社会人がゼロから英語を勉強する方法!初心者でも挫折しない学習ステップとコツを紹介

社会人がゼロから英語を勉強する方法!初心者でも挫折しない学習ステップとコツを紹介

英語をゼロから学び直したい社会人にとって、「何から始めればいいのか」「続けられるか」が最大の悩みではないでしょうか。

この記事では、英語力がほぼゼロでも挫折せずに上達できる学習ステップと、忙しい社会人でも習慣化できるコツを紹介します。

英語が苦手でも今日から始められる実践的な方法をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
福田 美智江

監修者福田 美智江

MCA達成&成功コーチング 代表 講師/コーチ。2025年に「社会文化功労賞」受賞。

mokuji目次

  1. 社会人の英語学習は本当に2,200時間も必要?
  2. 社会人のための英語学習法4ステップ
    1. STEP1:中学英単語・英文法を1ヶ月で完璧に復習する
    2. STEP2:発音の基礎ルールを学び、リスニング力を向上させる
    3. STEP3:簡単な英語に大量に触れる(インプット)
    4. STEP4:英会話で実践練習を積む(アウトプット)
  3. 社会人がゼロから英語を学ぶコツ3つ
    1. 1.具体的で測定可能な目標を立てる
    2. 2.完璧を目指さず「習慣化」を最優先する
    3. 3.学習の進捗を記録し「見える化」する
  4. 社会人の英語学習に関するよくある質問
    1. どのくらいで効果を実感できますか?
    2. 費用は総額でどれくらいかかりますか?
    3. 忙しくて時間がなくても続けられますか?
  5. 社会人でもゼロから英語の勉強はできる
福田 美智江

監修者福田 美智江

MCA達成&成功コーチング 代表 講師/コーチ

17歳まで海外で生活。小学校はポルトガル語教育、中学校は日本語教育、高校は英語教育を受ける。15年間英会話教室を主宰した後、2012年にMCAを設立。「MCA達成&成功コーチング」では、「世界に通用する才能を育てる」活動を行っている。

社会人の英語学習は本当に2,200時間も必要?

社会人の英語学習は本当に2,200時間も必要?

「スキルアップのために英語を学びたくても、忙しくて勉強の時間が取れない」「今さらどこから手をつけていいかわからない」などの理由で、二の足を踏む社会人も多いようです。

アメリカ国務省の外交官養成機関であるFSI(Foreign Service Institute)は、言語習得の難易度について「FSI Language Difficulty」という調査結果を発表しています。

それによると、ネイティブの英語話者がゼロから日本語を学ぶ場合、身に付けるまでに必要な時間は2,200時間かかるそうです。

もちろん、英語話者が日本語を学ぶ場合と、日本語話者が英語を学ぶ場合では条件が異なるため、単純に同じとはいえません。

しかし、英語と日本語は構造的に大きくかけ離れているため、互いに習得が難しい言語である点は共通しています。

そのため、日本語話者が実務レベルの英語を身につけるためにも、約2,200時間という数字は一つの目安になるでしょう。

つまり、ゼロから英語を勉強する場合、毎日1時間学習を続けても、習得までに6年以上かかる計算になります。

ただし、これはあくまでネイティブレベルを目指す場合の数字です。

「ビジネスで最低限の意思疎通ができるレベル」や「海外旅行で困らないレベル」であれば、必要な時間はもっと短くなります。

また、日本の中学・高校で約1,200時間の英語教育を受けているため、社会人の学び直しは決してゼロスタートではありません。

すでに基礎があるため、追加で約1,000時間の学習で十分な英語力を身につけられる計算になります。

社会人のための英語学習法4ステップ

社会人のための英語学習法4ステップ

英語をゼロから学び直す場合、やみくもに勉強を始めても効果は出にくいものです。

限られた時間を有効活用するには、正しい順番で学習を進めることが重要になります。

この4つのステップを順番に進めることで、初心者でも英語力を着実に伸ばすことができます。

まずは基礎を固めてから、徐々に実践的なスキルへと発展させていきましょう。

具体的なステップは以下のとおりです。

社会人のための英語学習法4ステップ

それぞれのステップについて、詳しく見ていきましょう。

STEP1:中学英単語・英文法を1ヶ月で完璧に復習する

日常会話の約8割は中学英語でカバーできるため、まずは中学レベルの復習から始めましょう

基礎が固まっていないと、その後の学習効率が大きく下がってしまいます。
●単語の勉強方法
単語帳を使い、1日20個を目安に覚えていきます。

単語だけでなく、例文も必ず音読しましょう。

音読することで、単語の使い方と発音を同時に身につけられます。

覚えた単語は定期的に復習し、長期記憶として定着させることが大切です。

例文は、音声にして(CDや録音など)“ながら”BGMのように繰り返して流しておくと英語のリズムに慣れていきます。

耳の慣れがステップ2に繋がっていきます。

●文法の勉強方法
参考書を通読するだけでなく、例文を暗記・暗唱することが重要です。

文法のルールを頭で理解するだけでなく、口に出して練習することで、実際の会話で使える知識になります。

●学習スケジュール例
平日は通勤時間や昼休みを活用して30分、休日は1時間を目安に学習を進めましょう。

1ヶ月でひととおりの復習を完了させることを目標にします。

STEP2:発音の基礎ルールを学び、リスニング力を向上させる

「自分が正しく発音できない音は聞き取れない」という原則があります。

リスニング力を上げるには、まず自分の発音を改善することが近道です。
●具体的な学習法
フォニックスや発音記号の学習がおすすめです。

YouTubeチャンネルやアプリを活用すれば、1日15分程度で手軽に取り組めます。

完璧なネイティブ発音を目指す必要はなく、まずは「通じる発音」の基礎を身につけることが目的です。

また、アプリやAIで自分の英語音声を入力してみて、出力された文章を確認し、自分の発音がしっかり読み取られるかをチェックしてみましょう。

周りに英語ができる人がいれば、発音をチェックしてもらうこともおすすめです。

●効果的なリスニング練習
ただ聞き流すのではなく、スクリプトを見ながらシャドーイングをおこないましょう

音声を聞きながら、2〜3語遅れて同じように発音する練習です。

何度も繰り返すことで、英語のリズムや音の変化に慣れていきます。

最初は簡単な文章から始めると気持ちがのりやすくなります。

STEP3:簡単な英語に大量に触れる(インプット)

基礎を固めたら、簡単な英語に大量に触れていきましょう。

自分のレベルより少し簡単な英語の読み物や、子供向けのニュースなどを読む・聴くことから始めていきます。
●具体的な学習法
英語学習アプリでは「mikan」(単語学習)や「BBC Learning English」(総合学習)、参考書では中学生向けのリーダーやペンギンリーダーズがおすすめです。

YouTubeでは「VOA Learning English」など、ゆっくりとしたスピードで話されるニュースが適しています。
このステップの目的は、英語の処理速度を上げ、英語の語順やリズムに慣れることです。

完全に理解できなくても、大筋が分かればOKという気持ちで、とにかく大量の英語に触れましょう。

特にご自身の興味のあるもの(趣味、小説やSFなど)を選ぶと学習に熱が入りやすいです。

また、「ながら学習」の時に2倍などの速聴をすると、しっかりリスニングに戻った時、通常スピードが聞きやすくなる効果があります。

STEP4:英会話で実践練習を積む(アウトプット)

インプットとアウトプットの理想的なバランスは3:7程度といわれており、アウトプットの重要性は非常に高いです。

学んだ知識を実際に使うことで、初めて自分のものになります。
●英会話が社会人におすすめの理由
マンツーマンで話す機会が多く、正しい発音・文法に修正してもらえる点が大きなメリットです。

オンライン英会話なら、時間や場所を選ばずに学習できます。

その際、できるだけ自分の仕事に関わる英語を題材にすると、より実践的になります。

●初心者の心構え
完璧に話そうとせず、間違いを恐れないことが大切です。

予習・復習を欠かさずおこない、レッスンで学んだ表現を定着させましょう。

最初は簡単なフレーズから始め、徐々に表現の幅を広げていくことで、着実に英会話力が向上します。

“自分のこと”を話せるようにすると、自然に話が広がり、語彙力をつけたくなりますので、おすすめです。

社会人がゼロから英語を学ぶコツ3つ

社会人がゼロから英語を学ぶコツ3つ

社会人が英語学習を継続するのは、決して簡単なことではありません。

仕事や家庭で忙しく、まとまった学習時間を確保するのが難しいうえ、学生時代と比べて記憶力の衰えを感じることもあるでしょう。

しかし、正しい方法で取り組めば、限られた時間でも着実に英語力を伸ばすことができます。

ここでは、社会人が英語学習を成功させるための3つのコツを紹介します。

社会人がゼロから英語を学ぶコツ3つ

  1. 具体的で測定可能な目標を立てる
  2. 完璧を目指さず「習慣化」を最優先する
  3. 学習の進捗を記録し「見える化」する

1.具体的で測定可能な目標を立てる

漠然とした目標では、学習の方向性が定まらず、モチベーションも維持しにくくなります。

具体的で測定可能な目標を立てることが、英語学習成功の第一歩です。

「英語が話せるようになる」ではなく、「3ヶ月後の海外出張で、自己紹介と業務内容を英語で説明できる」のように、SMARTな目標を設定しましょう。

たとえば「6ヶ月後にTOEIC600点を取得する」「1年後には日常会話がスムーズにできるようになる」など、いつまでにどうなっていたいのかを明確にします。

目標を達成したときの達成感は、学習のモチベーションをさらに高める要因となります。

また、目標を達成する目的がわかるとより力になります

例えば、「TOEIC600点によって(目標)、昇進する(目的)」「日常英会話ができて(目標)海外に住む(目的)」など目標と目的をセットで考えてみることがおすすめです。

※Specific:具体的、Measurable:測定可能、Achievable:達成可能、Relevant:関連性がある、Time-bound:期限がある

2.完璧を目指さず「習慣化」を最優先する

英語学習の成功は、どれだけ長時間勉強するかではなく、どれだけ継続的に学習するかにかかっています。

完璧を目指さず「習慣化」を最優先することが重要です。

「週1日、3時間」より「毎日15分」の継続のほうが、学習効果は高くなります。

エビングハウスの忘却曲線によると、人は学習後24時間で約70%の内容を忘れてしまいますが、定期的に復習することで記憶が定着しやすくなります。

毎日同じ時間に勉強する習慣をつけましょう

通勤時、昼休みなど、日常のルーティンに英語学習を組み込むことで、少しずつでも着実に英語力を磨くことが可能です。

習慣化できれば、英語学習に「意志の力」は必要ありません。

3.学習の進捗を記録し「見える化」する

自分の成長を実感できないと、モチベーションを維持するのが難しくなります。

学習の進捗を記録し「見える化」することで、日々の成長を確認できます。

学習時間や使った教材を記録するアプリや手帳を活用しましょう。

「今日は20個の単語を覚えた」「1週間で合計3時間学習できた」など、小さな成功体験を積み重ねることが大切です。

また、少しでも話す場(アウトプット)を作っておきましょう

今は、アプリやChatGPTと会話ができますので、気軽に試してみてください。

実践力の進歩が自信になります。

記録をつけることで、自分の学習パターンや弱点も把握しやすくなります。

グラフ化すれば、着実に力がついている手応えを得られるでしょう。

達成度を可視化することで、「次も頑張ろう」という前向きな気持ちが生まれ、学習の継続につながります。

社会人の英語学習に関するよくある質問

社会人の英語学習に関するよくある質問

英語学習を始める前に、多くの社会人が抱く疑問や不安があります。

ここでは、特によく寄せられる質問に答えていきます。

どのくらいで効果を実感できますか?

学習効果の実感には個人差がありますが、正しい方法で毎日学習を続ければ、多くの人が1〜2ヶ月程度で変化を感じ始めます

たとえば、1ヶ月の基礎復習を終えた段階で「簡単な英文がスムーズに読めるようになった」と実感する人が多いです。

3ヶ月継続すれば「英語のニュースが聞き取れる部分が増えた」「簡単な日常会話ができるようになった」など、具体的な進歩を感じられるでしょう。

ただし、プラトー(停滞期)と呼ばれる、努力しているのに上達を実感しにくい時期が訪れることもあります。

これは誰もが経験する自然な現象なので、焦らず学習を継続することが大切です。

定期的にTOEICなどの試験を受けることで、客観的に自分の成長を確認できます。

費用は総額でどれくらいかかりますか?

英語学習にかかる費用は、選択する学習方法によって異なります

独学であれば、比較的低コストで始められます。
●独学で学習する際の費用
・参考書や単語帳:1冊1,000〜2,000円程度

・英語学習アプリ:月額500〜2,000円程度

●オンライン英会話
月額5,000〜10,000円程度が相場
これらを組み合わせても、月1万円程度に抑えることが可能です。

一方、英語コーチングサービスを利用する場合は、3ヶ月で30〜50万円程度と高額になりますが、専任コーチによる徹底的なサポートが受けられます。

短期間で確実に成果を出したい人や、独学に不安がある人には有効な選択肢です。

自分の予算と目標に合わせて、適切な学習方法を選びましょう。

忙しくて時間がなくても続けられますか?

忙しい社会人でも、工夫次第で英語学習を継続することは十分可能です。

重要なのは、まとまった時間を確保することではなく、隙間時間を有効活用することです。

通勤時間に単語アプリで学習したり、昼休みに英語のニュースを聞いたりするだけでも、1日30分程度の学習時間は確保できます。

お風呂の時間や、家事をしながらのリスニング学習など、「ながら学習」も効果的です。

大切なのは「1日3時間」より「毎日15分」の継続です。

短時間でも毎日続けることで、学習が習慣化され、無理なく継続できるようになります。

完璧を目指さず、できる範囲で学習を積み重ねていきましょう。

社会人でもゼロから英語の勉強はできる

社会人になって英語の重要さを感じても、「忙しくて勉強の時間が取れない」「高校までに学んだことを忘れてしまった…」など、学び直しをためらっている人もいるかもしれません。

しかし、社会人がゼロから英語を勉強することは可能です。

英語の勉強を習慣化して、目標に向かってコツコツ努力しましょう。

挫折してしまいそうな場合は英会話スクールを利用して、講師やスタッフに協力してもらいながら勉強することも有効です。

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福田 美智江

監修者福田 美智江

MCA達成&成功コーチング 代表 講師/コーチ

17歳まで海外で生活。小学校はポルトガル語教育、中学校は日本語教育、高校は英語教育を受ける。15年間英会話教室を主宰した後、2012年にMCAを設立。「MCA達成&成功コーチング」では、「世界に通用する才能を育てる」活動を行っている。

小学生〜社会人に「英会話コーチング」、リーダーに傾愛力®(人を理解し、サポートする力、そして、人を元気にする力を持っていること)講座やセッション、
保育園・幼稚園・学校・教育委員会に研修を行なう。小学校のPTA会長歴あり。3人の子どもを持つ母親。5冊の著書がある。2025年に「社会文化功労賞」受賞。

ホームページ:https://www.mca-coach.com/

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