「炎上」を英語で言える? 会話で使える英単語!

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「炎上」を英語で言える? 役に立つ英単語を紹介

 突然だが、ネット上で炎上している状態を英語でどう表現するのかご存知だろうか。実は、英語では炎上の具合によって使う表現は変わってくるのだ。商品・サービスの利用者の一部に限定したレベルなのか、利用者全般なのか、あるいはソーシャルメディアで拡散され、メディアにまで飛び火してしまうレベルなのか。シチュエーションにあった英語表現を使う必要がある。

■「炎上」=「flaming」?

 「炎上」を直訳すると「flaming」となる。これは、フォーラムやブログなどに攻撃的なコメントを書いたり、書かれたりする状態のことをいう。

 だが、炎上はこれだけではない。ウェブサービスやソーシャルメディアを使ったマーケティングが時々炎上することもある。その理由としては、価格改定、インターフェースや機能のリニューアル、ステルス・マーケティングなどが多い。また、動画を使ったプロモーションで展開したストーリーのセッティングが閲覧者に受け入れられず、制作側の意図を疑問視する声があがるケースもある。そういった批判コメントは、英語では「炎上」よりも「物議を醸す」と言ったほうがしっくりくるかもしれない。

 こういったケースでは、「negative reaction」(否定的な反応、拒否反応)、「backlash」(反感)、「controversy」(論争)、「provoke criticism」(物議を醸す)といった表現が使われる。

 また、「public」をつけることで「negative public reaction」(世間に広がる否定的な反応)や「public backlash」(世間からの反感)とすることもできる。

 さらに、“炎上”の度合いが増す場合、「negative reaction」は「adverse」をつけて「adverse negative reaction」(極度に否定的な反応)となり、「backlash」には「severe」をつけて「severe backlash」(極度な反感)と表現される。

■実際の使われ方は…

▼「negative reaction」

 価格改定や仕様変更をした後、利用者の一部からクレームがくるとする。この状態を英語で説明する場合、次のようになる。

We received adverse negative reactions from some of our users after announcing the price change.
(価格改定の発表をした後、ユーザーから批判的な反応があった)

 ちなみに、苦情を意味する「クレームをする」は「complain」。カタカナの「クレーム」は日本語英語の意味合い。「claim」は一般的には「反論する」で、苦情関係では損害賠償などの請求をともなう場合に使われる。

Some of our users complained about the recent changes we made.
(一部の利用者から最近の変更点についてクレームが寄せられた)

▼「backlash」

 「backlash」は「negative reaction」よりも強く、社会的な観点で反感や批判的な意見を持つ人の数が多く、ソーシャルメディアやメディアで取り上げられる規模の場合に使われる。また、先程も触れたが、Severeをbacklashの前につけることで、さらにその極度さは増す。

Facing a backlash from consumers, XYZ Corporation decided to take down the misleading advertisement.
(消費者からの批判により、XYZ コーポレーションは、誤解を招いた広告をおろすことにした)

▼「controversy」/「controversial issue」

 論争が賛否両論の場合に使われることが多い。

There are several American movies that have caused international controversy.
(国際的な論争を引き起こしたアメリカ映画はいくつかある)

▼「provoke criticism」/「arouse criticism」/「criticize」

 批判的な論議が展開されている場合に使われることが多い。

The article discussing women in the workplace provoked criticisms related to gender bias issues.
(女性の社会進出をテーマにした記事が、女性への偏見ではないかと物議を醸した)

 歴史的に職場での女性に対しての待遇、及び意識が差別的なものと言う考え方から、「gender bias」と言った場合、biasは女性にかかると認識されている。職場における「gender bias」は、女性への偏見や差別を指すことがほとんど。

(記事/柏野裕美)

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