2017年12月27日 12時56分
『君の名は。』にPPAP…留学帰国生が選んだ「海外で流行したと思う日本発のカルチャー」
留学帰国生が選んだ、2017年海外で流行った日本のもの1位『君の名は。』/(C)2016「君の名は。」製作委員会
『2017 ユーキャン新語・流行語大賞』(現代用語の基礎知識選)で「インスタ映え」と「忖度」の2語が年間大賞に決定するなど、今年も日本では様々トレンドが生まれた。文部科学省(以下、文科省)が官民協働で取り組んでいる留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」では、留学帰国生を対象に、留学先で流行していたと思う、日本のカルチャーを調査。2016年8月に日本公開された長編アニメーション映画『君の名は。』が1位に。
『君の名は。』は、2016年興行収入1位、日本映画史上歴代2位の大記録を打ち立てた作品。海外でも広く公開され、国内外の映画ファンからも大きな話題を集めた。日本からの留学生も、「日本の漫画・アニメが好きな人が開催している数1000人規模のイベントがあり、そこで行われたカラオケ大会で「君の名は。」を披露している人がいた」(イスラエル)、「自分が日本人であることを伝えると、一番最初に言われるのが「君の名は。観た?」だった」(韓国)と、各国からその人気ぶりを肌で感じたよう。同作品は、J・J・エイブラムスプロデュースにより、米・ハリウッドでの実写映画化も決定している。
また、2位には2016年に流行語TOP10入りしたピコ太郎の「PPAP」がランクイン。YouTubeなどの配信サイトなどを中心にブレイクをしただけあって、その認知度もワールドワイドに。「ピコ太郎の存在をスウェーデン人から教えてもらったほど流行が早かった。街中でスキップしながら「I have a pen, I have a〜〜」と歌いながら歩く小学生くらいの女の子を見かけたり、私が「Do you have a pen?」とペンを借りようとすると友達がピコ太郎の歌を歌いながらペンを渡してきたりした」と、日本と同じくらい浸透している
ほかにも、2013年にユネスコ無形文化遺産に「和食」が登録されたこともあり、寿司、ラーメン、日本酒といった食文化もTOP10内に。ランキングを見てみると、「Pokemon GO」や漫画、“恋ダンス”など、2016年から今年にかけて流行したものが並ぶ結果となった。
【2017年に海外で流行したと思うもの・カルチャーTOP10】
1位:アニメ、アニメ映画、君の名は。
2位:ピコ太郎、PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)
3位:和食、日本食、寿司、ラーメン
4位:日本酒、酒
5位:Pokemon GO(ポケモン ゴー)、ポケモン
6位:Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)
7位:漫画
8位:逃げるは恥だが役に立つ・恋ダンス・星野源「恋」
9位:インスタ映え
9位:ブルゾンちえみ
【調査概要】
調査期間:2017年11月2日(木)〜11月7日(火)
対象 :大学在学中に1カ月以上留学経験がある大学2〜4年生309名より有効回答
※調査結果の数字は四捨五入のため合計値が必ずしも一致しない場合があります。
調査方法:インターネット調査
※このほか、「トビタテ!留学JAPAN」で2017年に留学した学生に具体的な留学先でのエピソードを調査
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