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TOEIC対策のカリスマ指導者が教える、スコアアップにつなげる“勝ち組の素質”

 TOEICを受験するにあたり、教材を開いて黙々と勉強するだけでなく、対策や英語学習についてのコツを専門家に聞くのも効果的。TOEIC講座は短時間で受けられるものから、泊まり込みで合宿形式に行なわれるものまで様々ある。TOEIC専門の講師が、学習者の疑問や悩みに答えてくれてくれるのもポイントだ。そこで得た知識を確実にスコアにつなげる方法とは。

Vol.2:TOEICセミナー参加で“勝ち組”になるには?

 講義を聞いているだけで勉強した気分に浸るのか、1年で400点ものスコアアップをしてみせるのか、セミナーの受け方一つで結果は変わるもの。TOEICセミナーで全国ツアーをするヒロ前田先生にTOEIC勝ち組の素質について話を聞いた。

―――本屋に行けば実に様々なTOEICの教材がズラリと並んでいますが、本以外にもイベントやセミナー、勉強会などTOEIC学習をサポートする方法は様々ありますね。内容も各種あって、即日定員になってしまうセミナーもあるとか。セミナーに参加をすることで成果をあげるコツというのはありますか?

ヒロ前田先生(以下、前田) まず、参加する前に、自分が何を学びたいか、または、どんな悩みを解決したいかを意識することが大切です。次に、セミナーで学べることはたくさんありますから、参加するだけで満足してしまうことがないよう、復習することも大切です。

 そして、復習だけでなく、新しく取り入れたい勉強法や学習メソッドなどを日々の学習の中で「実践する」ことが最重要と言えるでしょう。そうしないと、結局、講師から学んだことを忘れてしまいますから。
―――セミナー参加をTOEICのスコアアップにつなげられる人に、特徴はありますか?

前田 去年、僕のセミナーに参加して1年で500点台から935点にスコアを伸ばした人がいます。今年3月のTOEICテストで935点(L485/R450)を取ることができたと喜びの報告をもらいました。関西にお住まいで、去年の4月に大阪、9月は神戸、11月は沖縄で開催したセミナーや合宿に参加してくれた人です。

 この人が他の人と決定的に違ったのは、セミナーで学んだことを確実に実践していた点です。4月に初めてセミナーを受け、9月に再会した時に「前回学んだことを実践してきた証拠をお見せします」と、びっしり書き込んだ学習ノートを見せてくれました。

 講師は僕ではなくてもいい。ただ、講師の言うことを鵜呑みにしてその通り実行する。これができる人が多くはありませんが、一定数います。

 セミナーはあくまでも“点”でしかない。セミナーという点と点を繋ぐ線を引くのは自分しかいません。この“線”を引いた証拠を見て「この人は伸びる」なと、疑いの余地はありませんでした。「イベントに参加したから」ではなくて、セミナーをきっかけに、その後の行動を変えることができたからです。

 1年間で200点伸ばす人は何人も見てきました。彼らに共通するのはセミナーに参加すること自体が“達成”ではなく、セミナーを自分の学習の補助ツールにしていることです。つまり、セミナー以外に、メインとなる独学時間をきちんと確保しています。決して「セミナーがメインの学習」とならないよう注意してください。

TOEIC対策のプロ・ヒロ前田先生

―――大変なモチベーションが必要なんですね。そこまでの気力がない場合、セミナー受講を有効なものにするにはどうしたらいいですか。

前田 セミナーに参加することだけを楽しむ人もいます。例えば、半年間で開催される10回のセミナー全てに参加したけど、点と点の間を線でつなぐことはしない。その人たちの達成は、1日6時間のセミナーに参加したことなんです。

 それだけの時間は英語を学ぶ環境に浸っていたのですから、少なからず得るものはあるという考え方です。ですから、スコアを何点あげたいという意識はあっても、成果としては顕著に表れることを期待することはできません。

 魚釣りに行く代わりに週末は勉強に時間を費やそうという趣味の感覚で、それはそれでいいと思うんです。

 1番危険なのは、参加目的を自覚していないパターンです。いつまでにTOEICで何点を取らないといけないという必要性があるにも関わらず、セミナーに参加する以外は何もしない。セミナーに参加すれば成果につながるとぼんやりと思い込んでしまうのはよくない習慣です。

 「このテーマのセミナーはこれを最後にしよう」と、自走するヒントを見つける気持ちで参加すると、その後の学習の効果も上がります。参加するからには成果をださなくては意味がない。そうした目的を見失わないことが大切です。
【プロフィール】
ヒロ前田(ひろ・まえだ)
TOEIC受験力UPトレーナー。神戸大学経営学部卒。大人のための勉強スペース「T’z英語ラウンジ」経営。2003年5月に講師として全国の企業・大学で指導を開始。2005年にはTOEICを教える指導者を養成する講座をスタートし、トレーナーを務めている。2008年グランドストリーム株式会社を設立。TOEICの受験回数は100回を超え、47都道府県で公開テストを受験する「全国制覇」を2017年5月に達成。取得スコアは15点から990点まで幅広い。著書に『TOEICテスト 究極の模試600問』(アルク)、『TOEICテスト900点。それでも英語が話せない人、話せる人』(KADOKAWA)、共著に『TOEICテスト 新形式問題やり込みドリル』(アルク)等がある。
TOEIC受験者必読メルマガ http://hiromaeda.info/(外部リンク)

T’z(ティーズ)英語ラウンジ
住所:東京都世田谷区南烏山5-23-9 鶴間ビル2階
アクセス:京王線・千歳烏山駅から徒歩4分
http://tz-eigolounge.jp/(外部リンク)

(文:柏野裕美)
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