ワンランク上の「英語表現」 失敗を上手に切り抜ける言い方とは!?

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ビジネスシーンでミスをしてしまった際に使える“英語表現”とは?

 どんなに気をつけていてもうっかりミスをしてしまうことはある。普段しないミスを立て続けにしてしまうこともあるだろう。

 自分のミスで周りに迷惑をかけた時は素直に「I’m sorry」(ごめんなさい)と謝りたくなるところだが、仕事ではそうもいかない。

 特に社外とのやりとりで、「I’m sorry」を頻繁に繰り返していると信頼を失うばかりか、今後のビジネス関係の継続も危ぶまれる。上司やクライアントから「I don’t need your sorry, I need your solution.」(私が欲しいのは反省ではなく解決策だ)と言われてしまうこともあるだろう。

 では、次の2つの例文からビジネスに適した表現を考えてみよう。

<例文1>
I’m sorry for my mistake.
間違えてしまって申し訳ありません。

<例文2>
I’m sorry for what happened.
起こってしまったことに対して残念に思います。

 ビジネス上で、明らかに言い訳の余地があるのは<例文2>で、自分が置かれた状況を修復できる。必ずしも自分に落ち度があったからではなく、ほかに原因があったから招いたミスである含みを加えた表現になるので、状況を説明しやすい。

 同時に「I’m sorry」よりも、よりビジネスライクな謝罪に使う「My apologies」も覚えておこう。

My apologies for the mistake.
間違いにつきまして、謝罪いたします。

My apologies for the confusion.
混乱を招いたことをお詫びいたします。

My apologies for the complications associated with the project. We tried to anticipate issues, but, we did not foresee this situation.
本プロジェクトが複雑化してしまった状況を謝罪いたします。私どもとしましては、諸々の問題を予想し、対策を考えておりましたが、この状況につきましては予期していませんでした。

 上の例文は、「My apologies」と謝りながらも、「We…」を使うことによって発生した問題が会社もしくは組織レベルであることを伝えているところがポイント。

 ミスに自分がかかわっていたとしても、対外的には組織が対処すべき問題になる。謝罪の仕方ひとつで組織間の信頼関係に影響を及ぼすこともある。当事者だからといって個人の問題かのように平身低頭して詫びるスタイルは日本以外ではそうそう通じない。会社の問題を個人として謝り、自分が責任を持って組織を動かし修復することを約束できれば、欧米人には高く評価されるのだ。

 では、「I’m sorry」「My apologies」の後に、「I don’t need your sorry, I need your solution.」と言われないようにするためには、どのように説明をすればいいのか。

 次の例文を比べてみよう。

<例文3>
This is not something I could anticipate.
これは私が予測できることではありませんでした。

<例文4>
I have looked into the issue. Right now, our problem is ~. We have two options to fix this issue.
問題点について調べました。今、我々が抱えている問題は~で、対応するには2 つの選択肢があります。

 <例文3>のように、予測できなかったから失敗したのだと言ってしまうと、準備が不十分だったのではないかとか、プロジェクトに対して無責任なのではないかと思われかねません。

 すでに述べたように、企業のやりとりで「失敗しました。ごめんなさい」で許してもらえることはそうそうありません。特に、日本は会社が人材を育ててくれる風習が残っているが、外資系はそうではない。

 仕事上でミスが発生したとしても、謝る前に原因を明らかにする必要がある。これができるかできないかで信頼度は変わってくるものだ。必ずしも潔く謝ることや非を認めることが美徳として通用しないことを知っておくといいでしょう。

(記事/柏野裕美)

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