ぜひ覚えておきたい英会話の基礎例文集まとめ

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 グローバル化がますます進み、日本国内だけで仕事を完了することが難しいケースも多くなっています。同僚やお客様が海外の方であったり、自社の工場が海外に移転したりすることも珍しくありません。それに伴い、英語を公用語にする企業が増えているため、英語でのコミュニケーションの能力(英会話力)の必要性も上がってきています。将来的に、英語ができないことはさまざまな局面で不利に働く可能性があります。英語を話せないとお客様との商談もうまく進まず、同僚や部下とのコミュニケーションもできなくなります。

 しかし、よく使う言い回しはそれほど多くなく、例文集を通してパターンを覚えるだけで状況は改善します。ここでは英会話における基礎的な例文について見ていきましょう。
 冒頭で述べたような内容は誰しも頭では理解しており、英会話力を身に付ける必要があると感じている方は多いようです。しかし、実際に英会話ができる方は非常に少ないのが現状です。特に、日本企業に勤めているサラリーマンでは、英語を通してビジネスができる人は全体の10%以下とされています。英語自体は、大学を卒業した人ならば、中学、高校、大学で合計10年以上学んでおり、時間にすると3000時間程度になるでしょう。それだけの時間をかけて勉強したのにもかかわらず英会話ができないのは、日本の教育システムの問題とも言われます。しかし、実情は少し異なります。通常、英語が話せるようになるために掛かる時間は5000時間とされ、学生時代の勉強だけでは話せるようになるのは難しいのです。そこで、足りないあと2000時間分の英語の勉強を補う必要がでてきます。

 日本の英語の教育システムは、文法や読み書きを中心としています。リスニングとスピーキングは十分とは言えませんが、英会話の基本である5W/1Hは学んでおり、1000時間ほど集中して取り組めばかなり話せるようになります。これに合わせて基本例文集で決まった言い回しを覚えていけば、あとは場数を踏むのみです。しかし、学校で習った単語などの土台のベースがなければ、場数を踏んでも英会話力は向上しません。足りないのは、実践と言いまわしの追加の暗記です。

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 英会話の表現はある程度決まっているので、それらの言い回しを例文集として暗記すれば、少なくとも最低限の会話はできるようになるでしょう。ここに、特に重要な例を示します。

挨拶

Nice to meet you.

「はじめまして。」

It’s a pleasure to meet you.

「あなたにお会いできて嬉しいです。」

How’ve you been?

「どうしてたの?」
 * 久しぶりに会った相手に使います。

See you!

「じゃあね!」
 * 別れの挨拶の定番です。

Bye.

「バイバイ。」


名刺交換

Could I exchange business cards, if you don’t mind?

「もしよろしければ、名刺交換をさせていただけますか?」

Let me give you my business card.

「私の名刺をお渡しします。」

Here is my business card.

「こちらは私の名刺です。」


電話対応

Hello. This is X company. May I help you?

「こちらはX社でございます。ご用件を承ります。」

Hello. I’d like to speak to Mr. Smith.

「こんにちは。スミスさんをお願いします。」

I’ll transfer you to the person in charge.

「担当者に代わります。」


交通機関

What is the gate number?

「空港/搭乗ゲートは何番ですか?」

How can I get to San Francisco?

「サンフランシスコの行き方を教えてください。」

Where do I board the train for Atlanta?

「アトランタへはどれに乗ればいいのですか?」

What time does the last train for Seattle leave?

「シアトル行きの最終は何時ですか?」

Does this train stop at ○○?

「この電車は○○に停まりますか?」


食事

What do you recommend?

「何をおすすめしてくれますか?」

I will have that.

「じゃあ、それ下さい。」

Can we get the bill, please?

「お勘定をお願いします。」

 「短時間で英語が話せる」という言葉に期待し過ぎてはいけません。語学習得には近道がないため、毎日小さな努力をコツコツと積み重ねていく必要があります。短期間で英語力を上げたい方は、休日も利用して1日3時間ほどの学習時間を確保しましょう。1年間、毎日2〜3時間の学習時間を2年間分で算出すると2000時間程必要となります。これまでに習得した英語力の維持には、その後も学習を続けることが必要です。上記の例文集は、ほんの一部に過ぎません。場面毎に応じた参考例文集や書籍などを使って毎日地道に繰り返して覚えることが、近道であると言えます。そして、可能ならばそれらの言い回しを使えるようなシチュエーションで実際に使ってみることが、英会話の能力を身に付ける為には必要です。

 大学を卒業するまでに、既に3000時間は英語の勉強をしているとはいえ、英語が話せるようになるためには5000時間が必要と言われています。つまり、あと2000時間分の英語の勉強が不足しているということです。文法や読み書きを中心とした日本の英語教育システムでは、英会話の基本である5W/1Hをしっかりと学びます。リスニングとスピーキングは十分とは言えませんが、1000時間ほど集中して取り組めばかなり話せるようになるでしょう。

 これに合わせて、基本例文集などで決まりきった言い回しを覚えていけば、あとは場数を踏むのみです。英語は、基本的に特定の表現を覚えてしまえば、あとはその応用に過ぎません。自分が使いこなせるフレーズが増えるほどに、英会話力も向上するはずです。まず始めに、ここで示した例文集を覚えることから始めてみてはいかがでしょうか。
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