急成長する「オンライン英会話」市場 業績トップの秘策とは?

レアジョブの代表取締役社長・加藤智久氏 (C)oricon ME inc. [拡大する]

レアジョブの代表取締役社長・加藤智久氏 (C)oricon ME inc.

 ユニクロなど、大手企業では社内で英語を公用語化する動きが進められ、さらに2020年の東京五輪開催決定を受け、改めて“英語を学ぶ”機運が高まっている。そんななか、英会話市場で急成長を遂げているのが「オンライン英会話」だ。そこで、ORICON STYLEでは同業界においてサービス開始からわずか6年で業績トップを独走する「レアジョブ英会話」を運営する、レアジョブの代表取締役社長・加藤智久氏にインタビュー。市場の変遷と今後について話を伺った。

■業績トップの3大要素は「低価格」「高品質」「利便性」

 英会話教室といえば、ひと昔前は「駅前留学」と言われたように通学スタイルが主流だったが、パソコンやスマホの普及によりオンライン英会話が台頭。矢野経済研究所が今年4月に発表した『eラーニング市場に関する調査結果 2013』によると、個人向けのeラーニング市場規模は、2012年度の7億円から2013年度は前年度比32.9%増の9億3000万円になると予測。Skypeを利用したオンライン英会話がその伸びを牽引しているといえる。

 同業界で、破竹の勢いで成長を続けるレアジョブ英会話は、「累積会員登録者数」「講師数」「1日の提供レッスン数」で業界トップ(レアジョブ調べ、2013年10月現在)。なかでも累積会員数(法人会員含む)は、2012年10月で13万人を記録し、2013年10月で20万人を突破と、わずか1年で7万人増の急成長ぶりをみせている。

 加藤社長によると、支持を集めた秘策は「低価格」と「高品質」、そして「利便性」が挙げられるという。同社の場合、最も顧客に利用されているのは「毎日25分プラン」(5980円/月)。レッスンは早朝6時から深夜1時までと、顧客のライフスタイルに合わせた利便性を重視している。

■講師と生徒の“相性重視”が顧客満足度を高める鍵

 同社の会員層は20〜30代が中心で、男性の割合が55%。職種としては技術職が多く、営業職やマネジャー職、学生、主婦の割合も年々増加しているという。また、法人会員向けにアパレルなど業界に特化した教材を使用するレッスンも新たに始めたそうだ。法人取引数は、日本通運、富士通など200社にのぼる。

 加藤社長にユーザー拡大、満足度向上に向けた施策を尋ねると、顧客のニーズや講師に求めている優先項目を重視するため、ビッグデータを用いた“講師と生徒のマッチング”に注力。検索機能を使えば、性別や年齢、日本語の会話能力、大学の学部や学科など各会員の趣味・思考や目的に合致した講師を選ぶことが可能。この点については、「趣味の話で講師と盛り上がるなど、家に帰って“話し相手がいる”という感覚で、受講を楽しんでいただいています」と自信をみせる。

 また、初級者用教材、TOEIC学習、海外留学のためのTOEFL学習など、それぞれ無料の教材を用意していることも、顧客の満足度を高める施策といえそうだ。

 「オンライン英会話でまず“英語が楽しい”といった経験を積むことが大切です。学んだ英語をすぐ使って効果を実感する、オンライン英会話はそれを可能にします。会員のみなさんの夢を叶えるお手伝いをしていきたい」と加藤社長。今後ますます、出社前や帰宅後など時間を有効活用してオンライン英会話を日課にするビジネスパーソンが増えそうだ。

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