2017年03月24日 08時20分
「ぎっくり腰」は魔女の仕業? 英語での伝え方を紹介
「ぎっくり腰」英語名の由来は“魔女の一撃”からきている…?
みなさんは「ぎっくり腰」を経験したことがあるだろうか。実際に経験してみると分かるのだが、動けないほどの痛みに突然襲われる。もともとは突然痛みが発生することから「びっくり腰」と呼ばれており、それが「ぎっくり」に訛ったと言われている。
海外でも「ぎっくり腰」はポピュラーな症状だ。ぎっくり腰を英語にすると、医療的には「Slipped disc(椎間板ヘルニア)」「Lumbar sprain(腰の捻挫)」「lumbosacral strain(腰仙部挫傷)」と呼ばれている。
だが、日本の語源同様、いきなり腰に激痛がはしり動けなくなることから、海外でも別の呼称が定着している。
例えば、ドイツやイタリアではぎっくり腰が魔女の仕業と信じられており、「魔女の一撃」と呼ばれる。ドイツ語では「Hexenschuss」、イタリア語では「Colpo della strega」と表す。そこから転じて、英語圏でもぎっくり腰を「witch’s shot」と呼ぶようになったそうだ。金縛りも英語では「Old hag attack(魔女の攻撃)」と呼んでいるので、海外では古来より体調不良の原因を“魔女の仕業”にしていたようだ。
万が一、海外でぎっくり腰になってしまったら「腰が痛むこと」「(痛みで)動くことが出来ないこと」を相手に伝えよう。
「I think I got witch’s shot.」
ぎっくり腰になったっぽい
「Ahh! My back hurts so bad!」
うっ! 腰がめっちゃ痛い!
「I can’t even move because of backache…」
腰痛で、動くこともできない…
「I felt my back just popped.」
さっき腰がポキってなったのがわかった
また、海外では痛みの度合いを「10段階評価」で伝えることが多い。ケガをした人に痛みの度合いを聞くときにも便利なので、覚えておきたい。
「On a scale of 1 to 10, how much does it hurt?」
痛みを10段階で表すと、どれくらい痛いですか?
<記事/kotanglish(日本ワーキング・ホリデー協会)>
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