今さら聞けない【TOEIC】まとめ<テストの種類&時間>
日常生活やグローバルビジネスにおいて、コミュニケーションに必要な“読む・聞く”を測る。今回は、初めて「TOEIC L&R」を受験する人も、スコアップに励む人、満点を目指す上級者の知りたい情報をまとめて紹介する。
そもそも「TOEIC」とは…?
「TOEIC Tests」に含まれるのは、「TOEIC L&R」のほか、「TOEIC Speaking & Writeing Tests」「TOEIC Speaking Test」「TOEIC Writeing Test」。それぞれ、テスト結果は合否ではなく10点から990点までのスコアで評価され、その基準は一定に保たれる。スコアにより評価や英語能力を正確に測定できるとして、企業・団体では昇進・昇格の要件、社員採用の参考に活用されている。
各テストの形式と構成
■TOEIC Listening & Reading Test
「TOEIC Tests」の中でも、日本で広く受験されている「TOEIC L&R」。リスニング(Listening・聞く)、リーディング(Reading・読む)を測定。
リスニング(約45分間・100問)、リーディング(75分間・100問)、合計約2時間で200問に答える。マークシート方式。
■TOEIC Speaking & Writeing Tests
スピーキング(Speaking・話す)、ライティング(Writing・書く)を測定。実際のビジネスシーンに則した問題を出題。円滑なコミュニケーション能力を、複数の人間が評価する。4技能大学入試にも活用。
「TOEIC Speaking Test」は11問、約20分、「TOEIC Writing Test」は8問・約60分。試験会場にてパソコンを使用して受験。
■TOEIC Speaking Test
約20分間でスピーキング能力を正確に測定。話すトレーニングの効果測定に活用できる。0点から200点のスコアで採点。
11問・約20分で、試験会場にてパソコンを使用して受験。
■TOEIC Writeing Test
団体受験の場合のみ、「TOEIC Writing Test」の受験が可能。
<<TOEIC Bridge Test>>
初・中級者レベルのリスニング(Listening・聞く)とリーディング(Reading・読む)を測定。
英語を学習し始める、最初のステップになるテスト。テスト時間は約1時間、問題数は100問、文法や語彙力が把握できる「サブ・スコア」も測ることができる。