“復讐” それとも“再挑戦”? 「リベンジ」本当の意味とは

カタカナ語の「リベンジ」と英語の「revenge」は別物として使い分けよう [拡大する]

カタカナ語の「リベンジ」と英語の「revenge」は別物として使い分けよう

 カタカナ語は英語から派生したものが多いが、なかには英語の意味とは異なる言葉も少なくない。 例えば「リベンジ」。 日本での「リベンジ」は、「再挑戦」など敗者が復活してみせようという前向きな意味合いで使われることが多い。挑戦する相手がいるときもあれば、自分への挑戦をする時もある。日本語で会話をする限りは、こうした意味で通じるだろう。 一方、英語の「revenge」は、名詞だと「復讐」「恨み」、動詞では「復讐する」「報復する」という意味だ。自分に傷を負わせたとか不利益をもたらした相手をおとしめるといったダークな意味がある。そのため、カタカナ語「リベンジ」と英単語「revenge」は別物として使い分ける必要がある。

■カタカナ語「リベンジ」を表現するには

 リベンジを英語にするとどんな言い方ができるだろうか。「今度こそはリベンジ!」と一言で言っても、その意味合いも幅広く使われるシーンは実にさまざま。いくつかリベンジと言えるような例を挙げる。

<例文>
・I will make it next time, for sure.
(次回こそは成し遂げます)

・I will surely win this time.
(今度こそは勝ってみせます」

・I will redeem myself on my next project.
(次のプロジェクトでは名誉挽回します)

・I will challenge again to overcome my competition.
(私の競合相手に打ち勝つために再挑戦します)

・I am aiming to earn over 800 score for TOEIC test next time around.
(次回こそはTOEICテストで800点以上のスコアを狙います)

・I will never give up halfway with my research next time.
(次回の研究では途中で投げ出しません)

 ここで挙げた例が全てではないが、日本で使うカタカナ語「リベンジする」という意味合いで表現したいときは、「make it」(成し遂げる)「win」(勝つ)「redeem oneself」(名誉挽回する)「challenge」(挑戦する)「overcome」(克服する)「aim to」(〜を狙う)「not give up」(諦めない)といった言葉を使うと言わんとすることを伝えられるだろう。


■英語「revenge」の表現方法

 「revenge」の例文もいくつか挙げておこう。

<例文>
・I will take my revenge on what he has done.
(彼がしたことに対して復讐します)

・This is my revenge on the person who humiliated me in public.
(人前で恥をかかせた人への報復です)

 英語から派生したはずのカタカナ語でも、日本で定着していくなかで、意味合いが変化した単語もある。そのまま英語として使うのではなく、具体的に何をどうしたいのかを伝えた方がいいカタカナ語があることを覚えておこう。

(記事/柏野裕美)

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