ワンランク上の「英語表現」 “義理チョコ”は英語でどう説明?

「義理チョコ」を外国人にあげる際には、贈る理由を簡単に説明してあげよう [拡大する]

「義理チョコ」を外国人にあげる際には、贈る理由を簡単に説明してあげよう

 バレンタインデーにチョコレートを贈るのは、日本では女性から男性が一般的。だが、海外ではその逆も多く、むしろ女性からだけ贈る文化の方が珍しいといえる。バレンタインデーは男女を問わず、愛情の表現であり、日頃の感謝の気持ちを伝えるために贈り物をしたり、食事に誘ったりする。その相手は家族やパートナーであり、その日に会う全ての同僚や知人のために何かを用意する話はあまり聞かない。

 だが、日本では「本命チョコ」や「義理チョコ」など様々な名目でチョコが行き交う文化が根付いている。この「義理チョコ」は日本ならではのもので、日本に移り住み、日本語を学び始めた外国人にとって「義理チョコ」の理解が難しい。プレゼントをするのは感謝や愛情をあらわす手段なのに、なぜ「義理」と称してまで贈り物をするのか。義理でプレゼントをもらって誰が喜ぶのだろうかと疑問に思うわけだ。

 日本に来て、初めてのバレンタインデーで義理チョコをもらう経験をする外国人男性はちょっと戸惑って次のような展開になるかもしれない。

Ami:Happy Valentine’s Day! This is for you.
ハッピーバレンタイン! これどうぞ。

Brad:What’s this? Is this a souvenir from your vacation?
これは何ですか? 休暇で訪れたところのお土産ですか?

Ami: It’s Valentine’s Day today. This is a small gift from me.
きょうはバレンタインデーです。これは私からのちょっとした贈り物です。

Brad: Why are you giving me this? Do you like me?
どうして私にくれるんですか? 私が好きなの?

Ami: Not, it’s not that. I’m giving chocolates to everyone in the office.
いえ、そうじゃないの。みんなにチョコレートあげてるの。

 こうなると、Bradの謎は深まるばかり。

 「義理チョコ」になじみのない外国人に「義理チョコ」を渡す時は、どうして贈るのかを簡単に説明してあげるといいだろう。好意をいただいているとか、中途半端に「義理」という言葉を知っているためにお情けでくれてやっていると思われることも避けたい。

Ami: This is a kind of thank you gift from me. In Japan, it’s common for women to give chocolate not only to her loved ones to express her feelings, but also to other men to express her thanks to them on Valentine’s Day.
これは感謝の気持ちです。日本では、好きな人に気持ちを伝えるだけではなく、他の男性にも感謝の気持ちを伝えるためにチョコレートを贈るのは一般的なんです。

 部署の雰囲気にもよるだろうが、 一人ひとりに配るより、大袋に入ったチョコレート菓子を買ってきて、食べたい人が食べれるように、共有スペースに置いておいて「自由に食べてね」とメモを置いておくか、メールで次のような簡単なメッセージをみんなに送るくらいがちょうどいいだろう。

メッセージは下記のようなものが考えられる。

Happy Valentine’s Day!!
Please help yourself to and enjoy the sweets from Kaori, Sanae and Mayumi. We put a box of chocolates on the shelf of shared snacks.
ハッピーバレンタイン!
かおり、さなえ、まゆみからのお菓子の差し入れです。ご自由に食べてください。
いつもお菓子を分け合う棚にチョコレートの箱をおいています。

 プレゼントは気持ちでするもの。インターナショナルな環境では、不必要に「義理」っぽいことはしないよう心がけよう。

(記事/柏野裕美)

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