2017年01月08日 11時10分
「インフルに感染」英語でなんと言う? “病気”にまつわる表現を紹介
インフルエンザにかかった場合、英語ではどのように表現するのか?
厚生労働省が5日、先月19〜25日の1週間でインフルエンザにより医療機関を受診した患者が全国で推計約51万人にのぼったことを発表。ノロウイルスも猛威をふるっており、各地で警報レベルに達している。
インフルエンザは、ウイルスによって引き起こされる「感染症(infection)」だ。うつる可能性もあり、日本のほかにも予防接種などの対策がとられている国はある。
インフルエンザは英語で「influenza」、省略形は「the flu」だ。インフルエンザにかかった(かかりはじめた)ときは、「I caught the flu」や「I got the flu」と表現する。すでに発症している場合は、「I have the flu」が適切だ。
「インフルエンザに感染した」は「I was infected with the flu」となるが、「インフルエンザがうつった」は「Contagion of the flu」が正しい。感染症を意味する「infection」は「伝染した」という意味ももつので、後者は「Infection of the flu」でも通じる。ただし、この場合は「人から人」ではなく「物や空気から人」のような間接的なニュアンスがある。
余談だが、病気や症状の英語表記は特殊で、冠詞(a, an, the)がついたり、つかなかったりする。冠詞がつく場合、「風邪」だと「the」ではなく「a」を使った「I got a cold」となる。どの冠詞をつけるかは、症状の深刻さ、流行度などによって変わってくる。
インフルエンザに限らず、ウイルスの感染をできるだけ防ぐためには、外出後の手洗いやうがいを入念に行うことが大切だ。
<記事/kotanglish(日本ワーキング・ホリデー協会)>
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