ビジネスに役立つ【英語知識】「anticipate」と「expect」の使い分け

「anticipate」と「expect」のニュアンスの違いを例文を用いて解説する [拡大する]

「anticipate」と「expect」のニュアンスの違いを例文を用いて解説する

 英語には、スペルが異なるものでも同じ意味をもつ単語がいくつかある。「予測する」を意味する 「anticipate」と「expect」もそのひとつだ。前者は、「予測してそれに備える」という意味で、後者は「十分な根拠に基づいて予測する」といったニュアンスがある。

 さっそく例文を踏まえて、その違いを解説していこう。

<anticipateの場合>
We are anticipating the result of the customer survey by the end of this month.
(今月末までに顧客調査の結果を得られることを想定しています)

 上記の例文は、いくつか想定される結果に基づき、アクションを取れる準備をしているという意味。また、「anticipate」は“期待通りの結果を得られるわけではない”ことを伝える場合にも使われる。

<expectの場合>
We are expecting to have the result of the customer survey by the end of this month.
(今月末までに顧客調査の結果を得られることを想定しています)

 一方で「expect」を使うと、顧客の属性や意識などを把握する調査データが揃っているうえで予測したニュアンスとなる。

 いずれも間違いではないが、ビジネスにおいては“事前に予測してそれに備えている”のか、“十分な根拠に基づいた予測”なのかを意識して使い分けたい。

 続いて、よく見聞きする「beyond my expectation(予測を超えて)」を「anticipate」に置き換えてみよう。

<expectの場合>
The user reaction was something beyond my expectation.
(利用者の反応は私の予測を超えるものでした)

<anticipateの場合>
The user reaction was something beyond my anticipation.
(利用者の反応は、私が対処しうる予測を超えるものでした)

 「expect」と「anticipate」は良い悪い両方の意味で使えるが、上記の例文を比較すると、<例文1>は良くも悪くも単なる想定外、<例文2>は事前に準備しうる限界を超えており、準備不足か対応力が足りないといった意味合いとなる。

 このように同じ意味をもつ単語は、さまざまな例文に当てはめてニュアンスの違いを覚えると、使い分け方法がマスターできるだろう。

(記事/柏野裕美)

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