2015年07月06日 08時20分

電話で使える英語表現(1) 「用件を聞く」「聞き直す」フレーズ

「用件を聞く」「聞き直す」など電話で使える英語表現を紹介 [拡大する]

「用件を聞く」「聞き直す」など電話で使える英語表現を紹介

 英語を頻繁に使わない仕事をしていても、英語で電話がくることがないとは限らない。近くに話せる人がいればいいが、なかなかすぐに助けを求められるとは限らない。あまりのことに、慌てて電話を切ってしまうなんてパニックを起こしてしまうこともあるかもしれない。 そんな突然の電話に備えられるよう、基本的な受け答えのフレーズをここで紹介していこう。

■電話に出るフレーズ「3つ」
 電話に出るときの決まり文句は、難しくないので相手が英語で話してきた際に、スラスラと出るように覚えておこう。

【1】Hello. This is AB Corporation.
AB社でございます。 Helloの代わりに、「Good morning」や「Good afternoon」などのあいさつを使ってもいい。

【2】Thank you for calling. This is AB Corporation. May I help you?
お電話ありがとうございます。AB社でございます。ご用件をお伺いします。

【3】Good morning. This is AB Corporation, Tanaka speaking. May I help you?
おはようございます。AB社の田中です。ご用件をどうぞ。

■用件に対応するフレーズ
 かかってくる電話の多くは、「誰かへの取り次ぎ 」「商品・サービスに関する問い合わせ」「売り込み」だ。

 それぞれのケースに入る前に、まずは相手が名乗るところから見ていこう。確実に聞き取らないといけないのは、 どこの誰から誰宛の連絡かの部分になる。

【例文1】
I’m Jane Wong from XPC Company. I’d like to talk to Mr. Tanaka, please.

【例文2】
I’m Jane Wong from XPC Company. Would you put me through to Mr. Tanaka, please?

 どちらの例文も「XPCカンパニーのJane Wongと申します。田中さんにおつなぎいただけますか?」と聞かれている。ここでの聞き取りのポイントは「Jane Wong」「XPC Company」「Mr. Tanaka」の3つになる。

■聞き直すフレーズ「3つ」
 この時点でうまく聞き取れなかった場合は、必ず聞き直そう。社会人として電話を受けるときに必ず確認する項目というのは日本語でも英語でも変わらない。英語の電話がよくかかってくる部署に配属されている場合は、「英語の電話は聞き取れない」という言い訳はしたくないので、電話での聞き取りと話すポイントを抑えよう。

▼聞き取れなかった場合
【1】Could you repeat your name and company name, please?
お名前と御社名をもう一度お願いできますか?

【2】I’m afraid I couldn’t hear you properly. Could you speak a little slower please?
恐れ入りますが、きちんと聞き取れないので、もう少しゆっくりお話いただけますか?

【3】I think there are some problems with the connection. Could you please repeat what you said just now?
電話の接続状態があまり良くないようです。今おっしゃったことをもう一度お願いできますか?

 ちなみに、聞き取れた場合は、下記のようにシンプルに伝えるといいだろう。

Sure, I will connect you with Mr. Tanaka. Please hold on.
かしこまりました。田中におつなぎいたします。そのままお待ち下さい。

 電話応対で大切なのは、相手が話すことを確実に聞き取ること。英語に慣れていなくても、きちんと実践していくことで上手になるので、まずは名前、会社名、誰宛の電話なのかを聞き取れるようになるといいでしょう。

(記事/柏野裕美)

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