2016年02月03日 08時10分
5分で学べる【英語クイズ】 「Finders Keepers」って何?
英語クイズ第4弾! “Finders Keepers”が表すことわざとは?
学校の授業で聞いたことがないような英語が、海外のニュースやドラマに出てくることは多々ある。辞書で調べても、意味が今一つよくわからない、そんな経験はないだろうか?
そこで、ちょっとわかりづらい英語の意味をクイズ形式で出題し、その使い方や活用法を紹介していく。これまで、「guilty pleasure」、「shopping spree」、「Boxing day」の用語について解説した(関連記事参照)。
今回は、「Finders Keepers」について紹介する。
【問題】
「Finders Keepers」は“ことわざ”の一つだが、どんな意味か。
【選択肢】
1. 雨降って地固まる
2. 継続は力なり
3. 落とし物は拾い得
正解は「3」。
「Finders Keepers」は“Finders are keepers.”の略で、“Losers Weepers”とも表現できる。「落とし物は拾い得」とは、「拾ったものは自分のものにすることができるが、失くしたら泣きをみる」という意味。子どもに対してよく使われることわざだが、ビジネスシーンではこういったことは起こらないよう注意したい。
また、このフレーズは小説や映画のタイトルなどにもたびたび使われている。映画『キャリー』や『スタンド・バイ・ミー』、『グリーンマイル』などの有名な作家スティーブン・キングが2015年に出版した小説のタイトルも『Finders Keepers』だ。
さらに、1966年に公開されたイギリス映画『太陽をつかもう!』や1984年に公開されたアメリカ映画『マネーハンティングUSA/500万ドルを追いかけろ』など、いずれも原題は『FINDERS KEEPERS』が使われている。また、2014年には『Finders Keepers』がタイトルのホラー映画も公開されている。
「Finders Keepers」は単に“拾ったもの勝ち”ということではない。自分の持ち物には責任を持つといった前提があるからこそ、生まれたことわざといえる。ただし、高価なものや大金などは「lost and found(遺失物取扱所)」に届ける必要があることは覚えておこう。
【文/寺本亜紀】
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