2017年03月20日 11時20分
「問題」「物事」だけじゃない! 多義語「matter」の活用法8選
日常会話にも使える「matter」の活用法を8つ紹介。
中学や高校で習う英単語「matter」。この単語には「物事」「物質」などのほかにも、さまざまな意味や用法がある。そこで今回は「matter」の活用法を8つ紹介。日常会話にも使える表現があるので、覚えておこう。
【1】問題/物事/事柄
最も一般的な意味。可算名詞で「問題」や「物事」、「事柄」を表す。
<例文>
So it is just a matter of time until they show up here.
(だから、彼らがここに現れるのも時間の問題だ)
【2】困りごと
【1】に挙げた「問題」という意味に関連して、「matter」のみで「困ったこと」という意味にもなる。
<例文>
What's the matter with you?
(何か困ったことでもあるの?)
【3】物質/物体
化学的な意味合いで、「物質」「物体」として使われる。
<例文>
Choose a site with deep soil rich in organic matter.
(有機物質に富んだ深い土がある場所を選びましょう)
【4】内容/本体
物事の「内容」「本体」という意味もある。
<例文>
This subject matter is very difficult, for a lot of Americans to even discuss.
(この内容は、多くのアメリカ人にとって議論することすら非常に難しい)
【5】どうでもいい
日常会話では「It doesn’t matter(どちらでもいい、どうでもいい)」というイディオムがよく使われる。
<例文>
If you're happy, nothing else matters.
(あなたが幸せなら、ほかのことはどうだっていい)
【6】実際は
「as a matter of fact」で、「実際は」「実際のところ」という熟語になる。よく使われるので、ぜひ覚えておきたい。
<例文>
As a matter of fact, I dropped them today at the airport.
(実際のところ、私が彼らを今日空港まで連れて行った)
【7】何があっても/たとえ何が〜でも
「no matter what」で、「たとえ何が〜でも」という強い気持ちを表す。「what」の部分には、ほかに「who」「which」「how」「where」「why」「when」などの疑問詞を使うことができる。
<例文>
No matter what I do, how much I pray, how much I serve the church...
(私が何をしようと、どれだけ祈ろうと、どれだけ教会に尽くそうと…)
【8】さらに悪いことに
「to make matters worse」は直訳すると「物事をさらに悪くすること」だが、そこから「さらに悪いことに」という意味になる。
<例文>
To make matters worse, I couldn't sleep.
(さらに悪いことに、私は眠れなかった)
今回の活用法をマスターして、英会話の幅を広げてほしい。
(記事/THE RYUGAKU)
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