コツは“リスニング”にあり? 英語が苦手でもTOEIC 400点を超えるポイント

英語が苦手な人でもTOEIC400点を超えるポイントを紹介 (写真はイメージ) [拡大する]

英語が苦手な人でもTOEIC400点を超えるポイントを紹介 (写真はイメージ)

 普段から英語に触れる機会のない人にとって「TOEICテスト」なんて遠い存在、と感じる人も多いだろう。英語が苦手な人がTOEICスコアを上げるとなると、やるべきことが山積みのように思えるかもしれない。少しずつでも努力しただけスコアに結果をだせたら、苦手意識は克服できるかも。TOEIC400点を目指す人が効率的にスコアを稼ぐコツを、TOEICテスト対策講師である早川幸治先生に聞いた。

―― リーディングの時間切れが一番のスコアを落とすネックに?

早川幸治先生(以下、早川):「リーディングの時間切れ」は、700点や800点台を取れる受験者にとってもつきまとう課題です。「時間切れ」にとらわれるよりも、単語力をあげることが大事です。どれだけ単語を暗記するかではなく、基礎を固める単語力を養うことがポイントです。

 TOEICテストでは、店や駅での会話や広告などの日常的な話題から特定の事柄について問われたり、ちょっとしたビジネス会話から、どういう場面でのやり取りなのかを問われたり、といった問題がよく出題されます。こうした内容を理解して、答えを推定できるようになれば、400点は超えられます。

―― 語彙力が少なくてもスコアを上げるには?

早川:リスニングに力を入れることをお勧めします。実は、リーディングよりも使われる単語が易しいのです。日本語でも口頭の表現と文書の表現を比較すると、話し言葉のほうが平易な単語が使われるのと同じ。 英語が苦手な人ほどリスニングでスコアを上げられないと悩んでしまいがちですが、すでに覚えている語彙を含む文章を耳でしっかりと聞き取る練習をすると結果に差がつきます。

―― 読めるけど聞き取れない悩みはどうすれば克服できる?

早川:リスニングは、話される語順で理解しなければなりません。日本語と英語は文法が違うことも相まって、 一見難しそうに思えるかもしれません。ここで覚えておいて欲しいのは、「英語は重要なことを先に言う言語」なので、まずは冒頭をしっかりと聞き取ることです。Part2の「応答問題」(Part1〜4は図表1参照)であれば冒頭から動詞までを理解できれば、質問のポイントはほぼわかります。

 たとえば、「When did you submit the report to the manager? (マネージャーにレポートを提出したのはいつですか?)」という質問全体が聞き取れなくても、「When」から「submit」まで聞き取れれば、「いつ提出したか」、もっと言えば、「When」だけでも「いつ」を聞いているのだなということがわかります。

 応答に「This morning.(今朝)」があれば、「When」だけの聞き取りでも正解することができます。

 また、Part3の「会話問題」の場合は、最初に「Excuse me, I’d like to buy a ticket for a train.(すみません。電車の切符を買いたいのですが)」と聞き取れていれば、これが駅での会話だということがわかります。さらに、この人はお客さん、相手は駅員さんということもわかるため、話の展開を推測しやすくなります。

―― リーディングセクションでおさえるべきポイントは?

早川:受験勉強をしっかりとやってきた方は、文法と語彙の知識が問われるPart5「短文穴埋め問題」(Part5〜7は図表2参照)が取り組みやすいでしょう。文法問題では、あくまで文の法則が問われるため、読解力よりも構造を把握する力のほうが大事です。

 また、読解力が問われるPart7「長文読解問題」で、具体的な情報を問われる場合は、情報検索力を発揮して、「本文から答えを探す」ことに集中するといいでしょう 。読むのが苦手な場合は、読む力と知識の両方が問われるPart6「長文穴埋め問題」は後回しにするという手もあります。

<まとめ>
 早川先生からのアドバイスをまとめると、この先の何百点アップを考えるよりも、今の英語力を最大限に活かすことが大事で、Partごとにスコアを稼ぐコツがある。スコアアップのポイントがリスニングに潜んでいたのは意外と思うかもしれないが、その理由が使われる単語がリーディングよりも簡単だということに頷けたのではないだろうか。まずは早川先生が教えてくれたスコアアップのコツを実践しよう。

(記事/柏野裕美)

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