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意外と知らない【英語の基礎】 「it」と「that」の使い分けとは?

「it」は「それ」、「that」は「あれ」だけでなく、もっと細かい違いが存在する [拡大する]

「it」は「それ」、「that」は「あれ」だけでなく、もっと細かい違いが存在する

 「it」は「それ」、「that」は「あれ」と訳すと考えている人が多いが、実際はもっと細かい違いが存在する。間違えて使うと意味が大きく変わってしまうこともあるため、使い方には注意したい。

 「it」と「that」は、一般的に「文章内の具体的な何かを指す=it」「文章全体を指す=that」で使い分けられる。例文に対する回答を見ていこう。

<例文>
I have something to tell you.
(あなたに言いたいことがあるの)

 この文章に対して「What is it?」と答えると、「it」は「something」の代わりとして機能しているので「What is something?」となり、「言いたいことって何?」という意味になる。

 だが、「What is that?」と答えた場合、「that」は文全体を指すので、「What is I have something to tell you?」ということになり、「あなたが言いたかったことって何?(なんて言ったかわからない)」というニュアンスになってしまうのだ。

<例文>
I think this word is misspelled.
(この単語って書き間違いだと思う)

 この文章に対しては、例えば「That is right.」と答えると、文章全体を肯定するので「その通り!(その単語は書き間違いだよ)」という意味になる。

 ただし、これを「It is right」と答えた場合、「it」は文章の中でも「word」の部分だけを指すので、「Word is right.」つまり「その単語のスペルは正しいよ」となり、全く逆の意味になってしまうのだ。

 「it」と「that」の使い分けは意外と繊細。まずは「it」を「それ」、「that」を「あれ」と訳してしまう癖を直し、前後の文章や会話から何を指しているのか把握できるようになろう。

<記事/kotanglish(日本ワーキング・ホリデー協会)>

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