【TOEIC】10年ぶり改訂! 「変更内容」と「対策」を簡単解説

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10年ぶりの改訂となる「TOEIC」はどう変わる? 対策のポイントも併せて紹介!

 日本だけでも年間240万人が受験(※)している「TOEIC」。その出題形式が10年ぶりに一部変更され、今年5月29日に実施される第210回公開テストから導入される。そこで今回は、変更内容と対策をあわせて紹介していこう。

■変更内容

 今回の変更では、実際に使われている英語表現が加わることになった。例えば、テキストやチャットなどのインスタントメッセージに代表される、近年よく使われるコミュニケーション形式、3人以上が参加する会話形式。そのほか、会話の情報と問題用紙の地図やグラフを関連づける問題なども加わる。それに伴い、問題数も変わってくる。

▼リスニングセクション(約45分間)の変更点

【Part1】写真描写問題/10問→6問
【Part2】応答問題/30問→25問
【Part3】会話問題/30問→39問
【Part4】説明文問題/変更なし

<要チェック>
・「going to→gonna」などの省略形や文の一部分(Yes, in a minute; Down the hall; Could you?)などを含む会話が流れる
・文が短く、やりとりの多い会話問題が加わる
・会話やトークの中で話し手が暗示している意図を問う設問が加わる
・3人での会話に関する設問がある
・会話やトークの中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図表などの視覚情報を関連づけて解答する設問が加わる

▼リーディングセクション(約75分間)の変更点

【Part5】短文穴埋め問題/40問→30問
【Part6】長文穴埋め問題/12問→16問
【Part7】1つの文書問題/28問→29問、2つの文書問題/複数の文書になり、問題数は20問→25問

<要チェック>
・文書内の空欄に最も適切な一文を選ぶなど、文書の全体的な構成を理解しているかを問う設問が加わる
・テキストメッセージやインスタントメッセージ、オンラインチャット形式で複数名がやりとりを行う設問やカジュアルな表現も加わる
・3つの関連する文書を読んで理解する設問が加わる
・文書中で書き手が暗示している意図を問う設問が加わる

■役立つ対策は?

 日本でTOEICテストを実施・運営する一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)のサイトに、新形式のサンプル問題が掲載されている。リスニングの音声サンプルもあるので、どのような点が変更されているのか確認しよう。

 また、同法人から『TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編』も発売されているので、各パートの時間配分を確認したい人は本番前に活用し、流れを把握しておくと安心だ。開くと「国旗アイコン」が掲載されていて、どの国の発音なのか視覚で判別できるので、聞き取りが苦手な発音を知ることもできる(米国・英国・カナダ・オーストラリア)。
 
 今回の改訂では、実践に近い英語表現が増えるので、海外の映画やドラマなどを視聴するのもいいだろう。また、有名人のツイッターをフォローすることでも、使える言い回しを覚えられるかもしれない。

 団体特別受験制度(IPテスト)における出題形式の一部変更については、2017年4月に導入予定。

(※)2014年度

【文/寺本亜紀】

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