2016年03月07日 08時20分
“Siri”は英語学習の新たな武器? 発音チェックに最適アプリ
音声認識アシスタント「Siri」を使って、自分の発音チェックしてみよう (C)oricon ME inc.
英会話を上達するには、日頃から英語環境に触れることが大切だ。だが、日本では英語を話す機会がほとんどない。そこで利用したいのが、iPhoneに搭載されている音声認識機能“Siri”だ。日本人がやってしまいがちな発音の間違いを再確認するうえでも、Siriは最適なアプリケーションといえる。今回はSiriを活用した新しい英語学習法をシーン別に紹介しよう。
■セッティング方法
まず、iPhoneの「設定」アプリを起動し、「一般」→「Siri」→「“Hey Siri”を許可」をオンにする。次に「言語」を「英語(アメリカ合衆国、イギリス、オーストラリア、カナダ)」から選択し、セット完了だ。ちなみに“Hey Siri”は、iPhone 6s/6s plus以前の機種では、充電した状態でのみ反応する。
また、Siriを起動するにはiPhoneのセンターボタンを長押しすると、「What can I help you with?」と聞かれるので、様々な英語フレーズで話しかけてみよう。
【起床/準備編】
忙しく時間に追われる早朝でも、Siriを使うことで、指を使わず声だけで操作ができる。そんな朝のシーンで使える英文を紹介しよう。
Turn off all alarms.
(セットしたアラームを止めて)
What is today’s schedule?
(きょうのスケジュールはどうなっている?)
How’s the weather today?
(きょうの天気を教えて)
【音楽編】
Siriを使うことにより、手放しで音楽が再生ができるだけでなく、カフェやお店、街中で流れている曲の情報を教えてもらうことも可能。ぜひ試してみよう。
Play music
(音楽を再生して)
Shuffle “Justin Bieber”.
(ジャスティン・ビーバーの曲をシャッフルで流して)
Stop the tune.
(曲を止めて)
Skip the tune.
(曲をスキップして)
What is the song?
(この曲はなんですか?)
【料理編】
手が離せない料理の最中でも、Siriを使いこなせれば様々なことができる。
Set the timer for 9 minutes.
(タイマーを9分でセットして)
Check the recipe of omelet.
(オムライスのレシピを調べて)
Send a message to Yuki.
(ユキにメッセージを送って)
【就寝編】
起きるときと同様に、就寝時にもSiriは活用できる。起こしてほしい時間などを伝えることで、アラームをセットしてくれるのだ。
Set an alarm for 8 AM.
(午前8時にアラームをセットして)
Wake me up at 8 AM every day.
(毎朝朝8時にアラームをセットして)
Wake after 10 minutes
(10分後に起こして)
日常生活のさまざまな場面でSiriと英会話をすることで、英語を話す習慣が身につくだろう。ちなみに、Siriを終了したい場合には、「Good-Bye」と伝えれば自動的に終了する。ちょっとした空き時間にできるので、ぜひ試してみてはいかがだろうか。
【文/寺本亜紀】
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