2018年02月24日 08時20分
cuteを男性に使うのはあり?英語でかわいい意味のcuteとprettyの違い
“かわいい”を英語で、男性にも使えるのは「cute」と「pretty」どっち?(写真はイメージ)
日本語の「かわいい」は国内に止まらず、クール・ジャパンや日本文化の発信として“KAWAII” として世界にも浸透しつつある言葉だ。その「かわいい」は、英単語にすると多くの人が“pretty”と“cute”を思い浮かべるだろう。どちらのなじみのある単語だが、意味やニュアンスに違いがあるのだろうか。
■“pretty” の意味
“pretty”には“attractive, pleasant to look at” という意味がある。つまり「見た目がいい」というニュアンスを持っている単語だ。顔や見た目が「かわいい」「きれい」という褒め言葉として、小さい女の子や若い女性に対して使うことが多い。ただし、“beautiful”ほど「美しい」という意味はない。
・Your girlfriend is very pretty.
君の彼女、きれいだね。
・She has a pretty face.
彼女はきれいな顔をしている。
また、顔や見た目以外にも声を褒める時に使ったり、物に対しても使うことができる。
・You have such a pretty voice.
(聞いていて)心地いい声をしてるね。
・Those flowers are so pretty.
これらの花はとてもかわいい。
■“cute” の意味
“pretty” と意味は似ているが、日本語の「かわいい」は“cute”に近いかもしれない。“cute” はどちらかというと、赤ちゃんや小さい子どもに対して「かわいい」「愛らしい」という意味で使われることが多い単語だ。動物の赤ちゃんや小さい物にもよく使う。
・Look! That baby is super cute1
見て!あの赤ちゃん、すごくかわいい!
・Cute little puppies always make me smile.
かわいい子犬を見るといつも笑顔になる。
女性に使う場合には、見た目のかわいさ・きれいさよりも、仕草や雰囲気なども含めて愛らしいというニュアンスを含んでいる。
さらに、男性に対して「かっこいい」「セクシー」という意味の褒め言葉としても使われるのが“cute”の特徴だ。
・Don’t you think he’s cute?
彼、かっこいいと思わない?
“pretty”も“cute”も似た意味の単語だが、若い女性は“pretty”と言われたほうが喜ぶだろう。
ただし、大人の女性に対してはそれほど褒め言葉ではない。大人の女性への一番の褒め言葉は“beautiful”だ。
記事/(C)日刊英語ライフ
ニュージーランドを拠点に活動するYoko Osadaによる英語コラムサイト(https://kiwi-english.net/)。ネイティブから学んだ使える英語と多くの人がひっかかりそうな文法・フレーズなどを「簡単に分かりやすく」日刊で紹介している。
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