2014年04月18日 09時20分

名刺交換で戸惑う「英語の肩書」 〜Presidentは社長じゃない!?

名刺交換で緊張!? カタカナや英語表記での肩書きの注意点 [拡大する]

名刺交換で緊張!? カタカナや英語表記での肩書きの注意点

 ビジネスシーンで、避けては通れない「名刺交換」。書かれた肩書は、相手が会社でどのようなポジションかを知る大事な手がかりとなる。しかし、最近の肩書はカタカナや英語表記の場合もあり、受け取ってから戸惑った経験もあるのでは? 外資系の場合は、企業形態や組織の規模、国によっても役職の表記は異なり、日本の役職名がそのまま海外では通用しないこともある。そこで、英語表記の肩書における“知っておきたい3つの注意点”を抑えておこう。

注意点1:絶対に見落としてはいけない「Chief〜Officer」

 すっかり耳に馴染んだ「CEO」という役職。正式には最高経営責任者(CEO/Chief Executive Officer)と表記する。このほか「最高経営責任者(CEO/Chief Executive Officer)」、「最高技術責任者(CTO/Chief Technology[Technical] Officer)」など、最高責任者を表す場合には、必ず「Chief〜Officer」が使用されている。

注意点2:日本では「副社長」でも、米国では「部長」

 日本では「副社長=Vice President」と英語表記されることが多いようだが、海外では部長クラスに「Vice President」を用いることが多い。副社長は「Executive Vice President」と記すことが一般的だ。名刺の「〜President」をみると、直感で“社長のすぐ下”といったイメージを持ってしまいがちだが、要注意。

注意点3:女性の社会進出に伴い、敬遠されるようになった表記とは?

 女性の取締役会長を表す場合は注意が必要。以前は、「会長=Chairman」が使われていたが、近年、女性が会長に就任するケースが増えてきたこともあり、米国では「Chairperson」を用いることが多くなっている。

 このほか、日本では「○○課長」や、もしくは名前を付けず「課長!」と声を掛けることもあるが、海外では肩書だけで本人を直で呼ぶことは無い。海外の習慣を学ぶには経験を積むことが必須だが、ビジネスにおいて、知識不足が招く大失態という事態だけは回避したいもの。独学だけで習得することは困難かもしれないが、より正確な知識を身に着けよう。

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