2017年09月06日 08時20分

人気の渡航先1位は大自然に囲まれた“あの国”

 ワーキング・ホリデー制度を支援・促進する『日本ワーキング・ホリデー協会』(JAWHM)が先月21日、2017年度の「人気渡航先ランキング」を発表した。1位にはオーストラリアがランクイン。そのほか、2位に「カナダ」、3位に「ニュージーランド」が、例年と変わらず上位を占めた(※図表1参照)。

2017年度の「人気渡航先ランキング」ナンバーワンは・・・

2017年度の「人気渡航先ランキング」ナンバーワンは・・・

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 同ランキングは、2017年7月中に同協会のセミナーに参加した人を対象に、ワーキング・ホリデーを利用して行きたい国を調査。世界遺産が17ヶ所登録されている大自然に囲まれたオーストラリアが、昨年同様に1位となった。

 そのほか、2017年4月より新たにワーキング・ホリデーがスタートした「スペイン」が8位に、また、2016年7月から開始した「オーストリア」も10位ランクインしており、まだ知名度は少ないものの、以前から協定を結んでいる国を退ける結果となった。

 スペインは公用語が英語ではなくスペイン語。世界の約4億人に使用されている言語であり、特に南米ではポルトガル語が主流なブラジルを除いてほとんどの国で通じるようだ。オーストリアは、公用語がドイツ語のため、ドイツ語留学の渡航先として人気。音楽の文化が発展しているので、音楽に触れたい人にもオススメだ。

 また、同ランキングに併せて、渡航先に追加してほしい国ランキングも発表。昨年に引き続き、1位には、海外と言えば真っ先に頭に思い浮かぶ「アメリカ」が、第2位にはスペインが協定国となったこともあり、「イタリア」が繰り上がる結果に。

 注目の3位には、昨年圏外だった「フィリピン」がランクイン。近年、格安留学で人気の国でもワーキング・ホリデーの需要があることが判明した。また、そのほかにも新しく「インド」と「タイ」、昨年から5つ順位を下げた「シンガポール」などのアジア圏の国や、「スウェーデン」や「フィンランド」など北欧の国の人気が高い結果となった(※図表2参照)。

【調査概要】
◆調査期間:2017年7月3日〜28日
◆回答者数:402サンプル
◆調査対象者
性別:男女、条件:日本ワーキング・ホリデー協会のセミナーに参加した人

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