2016年11月09日 08時20分
ビジネスに役立つ【英語知識】 セールス電話を上手に断る言い回し
英語でセールス電話がかかってきた場合、どう対応するのが適切なのか?
名刺交換をしただけなのに、相手の会社のメルマガに登録され、宣伝のメールが送られてくるようになったといった経験がある人は少なくないだろう。また、会社窓口のコンタクトパーソンとしてWebサイトにアドレスを載せていると、直接売り込みのメールが届くこともある。
このようなセールスメールの後には、フォローアップの電話がかかってくるケースも多い。そんな時は、状況に合わせて断るなど、上手く対応をしたいものだ。 そこで今回は、セールス電話を断る際に役立つフレーズを紹介していきたい。
■はっきりと断る場合
はじめから断るつもりであれば、次のように伝えて一方的に電話を切ってしまうのも、ひとつの手だ。
・Thank you for calling, but I’m not interested in this, at this time. I’m sorry but I have to go.
(ありがとうございます。しかし、間に合っています。すみません、もう行かないといけませんので)
・If we have needs regarding your services, someone from our company will contact you. Thank you for calling.
(もし御社のサービスにニーズがあれば、弊社の者が御社に連絡を差し上げます。お電話ありがとうございました)
セールス電話をかけてくる人は、会話の運びが巧みなので、はっきりと断る場合は電話を切る姿勢を崩さないようにしたい。少しでも質問に答えると、切るのが難しくなる。
■やんわりと断る場合
続いて、やんわりと断るための言い回しを紹介する。少しでも話を聞いてみようと考えている場合は、次のようなフレーズを使おう。
・Can you call us back sometime next week? I’m pressed for time at this moment.
(来週に再度お電話いただけますか? 今は時間の余裕がありません)
・Thank you for your email and the follow-up call. But, we don’t have plans to implement services such as yours at this time.
(メールとフォローアップの電話をありがとうございます。しかしながら、当面はそのようなサービスを導入する予定はありません)
・I’m afraid that we don’t have plans to implement such services for now. But if we do in the future, we will give you a call.
(申し訳ございませんが、そのようなサービスは今のところ導入する予定はありません。しかしながら、将来的に検討する場合にはお電話を差し上げます)
ただし、たとえ導入を検討していても、状況を把握できていない状態で一方的に説明を受けるよりは、類似サービスを2〜3社リサーチしてからの方が効率的だろう。
余談だが、セールス電話の受け答えで英会話を練習しようと考えるのはNG。特に会社にかかってきた場合は、無駄にミーティングのアポイントを入れられかねないので、思いとどまるに越したことはないはずだ。
(記事/柏野裕美)
>><ランキング>意外と重要! “講師の質”で人気の「英会話スクール」はどこ?
>>ビジネスに役立つ【英語知識】 連絡する相手を調整するときの表現