2015年09月11日 08時30分

完璧さは不要! 「英語」が話せるようになる“本当のコツ”

英語を話せるようになる“本当のコツ”を3つ紹介する [拡大する]

英語を話せるようになる“本当のコツ”を3つ紹介する

 日本人は英語において、「読み書きはそこそこできるのに、会話ができない」と言われがち。確かに、会話より文法に強いのは実際にあるだろう。そこで今回は、そんな苦手意識を払拭し、英語を話せるようになるコツを2回にわけて紹介しよう。

■「ネイティブ」を目指さない
 「英語をペラペラに話せるようになりたい」「ネイティブのように話せるようになりたい」というのは、英語学習者が誰しもが掲げる目標だ。だが、単刀直入に言うと、幼少期にある程度を英語圏で過ごした帰国子女でもない限り、ネイティブと全く同じように英語が話せるようになることは、ほぼ不可能だ。

 だからと言って、「それなら、英語を勉強しても無駄!」とは思わないでほしい。ネイティブになるのは不可能でも、努力次第でネイティブに極力まで近づくことはできる。日本人特有のアクセントが多少残っていても、あるいは時々会話が聞き取れないことがあっても、トレーニングを続けることで、自分が「よりネイティブ近い」英語が話せていると認識できる日が必ず訪れる。

■完璧を求めない
 間違えることを臆せず、とにかく話してみる人は、言語の習得が早いと言われる。とはいえ、残念ながら、多くの日本人は「完璧に話したい」「日本語訛りのアクセントは恥ずかしい」と強く意識してしまうあまりに、積極的に英語で会話ができないことが多い。

 性格的・文化的な問題も背景にあるので、間違えることを気にせずに、勢いだけで話すことは難しい。でも、少し考える角度を変えてみてほしい。

 そもそも日本人は英語のネイティブではないのだから、間違って当然だと相手は思っている。発音が完璧にできないことも、いくつか文法の間違いをしてしまうことも、ネイティブはきちんと理解しているし、間違えたとしても、たいていは意味を汲み取ってもらえるだろう。

 「完璧に話せないから」と話さずにいると、何も進歩はしない。少しずつでも「間違えてもいい」「ちょっとくらい発音が違っていてもいい」という気持ちで、積極的に話し、使う機会を逃さないことが上達させるうえで非常に重要だ。

■教科書と辞書での勉強をおろそかにしない
 読み書きばかりに重点を置いて、口頭練習の時間が絶対的に不足している現在の日本の英語教育に改善の余地があるのは確かだ。だが、教科書・辞書とにらめっこする読み書きの勉強が全く無駄かというと、そうではない。

 教科書で学ぶ「文法」「単語」などの基礎があってこそ、文を組み立てる力、会話を作る力が養われる。一方で、文法を無視して、フレーズだけ覚える学習法を最近ではよく見かけるようになった。確かに、目先の効果だけを見ると英語が話せているように見えるが、この学習法では応用が利かず、長い目でみると非効率的と言わざるを得ない。

 中学・高校の英語の授業で培う「文法」「単語」「読む」「書く」能力がしっかり身についていてこそ、その上に「英語の会話力」をスムーズに築くことができるのだ。

 英語が話せるようになる“コツ”は、このほかにもまだまだある。次回はより実践的なものを紹介していく。

(記事/THE RYUGAKU)

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