2016年03月14日 09時20分
語学が身につく近道!? 英語でスポーツを楽しめる施設【3選】
リオ五輪の前に、スポーツをしながら英語を習得してみては?
2016年はリオ五輪イヤー。そして、4年後には東京五輪が控えている。その影響か、ここ数年、英語でスポーツを学べる施設が増加中だ。そこで今回は、オープンしてまだ2年以内のオススメ施設を紹介していこう。
■赤ちゃんから高齢者まで利用できる「MY VILLAGE」
まずは、昨年11月に東京五輪の選手村とスタジアムの間に位置するエリア・豊洲にオープンした「MY VILLAGE(マイ ビレッジ)」。同五輪に向けた5年間限定のプロジェクトで、米国の子ども向けフィットネスクラブを日本国内で運営する「My Gym Japan」が手がけている。この施設の「グローバル・ビレッジ(国際村)」では、0歳児から高齢者まで誰もが利用できる英語を共通言語としたスポーツやカルチャーレッスン、異文化交流を楽しめるプログラムが用意されている。
例えば、英語と運動能力を同時に育む「MY GYM」(対象:0〜6歳)、シーズンごとにアメリカンフットボールやバスケットボールなど、さまざまなスポーツを経験できる「WORLD SPORTS」(対象:小学生)、フィットネスから外国語、ヨガ、クッキングなどが開講されている「WORKSHOP」(対象:大人)。また、「MY VILLAGE CAFE」(対象:全年齢)では、各国のスイーツやフレッシュフルーツを使ったヘルシードリンクなど、ここでしか食べられないメニューが揃い、海外のカフェ感覚で楽しめる。
■神田外語大学が運営する「英語deスポーツクラブ」
2015年4月にスタートした「英語deスポーツクラブ」では、ネイティブコーチが英語で行うさまざまなスポーツレッスンを受けられる。目的は、「英語に慣れる」「スポーツに触れる」「コミュニケーション力とチャレンジ精神の向上」の3つ。神田外語大学の体育・スポーツセンターが運営および管理を行っており、サッカーは人工芝グラウンド、バスケットボールは体育館アリーナ、テニスはテニスコートで実施する。球技以外にも、身体を使ってコミュニケーションやチームワークを養うゲームアクティビティなども取り入れている。対象は小学1〜6年生の男女。
■NBAに挑戦したコーチがいる「英語で教える運動塾 spoglish GYM」
東京都杉並区にある「英語で教える運動塾 spoglish GYM(スポグリッシュ ジム)」は、2014年4月にオープン。代表は幼少期に米国に住んでいて、コーチとともに世界最高峰のプロバスケットボールリーグ・NBAに挑戦したことがあるという。その経験から、「運動センス」と「英語耳」を相乗効果で育てるオリジナルプログラム「spoglish」を考案。運動センスは、投げる・蹴るなど多種多様な動作のトレーニングを行って身につける。
同施設では、裸足でのレッスンを行っている。これは、「足指を自由に動かせるようになる」「土踏まずの成長」「足裏を刺激することで脳を活性化する」といった意味があるそうだ。レッスン中は原則、英語での指示となるが、初めての子どもは慣れるまで日本語のフォローもあるので安心だ。
今回は、主に子ども向けの施設を紹介したが、なかには大人も楽しめる施設もあるので、活用してみてはいかがだろう。東京五輪までの4年間、スポーツをしながら英語でのコミュニケーションを楽しめる場所は、ますます増えていくのかもしれない。
【文/寺本亜紀】
>>上達のカギは“習得度” 利用者が選ぶ“満足度No.1”の<英会話スクール>はどこ?
>>「サッカー」の単語はどう生まれた? 欧州でフットボールと呼ぶ理由も紹介!