2013年05月11日 10時00分

働く女性、職場での“出産・育児”支援環境にジレンマ

「女性力に関する調査」の結果一覧。 [拡大する]

「女性力に関する調査」の結果一覧。

 英会話のGabaは8日、働く女性を対象とした「女性力に関する調査」の結果を発表した。女性が職場で活躍するために「重要なこと」については、【出産・育児後に復帰しやすい職場環境】(68.1%)を筆頭に、出産・育児に関する会社側のフォローを挙げる声が圧倒的。しかし、職場で「実際に行われていること」について尋ねると、【出産・育児後に〜】は29.8%、育児休暇についても重要視する声は63.9%だが、実際には31.6%といずれも半数以下と、理想と現実には大きな隔たりがあった。

 上位2項目のほか、女性が「重要だ」と感じている項目で出産・育児に関連するものは、4位の【保育所など保育サービスの整備】(48.8%)。こちらも実際の職場で行われているかどうかについては僅か4.7%と、女性が活躍できる職場づくりについては、まだまだ課題山積といえそうだ。

 このほか、自身の女性力のイメージを探るために、「身についていると思うスキル」を尋ねると、【一般常識】が49.7%で最も多く、【忍耐力】43.9%、【コミュニケーション能力】32.1%が続く。「今後、身に付けたいと思うスキル」では、【英語力】が48.5%で首位となり、やはり働く女性の多くは英語力が必要だと感じているようだ。

【調査概要】
調査期間:2013年4月12日〜4〜15日
調査対象者:20歳〜59歳の女性有職者
調査方法:モバイルリサーチ
調査地域:全国
回答数:合計1000名
データ出展:株式会社GABA

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