2018年01月12日 08時20分
【TOEIC470点目標】ひっかけ問題はない? スコア獲得のコツは素直に解くこと
【TOEIC470点目標】ひっかけ問題はない? スコア獲得のコツは素直に解くこと(写真はイメージ)
「TOEIC」は、問題や解答方法などの説明はすべて英語でアナウンスされ、問題用紙に書いてある説明もすべて英語。短文を聞き取るのが精一杯という初級者は、戸惑ってしまうことも。
問題形式は、聞き取り(リスニング)と読解(リーディング)の2つのセクションに分かれ、リスニングは聞き取れたか否かで実力がそのままスコアになって表れてしまう。TOEIC講師として人気の早川幸治先生に、スコア470点を目指す“TOEICビギナー”に向けた「リスニング対策」を聞いた。
「まず、『どこかに落としし穴があるのでは?』なんて思わないことが大事です。似た発音で異なる意味の単語が出てくることを心配する受験者がいますが、ひっかけ問題として出題されるかというと、そういう傾向はみられません」
前半に制限時間45分(46〜47分の場合もあり)で100問出題されるリスニング問題。限られた時間の中で解いていかなくてはならないため、1問にかける時間もそう長くは取れない。
「基本的には聞こえたものから判断して、正解を出すことが可能です。『簡単すぎないか』などと疑ってしまって、間違った答えを選んでしまう人が実際に少なからずいます。それは自分で落とし穴を作って、自分でつまずいているようなものです」
勉強したことを発揮して、スコアを確実に取るなら、「素直に答えること」「問題の構成を理解しておくこと」が何よりの近道なのかもしれない。
【プロフィール】
早川幸治(はやかわ・こうじ)
ニックネームはJay。株式会社ラーニングコネクションズ代表取締役。これまで全国120社以上の企業、大学、高校で英語研修や授業を担当。著書はベストセラー「2カ月で攻略 TOEICテスト730点!」など多数。高校2年で英検4級に不合格から学習をスタート。TOEIC 990点(満点)、英検1級。プレゼンセミナーや、ルー大柴さんとトゥギャザー研修も実施中。
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