2015年10月09日 08時00分

「TOEIC」短期間でスコアUPが見込める勉強法! ポイントは反復!?

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実は短期間で「TOEIC」のスコアUPが見込める勉強法があった!?

 就職や転職に有利とされている「TOEIC」。スコアを100点アップさせるためには、最低でも200〜300時間の英語学習が必要だと言われている。全体的な英語力をつけることでTOEICのスコアアップも望めるが、やはりTOEICのための学習を習慣化させることが何より重要になるだろう。だが、多忙なビジネスパーソンにとって毎日一定の時間確保をするのはなかなか難しいもの。そこで、今回は公式問題集などの公式本を使って、短期間でスコアアップを目指す方法を紹介する。

 TOEICの学習は、当日のテストの流れを把握するためにも本番に即したテキストを使用することが大切だ。オススメのテキストは、同テストを制作しているEducational Testing Service(ETS)が制作した『TOEIC(R)テスト 新公式問題集 Vol.6』。TOEICの練習テストが2回分収録されている。

 公式ということもあって、テスト前にこの問題集を模試がわりに使用している人も少なくないだろう。だが、この問題集のテストは、一度解いて終わらせるのではなく、繰り返し解くことで、本当のスコアアップにつながるのだ。使い方次第で短期間のうちにさまざまなテスト対策につながるのでいくつか紹介する。

・TOEICテストと同じ時間で解く。その後、解説を読んで理解する
・タイマーで測り、1問を30秒で解答していくスピードを体感する
・自分が知らなかった英単語やフレーズをチェックして自分だけの語彙帳を作る
・「覚えておくと便利な表現」の例文など定型文として覚える
・長文はスラッシュリーディングする
・付属のCDを聞いてディクテーションをする(米国、英国、カナダ、オーストラリアの発音に慣れる)など

 また、新公式問題集とあわせて『TOEIC(R)テスト 新公式問題集 Vol.6 オーディオブック版』の活用もオススメだ。これまでリスニングセクションのCDはあったが、これはリーディングセクションをETS公認ナレーターが読み上げている。ディクテーションやシャドーイングなどさまざまな使い方ができそうだ。

 このほか、リスニングを強化したい人には『TOEIC(R)テスト公式プラクティス リスニング編』、リーディングを強化したい人は『TOEIC(R)テスト公式プラクティス リーディング編』がオススメだ。また、語彙力が不足している人は『TOEIC(R)テスト公式問題で学ぶボキャブラリー』もあわせて使用することでスコアアップが期待できる。

 独学で学習するのが難しい人は、TOEICコースがある英会話スクールを活用する方法もある。例えば、ベルリッツの「TOEIC(R)テスト受験対策集中コース」は、同コース受講生のアンケートによると、1〜2ヶ月の短期集中レッスンで、平均100点、最高250点アップしたという。

 また、NOVAの「TOEIC(R)/TOEFL(R)対策マンツーマンコース」は、初めにスクールで診断テストを受けて、その結果をもとに診断書を作成し、どのパートを優先して学習すればスコアアップするのか提案してもらえるので学習スケジュールがたてやすい。

 そのほかにも、日本人講師と英語ネイティブ講師がペアでTOEIC対策しているクラスなど、今ではTOEIC対策のためのクラスを設けているスクールが多い。独学でも英会話スクール活用でも、自分にあった学習方法をみつけることが短期間でスコアアップにつながることは間違いないだろう。

【文/寺本亜紀】

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