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マナー違反に要注意! 海外パーティーの“必須”社交術4つ

海外で多いパーティーでの“交流術”を紹介する [拡大する]

海外で多いパーティーでの“交流術”を紹介する

 海外で生活をしていると、パーティーに呼ばれる機会は多々ある。日本では飲み会が交友関係の幅を広げる場であるように、欧米ではパーティーが新しい交友関係を作る場といえるだろう。海外生活を始めたばかりで現地の友人がまだ少ない時は、このパーティーが友人を作る絶好のチャンスとなるのだが、その一方で、パーティーを苦手とする日本人は多い。そこで今回は、海外でのパーティーをそつなく乗り切る術を紹介する。

 日本人の多くは自分一人という状況でパーティーに参加すると、どうしても尻込みしてしまう。その理由の一つは、英語で初対面の人たちと会話を続けることが非常に難しいためだ。

 これは、単純に英語力が不足しているからではなく、異国の地では外国人である私たちが、初対面の人たちと共通の話題をみつけ、会話を展開させていくことが難しいからだ。そこへ追い打ちを掛けるように、自分の英語力への自信のなさが顔を出し、「私は英語が苦手なので」と言い訳をして、つい引っ込み思案になってしまう。

 ここでは、海外在住者も実際に参考にした「How To Start A Conversation And Make Friends」(Don Gabor著)からヒントを得ながら、パーティーでの社交術を紹介していく。

【1】服装・食事マナーに注意
 パーティー会場へ行く前に、服装がそのパーティーに即しているか確認しよう。友人が主催するカジュアルなパーティーであれば、ジーンズでも構わないが、会社主催のクリスマスパーティーやビジネス関係のパーティーの場合は、ジーンズはご法度。清潔感のある服装を心掛けよう。

 パーティーで食事をする時は、飲み物はすすらない、食べる時にクチャクチャと音を立てないことは大前提。パーティーでパスタなどの麺類が出ることは少ないが、欧米では麺類は決してすすってはいけない。

【2】ボディーランゲージとハグを駆使
 コミュニケーションのスペシャリストでもあるDon Gabor氏は、ボディーランゲージの重要な要素として、「S-O-F-T-E-N」の6つの要素を挙げている。

S = Smile(笑顔)
O = Open Arms(腕を開いて他人を受け入れる。腕組をしない)
F = Forward Lean(積極的に聞く姿勢)
T = Touch(握手を含めた相手との接触)
E = Eye Contact(アイコンタクト)
N = Nod(頷き)

 この6つの要素の中で、日本人が特に注意しなくてはならないのが、「T= Touch(握手を含めた相手との接触)」だ。欧米ではあいさつにハグをする地域が多いが、日本にはこの習慣がないため、海外在住歴が長い日本人でも、うっかりハグをするのを忘れてしまい、非難されてしまうことがある。

 日本人としては、ハグは恋愛関係にある相手と行うことで、友人同士で行うのは少し大げさな気がするが、この思考は欧米ではなかなか受け入れられない。友人に「Bye」とだけ言って別れると、後で「ハグをしてくれなかった」怒られてしまうこともある。

 欧米人にとって、ハグ自体とお互いの親密度はそれほど関わってはいない。2人の親密度を示すものは、ハグ自体ではなく、「ハグの長さ」だ。一瞬しかハグをしない2人は、ただの友人同士である場合が多く、長い間抱き合っている2人を見たら、それはおそらく恋愛関係にあるカップルだ。

 ハグやボディーランゲージをするということは、肉体的な距離が狭まるので、体臭・口臭にも注意する必要がある。

 その他に注意したいのは、「O= Open Arms」と「E= Eye Contact」だ。日本人は猫背の人が多いので、背筋を伸ばして姿勢を正し、相手の目を見て英語を話すとよい。これだけで、自信を持って英語を話しているようにみえる。

【3】トピック選び
 パーティーで話すトピックは、映画、料理、本(文学)、ペット、ファッション、スポーツなど、無難なもので構わない。

 例えば、文学のトピックの場合は、アメリカ人にはエドガー・アラン・ポーやヘミングウェイ、ロシア人にはドストエフスキー、ドイツ人にはゲーテなど、話している相手の出身国の著名作家の本を読んだと話すと好感を持ってもらえることが多い。

 文学に限らず、自分の得意なジャンルのトピックを持っていると、パーティーでの会話で大いに役立つ。

 一方で、パーティーでは避けるべきトピックもある。戦争、人種、宗教、ドラッグ、犯罪、税金、性などのトピックは避けた方が無難だ。特に戦争に関してのトピックは、様々な人の心に暗い影を落としてしまうことがあるので注意が必要だろう。

 また、特にアメリカ人は一般的に肌の色、つまり人種に関してのトピックに非常に敏感だ。間違っても、特定の肌の色を挙げて「○○の肌の色の人間は貧しい」など言ってはならない。こうしたことを、大学の教授が授業中にうっかり口にしてしまい、これに学生が反発して大騒ぎになった例もある。

 さらに、アメリカ人女性の多くは、Male Chauvinistic(男性至上主義的な)発言を嫌う。国によっては、女性よりも男性の方が偉いと見なされている国もあるかもしれないが、「平等」の概念を信じるアメリカ人女性たちには、その考えは受け入れがたいものなのだ。

 外国人と会話をするコツは、多様性を尊重し、外国人の持つ違いを決してバカにしないことだと、Don Gabor氏も著書の中で説いている。

【4】必ず聞かれる質問への答えを準備しておく
 海外のパーティーに参加すると、日本人として、初対面の人から必ず聞かれる質問が3つある。

1.出身地
2.この国へ来た理由
3.今の職業

 この3つの質問には英語で的確に答えられるよう、予め準備しておくとよい。加えて、海外生活開始当初の失敗談など、自分が体験したエピソードも準備しておくと、会話がさらに広がるはず。体験エピソードは、その人の人となりを表すので、初対面の人にも親近感を抱いてもらいやすいだろう。

 パーティーとは、本来楽しいものであるはずだ。ここで紹介したルールを身に付けて、臆することなくパーティーを楽しんでもらいたい。

(記事/THE RYUGAKU)

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