電話で使える「英語表現」(6) 売り込みを断るフレーズを紹介

実務で忙しい時に“コールドコール”を上手くかわす方法とは? [拡大する]

実務で忙しい時に“コールドコール”を上手くかわす方法とは?

 扱っているサービスや商品によっては、英語での問い合わせ電話が多い会社もあるだろう。英語で一方的な売り込み電話をコールドコール(cold call)という。人材紹介、業務効率化システム、ソーシャルメディアのモニタリンクなど、マニュアル通りのセリフを繰り返す会社もあれば、工夫を凝らしたトークで売り込んでくる会社もある。

 最近は人件費の削減などにより、電話受付担当がいない会社も少なくない。そのため、実務に忙しい社員が対応しなければならないこともある。

 時には、手強いコールドコーラーと対峙することもあるだろう。そんな時は、苛立ちを露わにするよりも「I’m afraid」(あいにく)といったお断りを入れない程度に、こちらも最低限の対応にとどめるなど、手際よく電話を切る方向に会話をしよう。では、下記の例を参考にしてほしい。

<<問合せ例1>>
I’m Jane Wong from XPC Company. I’d like to talk to Mr. Tanaka, please.

<<問合せ例2>>
I’m Jane Wong from XPC Company. Would you put me through to the director of purchasing, please?

<<1と2の訳>>
XPCカンパニーのJane Wongと申します。購買部長さんにおつなぎいただけますか?

<<回答例1>>
He is not available right now. May I take a message for him?
ただいま取り込んでおり、おつなぎできかねます。メッセージをお預かりしましょうか?

<<回答例2>>
He is busy right now. May I ask what this is in regards to?
ただいま取り込んでおります。ご用件をお伺いできますか?

 ちなみに、「in regards to」は「about」の固い表現で、意味は「〜について」。ほかの言い方では「May I know what this is about?」とも言える。

 もし、ここで引き下がらない相手であれば、「個人的なことだから直接話さないといけない」「確認しないといけない資料がある」などと言ってくることもあるだろう。

<<問合せ例3>>
I’m not able to talk about his/her personal matter with you.
個人的なことをあなたにお話しすることはできません

<<問合せの例4>>
I have to speak with him/her directly because this is his/her personal matter.
これは個人的なことなので、直接会話をしなければなりません。

<<問合せの例5>>
I have few items to check with him/her regarding the document he/she submitted to us the other day.
先日、ご提出いただいた書類について数点確認をしたいことがあります。

<<回答例2>>
I’m sorry, but I have to clarify what this is in regards to. Otherwise I cannot continue this conversation.
申し訳ありませんが、ご用件をお伺いできなければこの会話は続けかねます。

 お断りに付け足す言い回しとして次のようなことも言える。

・He is getting similar calls lately. So, I need to take a message for him. He will return your call if necessary.
最近、似たような電話が多く、まずは私がお伺いをして、必要であれば折り返しご連絡をするようにしております。

 早く切りたいコールドコールとはいえ、ビジネスはビジネス。ぞんざいに扱ってしまわないよう、上手な断り方を身につけておきましょう。

(記事/柏野裕美)

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