチケット購入が非常に簡単になった昨今。実際、様々な航空券購入サイトがあり、誰でも気軽に買うことができる。とはいえ、気軽に購入できるからこその落とし穴や意外と知らないマル秘テクニックが潜んでいるのだ。今回は、自分で航空券を購入する際の注意事項と知っていると便利なテクニックを紹介する。
■旅行会社を利用する場合の注意点
最近では、旅行会社が競うように価格を下げて航空券を販売しているが、ただ安いからと言って、安易に購入してはいけない。
日本の旅行会社から航空券を購入したにも関わらず、購入直後に会社が倒産し、せっかく購入した航空券を発券してもらえず、返金すらも行われなかったというケースが多々あるからだ。
このような被害に遭わないために、日本の旅行会社から航空券を購入する際は、次の2点に注意してほしい。
【1】旅行会社がJATA(一般社団法人日本旅行業協会)またはANTA(一般社団法人 全国旅行業協会)の上位正規会員であること。
【2】大手の旅行会社やその子会社など、一般的によく知られた会社であること。
数千円安いからと、聞いたこともないような旅行会社から航空券を購入するのは避けた方がよい。少しくらい高くても、安心できる会社から購入した方が、確実に航空券を発券してもらえる。あるいは、旅行会社を利用せず、航空会社のウェブサイトから直接購入する方法も安心度が高い。
■旅行会社を利用せず購入する場合
自分が行きたい都市への航空券がいくらなのか、どこの都市へ行く飛行機が最も安いのかなど、海外航空券の価格をあらゆる側面から比較したい時に便利なのが、「Skyscanner(スカイスキャナー)」というサイト。世界各国で利用されており、最近では日本でも利用者が増えてきた。
日系の航空券比較サイトもいくつか存在するが、Skyscannerの方がマイナー都市への航空券が発見しやすく、圧倒的に使いやすい。目的地が決まっていない場合でも、出発地だけを入力して目的地の欄を空欄にして検索すれば、世界各国へのフライト情報・燃油サーチャージ込の価格が瞬時に表示されるのだ。
同サイトはあくまで比較サイトなので、気になる航空券が見つかったら、実際の購入は、リンク先のサイトで購入する形となる。その際は、空港使用料や受託手荷物など、別途かかる費用も確認するといいだろう。
■都市間周遊チケットの検索方法
周遊チケットは、複数都市を訪問したい時に便利な航空券だ。先ほどのSkyscannerでは、周遊チケットを検索することができない(2015年6月現在)ため、「ebookers」や「トラベルコちゃん」といったサイトを利用して、各航空会社の価格の概要をつかむ。
航空会社ごとに強みがあり、アメリカの複数都市を周遊したい場合は、デルタ空港がお得な周遊チケットを提供していることがある。
例えば、ニューヨーク⇔東京の単純往復航空券に200〜300ドルを追加するだけで、ニューヨーク・ロサンゼルス・ハワイの3都市を周遊できるチケットを購入できることがある。
国をまたぐ場合には、複数の航空会社から別々にチケットを買う方がお得な場合もあるので、Skyscanner、ebookers、トラベルコちゃんをフル活用して、様々な条件で価格を比較するのがベストといえるだろう。
(記事/THE RYUGAKU)
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